2002年1月12日 土曜日
刺し身のツマ 其の壱のA
釣行決定から釣行後まで、ツマの目から見た釣り師夫の姿
（
は、５点満点）
ワクワクそわそわ度
今回もやっぱりそうだ。
２週間ぶりの釣行だというのに気のないそぶり。
しかし「明日は釣れる気がするねんな-。２ｋｇぐらいのが
３枚くらい。あの人とあの人に送ったろか。」な-んて言って
口笛なんて吹きながら仕度をしていたな-。
やっぱりワクワクしているのだろうか？
満足度
「な、言ったやろ！釣れるって。」
ヒラメ4枚、それも２ｋｇ前後のいい感じ。外道も高級魚で満足。
あの人・この人にも贈って差し上げれたし、また自慢のネタが増えたってところか！？
いい気になって「やっぱりぼくってうまいんやで！ヒラメって難しいと
思ってたけど釣れるもんやな。」ってさ。
満足度５点にならなかったのは、同じ釣り部の方が４．５ｋｇのヒラメを釣られたらしく
それが少々悔しいようだ。
来週もまたもやヒラメ狙い。ほんと好きね-。
ワクワクそわそわ度
２週間ぶりの釣行だ。
ヒラメ狙いに行くことが決まっているからか、ヒラメに対する
ワクワクそわそわ度が感じられない。
その分、「イカ釣りたいし、カンパチ・ヒラマサも釣りたいな。」とブツブツ。
釣りたいものもいっぱいあるし、あっちの釣り部、こっちの釣り部、あの人とも
行きたいし、まわりがやってない”かもし”はひとりで行かなあかんし...と相変わらず
釣りバカぶりの夫である。
前回のヒラメ狙いは貧果だったので、今日の目標もかなり控えめの
「１枚...」だそうだ。
どうした！？夫！！
満足度
”ヒラメなんてチョチョイのチョイ”と思っているのか4枚釣ったというのに
特に喜ぶでもなく、今日の話は「波が高くてジェットコ−スタ−に乗ってるみたいで...」
という内容。
「なんだそれ？もっと語れよ。」って感じだ。
ワクワクそわそわ度
夫はまさに釣りバカ夫。
新しい釣りに挑戦！”かもし釣り”で大物狙いだ。
子供のころは”へらぶな”をやっていたらしく、今度は”かもし釣り”。
そのうち松方弘樹バリに”ジギング”なんかやりだしたりして...。
今回は初挑戦なので、ぼうず覚悟。とかなんとか言いながらも
大型ク−ラ−「トランク大将」と共に出かけて行った夫であった。
満足度
アジ2匹。
まあ、こんなもんでしょう。
帰ってきてそうそう「あかんかったわ。でも、船中でヒラマサ1本も釣れへんかったんやで。」
そう、言い訳です。
夫はいつもこう言う。「船中で誰か釣ってたら、ボウズの人が多くても、ぼくは釣ってるんやで。」
だから、今日は釣れなくても仕方ない。というわけだ。
”かもし釣り”にまた挑戦するようで、こませ袋を買いたしてきた夫であった。
さて、何回目で念願のヒラマサをゲットすることができるのでしょうか？
ワクワクそわそわ度
ヒラメ解禁だ-！！
お得意（？）のヒラメとあってか、見ていてムカツクくらい
舞い上がっている。
でも、情報によると釣れていないらしい。
「期待せんといてな。」と言って出かけたが、内心は大きな希望をもっているのだろう。
ざまぁみろ！の結果にならなきゃいいのにね。
満足度
「うほ-っっっ！！ざまぁみろ！」
後片付けがなんて楽なんでしょう！
ワカシ2匹にソゲ1枚。
しかも、ソゲもソゲ。ペラッペラの放流ギリギリの３２ｃｍ。
刺身にもできやしない。
隣の人はでっかいでっかいヒラメを釣ったらしいと言うのにね。
解禁そうそうでこの釣果。
来週も同じ船で釣行予定だが、結果も同じか？？
ワクワクそわそわ度
「こないだのワラサの在庫がまだ冷凍庫にあるで。」と言うと
ワラサは食べることより、釣る楽しみのほうが大きいらしい。
バカ夫の嬉しそうな顔を見ていると、ツマは明日のかたずけのめんどくささを思って
早くもご機嫌斜めになる。
「あ-、やだなぁ...」
満足度
船中２本のうちの１本が夫らしい。
そう聞くと「やるね-」と言ってやりたいが、
