２００1年5月26日
南房・白浜川下港 誠丸
イサキ釣行レポート
２００1年5月26日
南房・白浜川下港 誠丸
イサキ釣行レポート
 初心者二人を連れてのイサキ釣り。学生時代の先輩を釣りの世界へ引っ張りこむぞ！ |
潮時：＜満潮＞０６：０１ ＜干潮＞１３：０７ 中潮 （東京芝浦標準）
天候：晴れ ＜最高気温＞２５．２度 ＜最低気温＞２０．３度 （東京）
南西の風後半強くなり波が出る。
料金：９０００円（コマセ、氷付き。お土産にそらマメ）
今回は大学時代のテニスサークルの先輩を連れてのイサキ釣り。お正月に呑んだときに「暖かくなったら連れていって！」と頼まれていたので４月から企画していたけど、やっと皆の都合がついた。釣りモノは任されていたので、初心者でも何とかなる「イサキ五目」にした。船宿は初心者が船酔いしても大丈夫な大きな船ということで、３月の会社の例会でお願いした白浜川下港の誠丸におねがいした。
この先輩、ひとりは今は大分大きくなったテニスサークル「プリズム」の創設者で初代会長の伊藤さんことヒロちゃん。釣りは初めての経験。もう一人の先輩も「プリズム」初代副会長で九州勤務中には何度か釣りはしたことがあるようだが、船釣りは初めての江村さん。江村さんはイサキのことも知っていてまあ話は伝わる程度の船釣りに対する知識はあった。
二人とは館山道路の市原サービスエリアで落合って、南房まで出かけた。港に着いたのが夜中の１２：００ＰＭ。そこからちょっと港でビールを片手に明日の釣りについて簡単な説明を１時間ほどした。なにせＧＯＪＩＮが二人も同時に世話を焼くのは実質不可能。しかも自分もしっかり釣りをするつもりなので、事前レクチャーをしっかりしておかないと・・・。しかし、ヒロちゃんはリールの構造も理解していない。「クラッチを切ってフリーニしたら糸が出る」と言っても「そのクラッチでどこにあんの？どうやったらフリーになんの？」「オモリはどのくらい投げるの？」というレベル。まあ、江村さんはなんとなくわかってくれているので、明日はヒロちゃん中心に面倒みるかといって車中で眠りについた。明日の心配で眠れないかと思っていたヒロちゃん。なんのことはない、ものの１分で自分でスイッチオフにしたと思えるくらい簡単に鼻息状態で眠っている。羨ましい。
翌朝は、５時前に出船するとの事で４時過ぎに目覚めた。支度をして、船宿でコーヒーをご馳走になっていると「船の方に行って」てとのことで、船に乗りこむ。釣座は抽選で運良く右舷に座れた。胴の間に３人ならんでＧＯＪＩＮが真中に入る。船長が親切に江村さんにキーパーのセッティングやらを説明しているので、ＧＯＪＩＮはヒロちゃんにキーパーのセッティングを説明する。天秤のつけ方も教えて、準備完了。５：００ＡＭちょうどに港を離れた。気にしていた波もなく、南房としては凪の方。この日は２０分ほど船を走らせて、灯台より北に向かった。ポイントはちょうど乙浜沖くらい。事前に仕掛けを渡しておいたので、仕掛けを自分でセットしてくれた。注意事項は「魚が釣れたり、船長が｢｢上げて｣｣と言ったときに目いっぱいラインを巻いたらあかんで、竿先が折れたり、ビシがブラブラして危ないから、竿を立てたらオモリがコマセカゴに入れられるくらいの余裕を残してラインを巻いて」と言う。海面ゼロ設定も教えてあげる。３本バリにオキアミを付けるのは面倒だしエサ持ちも悪いからとバイオベイトも配ってあげる。
１投目、船中誰も釣れない。食いの良い日だったら、１１人も乗ってる誰かに釣れるはず。でもダメ・・・。弱いけど南西風が気になる。まあそのまま船中大人しいままだったがいきなりヒロちゃんが「これなんて言うサカナ？」と魚を手にしている。「あれいつのまに釣ったん？それはベラや。こっちじゃ食わないけど、関西では食べるで。煮つけたら旨いで」と教える。ヒロちゃんはさっそくの１匹に満足している。続けてイサキも釣り上げた「エドちゃん（ＧＯＪＩＮのこと）、なかなか釣りも面白いね」とヒロちゃんは興奮状態。情けなやＧＯＪＩＮには釣れない。ＧＯＪＩＮにも釣りをはじめて１時間以上たった６：３２ＡＭにアタリがあったがバラシ。残念。今度は江村さんがイサキを釣り上げてＧＯＪＩＮが取り残された。江村さんは続けて２匹目のイサキも釣っている。しかも、ヒロちゃんとは違って「なんかアタッたと」イサキの引きもわかっている。ああ取り残される。でもようやく７：０６ＡＭにＧＯＪＩＮに待望の１匹目のイサキが釣れた。まあ二人の初心者に敵わないけど、なんとかオデコ脱出。すると、ＧＯＪＩＮを引きはなるかのようにヒロちゃんが２匹目のイサキを釣る。相変わらず「上げたら釣れてた」と言う状態だが・・・。ＧＯＪＩＮに２匹目のイサキがバイオベイトで釣れるとヒロちゃんがまた「なんかビクビクしたぞ！」と巻き上げ開始。３目目となるタカベを釣った。「これなに？タカベ？くえんの？」と言うから「塩焼きにしたら旨いと言われてるで」と答える。「一番初めに釣ったのは何やったケ？ボラ？」と聞くので「ベラや」と答える。今日はこのあと最後までヒロちゃんはベラを「ボラ」と言いつづけることｔなるが「煮つける」ことは覚えているのでまあ大丈夫だろう。「♪ベム、ベラ、ベロ！妖怪人間」と覚えてくれたら良いのだけど。江村さんは３匹目のイサキを釣っている。
イサキを釣る江村さんはアタリもわかっているし、タナもあってるようだ。船長から借りたアンドンビシもよさそうだ。ヒロちゃんはいろいろ釣るがタナがボケてるのか？コマセもいつもそのまんまのこっていたりしている。でも釣れるから不思議だ。そのヒロちゃん、８：０８ＡＭには「今度も引いてるゾ！デカそうだ」とリールを巻き始めた。型の良いイサキかと思ったらトリプルでイサキを抜き上げた。お見事！ＧＯＪＩＮにもアタリがあって手元まで北のに、イサキがポチャリと海に帰っていってしまった。でも手返し良くして３匹目のイサキをＧＥＴ。なんとか江村さんに追いつく。今日はＧＯＪＩＮたちにはアミコマセが配られていたけど、船中オキアミコマセの人もいる。ＧＯＪＩＮは船長に言ってオキアミコマセを