まあ皆さん聞いてください。
今日は帰宅が遅く、道具をかたずける前に食事にした。
食後ツマはワラサと格闘、夫は道具のかたずけと風呂へ。
風呂場から出てきた夫は「解体作業はどう？ほな、寝るわ。」と言い残して
今じゃ既に高いびきをかいている。
「なんやの、それ？」って言いたくなる。
当然のことながら、ツマはこの後カッパ洗い、明日は今日洗えなかった
ク−ラ−ボックス洗いが待っているのだ。
新しい電動リ−ルを買うお金があるなら、労いのシュ−クリ−ムの１つや２つ買ってくれても
いいんじゃないの？
ツマが死んだら夫は釣りを辞めるのだろうか？
ワクワクそわそわ度
いい気なもので、釣りバカ夫は有給取っての釣行だ。
”ワラサ爆釣”で、今日のトップは１５本だったそうだ。
今日はそうでも明日もそうとは限らない。
「３本は釣りたいな。」と言ってはしてるが、何気ない言葉の端々からすると
どうも６本ほど釣る気でいるような気配だ。
今日の港までは、高速で４時間ほどかかるらしいが、
お金と時間をかけるだけの釣果が得られるのだろうか？？
満足度
釣果は６本。
と聞けば大満足っぽいけど、周りはもっと釣っている。
夫はやっぱりヘタクソなのか、体力がないのか
何回もバラシてしまったらしい。
まちがっても道具のせいではないだろう。
船の座る場所も悪くなかったようだし...。
でも、久しぶりにワラサのひきを楽しんできたようだ。
いいな-。自分のやりたいことやって楽しんで。
それに反して、ツマの仕事は増えるいっぽうだ。
ん-。納得いかない...。
ワクワクそわそわ度
「あほちゃうか」の季節となってきました。
今日は雨がシトシトと降ってなんだか肌寒い。
釣りバカ夫にはそんなことは関係なく、先週に引き続いての
釣行だ。
アジ・ハナダイ狙いらしいが、また欲張って「ぼくはカンパチ狙うねん。
今回は、実家に送ってあげれるくらい釣ってこれると思う。」だそうだ。
どこからそんな自信が湧いてくるのやら...。
そんな気はしてたのよね-。早朝から雨・風で。
すぐに後戻りしたらしいけど、船は出たらしい。
と、言うことは釣果はゼロ。
でもク−ラ−ボックスとカッパは汚れてのご帰宅。
それに、ガソリン代を請求する夫。
カンパチのお刺身を食べる気でいた夫は
「今日の夕飯お寿司食べに行こか？」だって。
当然家計でだ。
あぁ-ぁ、仕事は増えるわお金はかかるわでツマ、まったくいいことなし。
今さらながら、釣りバカに付き合うのもたいへんだわ-。
ワクワクそわそわ度
釣行は早くも決まっていた。
その頃は、連日”ワラサ爆釣”と言われ「これは行かなくては！！」と
単純な釣りバカ夫は釣行決定。
しかし...。
ここ２・３日はあまり釣れていないらしい。
いったい何年釣りをやっているのやら？
釣れる時は釣れる。でも、自分の行く日も釣れるとは限らない。ということを
わかっていないようだ。
目標はとりあえず１本。
と控えめだが、「去年とか船中0やったらぼくもボウズやったけど、
0じゃなかったら絶対釣ってきたもんな。」と変な自信。
恥ずかしい話、釣行決定時は５本も６本も釣るつもりだったらしく、
ス−パ−でワラサにピッタリサイズのれんこんのハッポウスチロ−ルの箱を
3つももらってきた。
「いっぱい釣れたら○○さんに送ったるねん。」だって。
満足度
小ぶりではあるが１本をゲット。
１本でも、かなりの興奮状態だ。
夕食時もワラサのお刺身とエビフライ・スパゲティサラダと大好きおかずを
目の前にしながら、お箸を休めて身振り手振りで”本日の釣り”を語ってくれた。
が、ツマは話半分でお刺身に舌鼓。
船中１０人で、みんなに食いはあったのに上がったのは３本。
そのうちの１本が夫の１本だ。
そりゃもう自慢げだ。
でも、我が家には空っぽのれんこんのハッポウスチロ−ルの箱が3つ残っているのであった。
ワクワクそわそわ度
女々しいよ、この人は。
先週の夫の釣果は見事にボウズ。
なのに、その翌日は話によると結構釣れたらしい。
それを知った夫は、ブツブツ文句を言いながら
「来週も行ってくるわ。」と即決定。
しかし、釣りものはなかなか決まらなかった。
今ならヒラメ狙いでイナダが交じることがあるらしく、
欲深い夫はワラサよりもヒラメを選んだのであった。
だが、釣行決定後連日ワラサが釣れだしてきたようで、
夫、「やっぱり、ワラサにすればよかったかな-。」と連日女々しくもブツブツとうるさい。
今日、出かける前にも「やっぱりワラサにすればよかったかな-。
来週、ワラサ行こかな-。」とまで言い出した。
と、ヒラメ狙いを後悔しながらも、「もしか、もしか、もしかしたら小ぶりのワラサが
釣れるかもしれへんみたいやで。」とこれまた欲深いことを言う夫であった。
でも知ってる？
”二兎追うものは一兎も得ず”って言うわな-。
それを何度も実感してるはずやろ？
何度経験しても学習しない釣りバカ夫である。まったく...。
満足度
ギョ、ギョ、ギョ。
２魚追うものは３魚も得てしまった。
ヒラメ２枚とイナダ大１本の釣果。
ありえない目標を見事に達成して満足のご様子。
今日はみんながみんな釣れたわけでもなく、船中ボウズの人もいたそうだ。
これでまた単純な夫は自らを”ヒラメ名人”と勘違いしてしまうのだろうな。
’刺身のツマ”としては認めたくはないのだが、近頃の夫はどうも
ヒラメについている。
なぜだ？？なにかが間違っているに違いない。
ワクワクそわそわ度
やって参りましたよワラサの季節が！！
まだ少し早そうなんだけどな-。
夫もボウズ覚悟で釣行決定。
ボウズ覚悟と言いながら、ビデオを見てイメ−ジトレ−ニングはバッチリらしい。
これでもし釣れてしまったりしたら、
またいい気になって毎週末釣りに行ってしまうのではないだろうか？
ヒラメ、ワラサ。ヒラメ、ワラサ。って感じで...。
でもナイナイ！心配ナイ！！
満足度 そんなこと知ったこっちゃないわ！
あ-も-イヤ！！
ボウズ覚悟やったら、いつものク−ラ−ボックスでいいんちゃうの？
結果、ボウズやんか。
そのくせデッカイ”トランク大将”は海水で汚れて...。
だれが洗うと思ってるの？
洗いにくいし乾きにくい。
乾いたと思ってもどっからともなく水が滴ってきて。モ-！！
しかも、帰ってくるのも超早い。
夫がいる時のチャンネル券は100％夫のもの。
夫のいない間に見たいＴＶがあったのにそれも見れず...。
唯一良かったのは、行けないと思っていた夕市に行けたこと。
でも、安月給の釣りバカ夫じゃなかったら、夕市なんかにセコセコ出かけなくていいんちゃうの？
まぁ、こんなツマ、高給取りに出会うこともなかったからな-。仕方ないのか？
ん！？なんで最後は自分を責めてるんや？
あぁ-またこれからカッパ洗いや。
夫の趣味は釣りなんか知らんけど、ツマの趣味はク−ラ−ボックス洗いでも
カッパ洗いでもないねんで！！
夫はいい気なもんでもう高イビキかいな。
どういう事よ。まったく！！
ワクワクそわそわ度
「イサキ終わったらワラサまで夏は釣るものないな-。」
といつか夫は言っていた。
それが前回のヒラメ3枚に味をしめ、またまたヒラメ狙いだ。
「とりあえず1枚かな。2枚釣れたら○○さんに1枚あげよ。」と夫。
日曜日にク−ル宅急便が届いたあなた！あなたが○○さんです！
でもきっと、だれにもク−ル宅急便は届かないだろうな-。
冷凍しておいた前回のヒラメを、バタ−ソテ−にしてきのう食べたが
おいしかったな-。
冷凍もののくせして感動！！また食べたい...。
無理かな？？
満足度
まさか、まさかの3枚。
どうしたん？という感じだが、話を聞いて納得。
「オォ-！ひいてる！！」と実感したのは、はじめの1枚だけで、
後の2枚は「ほうっておいたらひいていた。」とか「根掛りやできっと。」
と思いながら糸をまいていたら「あら付いてたわ。」だったらしい。
腕じゃない。
運でもなさそうだし、道具のお陰かしら。
という訳で、○○さん。判子を持って玄関で待っていてください。
お届けするのが唯一実感した1枚目のヒラメでございます。
１．３ｋｇのヒラメをさばいていて思ったけれど、”エンガワ”というものは
一生懸命とるものではない。とれるサイズのものならば、がんばらなくても
とれるのよ。
今日食べたヒラメのおさしみは、口にした時の香りがなんとも”高級魚ヒラメ”
を感じさせてくれた。
今日の釣果で夫は「夏も冬もヒラメは俺のものさ！」と自身をつけたに
違いない。
今日の夕方の釣り番組を見て、大塚貴汪さんがヒラメをばらしてしまうと
「ヘタやな-」と言う始末。
夫の釣ったヒラメをさばきながら「ちょっと釣れたからって偉そうに...。」と
思って聞いていたツマであった。
ワクワクそわそわ度
3週連続釣行の最終は、ヒラメ狙いだ。
シ−ズン中であってもそんなに釣れる獲物でもないのに、
この季節になぜ？？って感じだ。
今回はまた先輩2人を連れての釣行で、釣りプラス同窓会ってところである。
夫はヒラメ狙いと言いながら、先輩たちを釣り好きにするのが狙いかもしれない。
しかし釣果の悪い釣りにばかり連れて行って、先輩たちを釣るにはエサが
悪すぎるんじゃないかい？
目標は謙虚にヒラメ1枚と言い残して行ったが、ヒラメどころか
先輩たちも釣れるかどうか...。
満足度
ヒラメ3枚タコ1杯と先輩2人。
やればできるやん！型もご立派で大満足でしょう。
同行した先輩も、ジワジワと夫の罠にはまりつつあるようだ。
まぁ、今日は結構釣れてたらしいし、いい道具持ってるねんもん。
これくらい釣ってもらわないとね。（なにやら今回も新しい竿をおろしたらしいし。）
１ｋｇちょいのヒラメの縁側を緊張しながら取り出したが、
あの食感と味はなんなんでしょう！！
おなじヒラメとは思えないほどのおいしさ。
縁側は別物って感じだ。
魚の数は少なくても、ヒラメをさばくのは気を使って疲れる。
もう、グッタリだ。
ワクワクそわそわ度
「トランク大将持っていっていい？」
ワラサ用のでっかいク−ラ−ボックスだ。
なぜそんなことまでツマに確認するのかって？？
だって、大きかろうが小さかろうが洗うのはツマの役目。
夫は承諾を得ないと使えないのだ。
「エェ−ッ。そんな釣れるの？」の問いに夫は
「釣れる人は100くらいらしいで。」だと。
と言うことは夫は”釣れる人”になるつもりらしい。
しかし何を思ったか「やっぱりいつものでいいわ。」でいつものを持っていった。
が、やっぱり心配なのか、近くのス−パ−でハッポウスチロ−ルの箱を
もらってから行くらしい。
100とは言わずとも60が目標だそうだ。
満足度 なし
「よかったね。」
満足度なしのくせになんで？？
だってムギイカ20杯に豆アジ11匹の釣果。
でっかいでっかいク−ラ−ボックスなんか持っていってたら
ツマの機嫌は悪わるになったはずだからだ。
7月3週連続釣行で、今回がいちばん期待できたはずなのに
このありさま。
ハッポウスチロ−ルの箱を持っていくと貧果となるジンクスは
いまだ健在のようだ。
ワクワクそわそわ度
「フレッシュイサキの食べ収めかもしれへん」と夫。
今シ−ズン最後のイサキ狙いだそうだ。
が、どうも釣れてないらしい。
「もしかしたら、もう食べ収めてるかもしれへんのとちゃうん？」
と言ってやったら、「うまいこと言うね-。」と
夫に誉められた。
なんだ、なんだ！？やけに自信なさげだね。
いつものようにイヤミで言ったのに...。
気弱な声で、「よく釣れて１０匹くらい」だと言い残して出発した夫であったが、
よく考えると、自信のわりにご立派な目標じゃないの？
満足度 なし
ツマには先を読む力があるのだろうか？
夫の釣果、イサキなしでアジ1匹。
フレッシュイサキはすでに食べ収めていたのだった。
今回だけではない。
以前もツマの勘が的中したことがあったため、
「もう、いらんこと言いな！」と夫に叱られてしまった。
今日は七夕だ。
さっき夫は外でたばこを吸っていたが、空を見上げてお星様に
「いっぱい釣れますように...。」と祈っていたのだろうか？
でも、祈ったところで腕がなけりゃダメだと思うけどな−。
？？
..................。
「先を読む力」？
ないない！！
だって読めたら、こんなに釣りにはまってしまう一般サラリ−マンとなんかと
いっしょにならなかったわ！！
だから言うわ！
今月、スルメとヒラメ釣りを予定しているようだが
またあかんのちゃうか！？
ワクワクそわそわ度
今回も先輩との釣行だ。
前回は初心者である先輩よりも釣果が悪く、
その言い訳として「お世話してたから。」だった。
今回の言い訳は「風向きが悪かったから。」になりそうだ。
と言うのも、出発前に天気予報をチェック。
南西の風だそうで、どうも釣れない風向きらしい。
しかし、目指せ！型の良いのを10匹だそうだ。
釣行後
満足度
満足、満足。釣果も型もよし。
先輩初心者にしめしがついたってとこだ。
帰ってくるやいなや、「いっぱい釣れたし、２．３匹あげてきた。」と自慢げな夫。
輪をかけて誇らしげに「船中で最初に一荷で釣ったもんやから
船長にＨＰ用に写真撮らせてくれって言われてさ-。」と
さっそく船宿のＨＰをチェック。
ツマが一生懸命魚をさばいている時に「見てみて-。ホラ。」と上機嫌。
まったくいい気なもんだわ。
クッソ−！！
ワクワクそわそわ度
「頭痛いわ-」と夫。
痛けりゃ辞めればいいのに
「予約してるから...」だって。
あんたは漁師か！！
仕事は簡単に休むくせにな-。
よ-わからんわ！
満足度
「小さいの10ほど捨ててきたで。」
それでもイサキ20ちょっととメジナ2タカベ１のお持ち帰りだった。
イサキの型もまずまず。
ご機嫌な夫であった。
しかし、いつものごとくツマはご機嫌ななめ。
人がさばくのに集中してるというのに、夫は話を聞いてほしくて
ぺらぺらしゃべってまったくいい気なもんだ。
ツマはさばくのに集中してると言いながらも
「慎吾ママはペットのわんちゃんもデザ−トのマンゴ−もゴ−ルドか-。
今さばいてるイサキの色もゴ−ルドやな-。でも小銭も何もたまりゃせんわ。」
な-んてことを考えていた。
われながらバカバカしい...。
ワクワクそわそわ度
久しぶりの釣りだ。と言っても今月2回目か...。
今回は初心者の先輩を誘っての釣りなので、釣り以外でも
楽しめそうだ。
でもプレッシャ−もあるのではないだろうか？
いつも釣果はよくないけれど、何年も釣っている身。
ウリンボウじゃおそまつだわね-。
イサキを20匹なんて言って出かけたけど、また釣れなかったら
「先輩の世話してたから...。」って言うのかな？？
満足度
イサキまじりのウリンボウ8匹、メジナ1匹。
帰宅した夫に「先輩達はどうやったん？」って聞いたら
ニヤっとするだけで答えない。
「初心者のほうがよう釣ったみたいやな。」と言うと、
「世話したってたから...。」と夫。
ツマの思った通りそのまんまの言い訳がかえってきた。
釣果は芳しくなかったが、話し相手のいる釣りは楽しかったようだ。
でも、何年も釣ってながら、しかもいい道具を持ってるのに
こんなことでいいのか？
ワクワクそわそわ度
タイ五目とは言え夫はイサキ狙いだ。
「イサキの塩焼き食べさせたるからな」と言い、ツマを残して
ゴ−ルデンウィ−クに夫はひとり漁へ出かけた。
まったく、我が家にはゴ−ルデンウィ−クなんてあったものではない。
万が一いっぱい釣れれば、夫にしてみれば”いい休日”になるのだろうが、
ツマにしてみりゃ後始末で”ぐったり休日”だ。
型のいいやつ少しだけを希望するツマであるが、夫はウリンボウ含めて15匹の目標らしい。
満足度 なし
運がついてないのかへたなのか、またまた貧果だ。
「へたなんか？」と夫に尋ねてみた。
「みんながバカ釣れしてぼくだけ釣れへんかったんちがう。
ぼくが釣れへん時はみんな釣れてないんや。」とのこと。
船長も「いつもは釣れてるんや。今日だけや。」だって。
２１ｃｍのウリンボウ２匹をツマ用に1匹塩焼き、もう1匹はふたりで
お刺身にして頂いた。
ウリンボウとはいえ、塩焼きはジュ−シ−でしっとりと美味しかった。
塩焼きを夫に「食べる？」と進めると、ひとくち食べただけで
「今度いっぱい釣ってくるからもういい。」と言って食事を済ませた。
ワクワクそわそわ度
「ヤリイカごとき」が２度連続の貧果。
さすがに今回もあきらめモ−ドだ。
また寒くなりそうだし...。ついてないわね-。
あぁ-ァ、今年はもう"丸焼き”は頂けないのかしら？
でもでも目標は１０杯らしい。
なにげに欲張りだ。
今シ−ズンのヤリイカは、もうおしまいかしら？
ヤリイカスタ−トの頃にヒラメに夢中になりすぎたのよね。
あぁ-ァ、”子持ちのヤリイカさっと焼き”が食べたかったな-...。
ワクワクそわそわ度
前回の釣りは思いもよらない雪。天候のせいか腕のせいか
結果はボウズ。
くやしくて次の週末に行こうと思ったら船宿の定休日。
にもかかわらず晴天。絶好の釣り日和だった。
で、今回やっとこの日がやって来たと思えば、どうも波が高そうだ。
ついてない...。
今回は目標も少なめ？で１０杯だそうだ。
連続のボウズでないことを祈る...。
満足度 なし
「海攻ヤリイカ」が泣いてるよ。
道具ばっかりいいものそろええたところで、釣果は
ヤリ1、スルメ1。
釣りなんて辞めてしまえ！！
波が高くて早揚がりだったらしいけど、10杯釣っている人もいるようだ。
まぁ、残念なのはツマ以上に釣った本人なのだけどね。
ワクワクそわそわ度
「そろそろヤリイカ食べたいな-。」と言って"週末漁師”の夫は
今日も釣りに出かけた。
赤のトレ−ナ−に赤のウエストポ−チ。そしておＮＥＷの赤いシ−ボ−グ。
まるで阪神時代の新庄のようだ。
竿はご自慢だったはずの"海攻ヤリイカ”を持って行ったが、なんだかお気に召さない様子。
近々買い替えそうな気配有り。
今回の釣果が悪ければ「やっぱり竿が硬いんや。」
と竿のせいにするだろう。
今日の目標は１５杯。
最近の釣果を見るとそれくらいは楽勝だそうな。
満足度 なし
「ヤリイカごときでボウズなんて！！」
と、かなりショックのようだ。
４月を目前にして、今日は１日中雨と雪。
天候も悪いし、おＮＥＷのシ−ボ−グの糸もおまつりして切れてしまったし、
踏んだりけったりの釣行となった。
これに懲りず「まった来週〜！」って感じかしら？
ワクワクそわそわ度
サラリ−マンが仮の姿か今日も夫は釣りへ出かけた。
久しぶりのイサキ狙いだ。
「イサキごとき、15は釣れるでしょう。明日、さばくのたいへんやで。」と
またもや大きなことを言う夫。
出かけしなには、輪をかけて「運がよければカンパチもかな。」だと。
運？
ないない。イサキ15もどうなることか...。
満足度
いっぱい釣れたそうだ。
ウリンボウを11匹ほど放してあげて、お持ち帰りは２９匹とアジが１匹。
頭数は立派だ。
しかし夫は「イサキを15」と言って出かけたはずだ。
２９匹のうち、いったいどこにイサキがいるのだろうか？
ほとんどがウリンボウじゃないの。
と、今日は少々不機嫌なツマ。
３０匹の魚の処理は誰がするの！？
そうよ。わたし、わたしよ。
エラとって、おなか出してうろことって。
お陰で台所は血が飛びうろこ飛び、手は生臭くひれにさされて傷だらけ。
夫はそんなこと当然知らず「今日は疲れたわ。」と早々にお休み。
今頃夢の中でも釣りをしてるんじゃないかしら。
まったく、いい気なもんだわ。
あ-これからカッパを洗わなければ...。
ツマの不満度 これでも足りないわ！！
ワクワクそわそわ度
「久しぶりの釣りやな-」と夫。
「あんたは漁師か？１週抜けただけやんか！」と即座に突っ込みをいれてしまった。
近頃はあまり釣れていないようで、今回の夫は弱気というか当然というか
ヒラメぼうずを覚悟しての釣行だ。
そこで、頼みの綱である"ゲンカツギ”。
「今日はこの竿にしとこ。」
「この帽子、辞めとこかな-。これかぶったらあんまり釣れへんねんけどな-。どう思う？」
どう思う？って聞かれても「そんなん関係ないやん。実力、実力。釣れへんもんは釣れへんねんて。」
と答えるしかない。
今シ−ズン最後となりそうなヒラメ狙い。どうなるのでしょうか？
満足度 なし
きのうってうちの夫、釣りに行ったよな-。
あれっ？
若年性痴呆症か？とも思うわな-。
食卓にはヒラメのえさである”高級いわし”（えさ代3千円）の姿だけで
ヒラメもなければ外道の魚もない。
そう、まったくのボウズだったのです。
釣りから帰ってきた夫のかばんの中を見ると、悲しいかなヤリイカの仕掛けと
傘袋がはいってるじゃないですか。
もしもの時ようにいつもいろんな仕掛けを持って行ってるようだけど、
今回は傘袋まで持って行ったのにね-。密かにヤリイカも狙っていたのね。
なんともお気の毒だわ。
というわけで今シ−ズンのヒラメは、見事なボウズでおしまいです。
何度となくいただいたソゲの唐揚げ、おいしかったよ。
ヒラメじゃなくてソゲのね。
ワクワクそわそわ度
本人はワクワクそわそわしているのかもしれないけど、
こうも毎週のように同じ船でヒラメ狙いをしている姿を
傍目から見ていると、「この人、何考えてるんやろ？」と思ってしまう。
今回は３ｋｇのヒラメとソゲ１枚が目標だそうだ。
「いつも目標が小さいから小さいのしか釣れへんのや。」と夫。
しかし夫、ソゲの唐揚げがお気に入りのようで、ソゲでもまんざらではないのだ。
自分のお小遣いでするんやったら、月に３回でも４回でも好きなだけ釣りに行っといで。
満足度
ソゲの唐揚げが好きなのはわかったよ。
だからって２６ｃｍと３３ｃｍなんてソゲばっかり釣ってくることないやんか。
小さいのは夫も認めてはいるものの、「これでも竿頭やで。船中で2枚釣った人いてないんちゃうか。」
と偉そうなことを言う。
重さでみたらベベかもしれないくせに...。
今日なんか、２．５ｋｇ釣る人がいるっていうのになんでこうも小物しかつれないのだろう？
や、やっぱりヘ・タ・ク・ソ？？
ワクワクそわそわ度
”バカバカ釣りばか”としか言いようがない。
今週も凝りもせず、あきもせずにヒラメ狙いだ。
何年も釣りをしているのに、ここまでワンシ−ズンに何度も同じもの狙いで
出かけることはなかった。
これで高価な竿もリ−ルも、もとがとれただろうか。
と、思うでしょう。
甘い！
今シ−ズンからはじめようとして買ったカワハギ用の竿もアオリイカ用の竿も
使わずじまい。
先週は「ヒラメはあと１回、来月チャンスがある。」
なんて言っていたのに来月どころか翌週じゃないの。
「今週行ったらヒラメはもう終わりか？」って聞いたら
「結果次第。今回あかんかったら来週もヒラメや。」と夫。
使ってもらえないオニュウの竿が気の毒だ。
今回の目標は数ではなく大きさらしい。
”めざせ！１．５ｋｇのヒラメを1枚”だそうだ。
ハイハイ、がんばってちょうだい。
満足度
目標達成ならず。
ソゲとまでは言わないが３７ｃｍのヒラメが1枚。
あと、カサゴが1匹。
カサゴは焼いて食べたがおいしかったな-。
イサキは”しっとり”しているが、カサゴは”プリッ”。
焼き魚大好きツマにはうれしい外道だ。
あれ？夫のおかげでいつかしらツマは焼き魚大好きになっているぞ。
今回の釣果にやや不満ぎみの夫は、来週もヒラメ狙いを計画しているようだ。
イサキもそろそろ脂がのってるらしいよ。
イサキの塩焼きも食べたいよ-。
ワクワクそわそわ度
「今日は釣れる気がするねん。」
なんてことを言う夫は目標を高くして、ヒラメ３枚だそうだ。
唐揚げサイズが２枚、お刺身サイズが１枚という内訳だ。
それって前回の釣果と同じやん！ぜんぜん目標高ないやん！！と言いたい。
今回が今シ−ズン最後のヒラメ狙いとなりそうだ。
高い？目標を設定した夫は出かける寸前に
「アイナメも釣れるかもしれへん。たたきにしてポンズで食べたらおいしいらしいで。」
と、ヒラメが釣れなかったときの言い訳にもなりそうな言葉を残して出発して行ったのである。
満足度
「今日も竿頭や-。」と帰宅そうそう天狗の夫。
しかし、竿頭は夫一人ではないようだ。
目標のヒラメ3枚は達成したが、３７ｃｍ・３４ｃｍ・２９ｃｍと小ぶりだ。
天狗ついでに「オレってやっぱりうまいわ-。」と自分に酔いしれている夫。
なんとも始末が悪い。
来月にももう1度ヒラメ狙いのチャンスがあるらしい。
この時期好きな釣りものがいっぱいなのに、週末はゆっくり寝たい。
けど釣りにも行きたい。
お金もかかる。けどパチンコに負ける。
どうすりゃいいの？の夫であった。
ワクワクそわそわ度
「アホちゃうか？」と言うしかない。
ここ数日の寒さは普通じゃない。
「昨日今日に予約するんやったら行かへんけど、予約した時は
こんなに寒くなると思えへんかったもん。」と夫。
釣りバカの夫もさすがにつらそうだ。
しかし行くからには大1・小1を釣って大はお刺身に、小はから揚げにして
食べるそうだ。
明日の夕食に、ヒラメの餌であるイワシだけなんて貧弱なメニュ−に
ならないことを祈る。
自己中な夫は、ヒラメが万が一釣れたとしたら
「寒い中、おいしいヒラメを食べさせてあげようと思って釣ったんや」
と恩着せがましく言うのだろうけど、夫の使ったク−ラ−ボックスは
ツマが寒空の下冷たい水で洗うということをきっと忘れているのだろう。
満足度
今夜の夕食は、ヒラメのお刺身にヒラメの唐揚げ。
唐揚げは二人で1匹ではない。それぞれ1匹だ。
目標枚数は達成したが大きさは...。
3枚ともヒラメとは言いがたい。２９ｃｍと３７ｃｍのソゲだ。
しかも２９ｃｍはリリ−スサイズと言うじゃないか。
夫は罪な男だ。
夫が帰宅すると同時に雪が降ってきた。
そう、ツマは冷たい風が吹き雪がしんしん降る中で夫の持ち帰った
ク−ラ−ボックスを洗ったのであった。
雪を見て夫曰く「もうちょっと帰るの遅かったら車スリップしたんちゃうか。
はよ帰ってきてよかった。」
やっぱりク−ラ−ボックスを洗うツマのことなんか頭の隅にもないようだ。
夫は罪な男だ。
ワクワクそわそわ度
始まりました！２１世紀！！そして夫の今世紀初釣りだ。
ケツの穴の小さい夫は釣りっぱぐれのないヤリイカを選択。
目指せ１５杯。良ければ２０杯だそうだ。
納竿はやり直しがきいたが、初釣りはそうはいかない。
今年もツマに”ヘタ”だと言われるのだろうか？
がんばれよ！
満足度
やっぱりイカはおいしいよね-。
ツマはおいしければそれで満足だ。
いっぽう夫は目標達成なのだけれども、船中5人のうちベッタの結果だ。
それも超ベッタらしい。
釣り辞める？
辞めたらその分お金貯まるよ。
ワクワクそわそわ度
納竿釣行だというのにどうも意欲が感じられないな-。
内に秘めたメラメラもなさそうだし...。
欲張らないほうが結果いいことにやっと気づいたのかな-。
でもしっかり縁起はかついで、前々回２ｋｇのヒラメが釣れたときの
竿を持って行った。
目標、１．５ｋｇのヒラメ１枚。もしくは小ぶりのヒラメ（ソゲ）を２枚だそうだ。
ん！？
欲張ってるか？
満足度
これで年が越せるぞ！
お見事！竿頭！！
でもでもグラムで言うとそうでもなさそうだ。
ヒラメ？？6枚・マトウダイ1匹だ。
”終わり良ければすべてよし”
今年は、イヤ今年も全体的に釣果はかんばしくなかったし
竿が折れたり、ころんだりいろいろあったけど
最後に竿頭でよかったよかった。
しかしまだ欲張りなことを言っている。
「もうちょっと大きいのが釣れたらよかったのにな」だって。
小さいながらも6枚釣れたからこそ言えるのだ。
これで満足しなさい。
21世紀の釣りはどうなるのでしょうか？
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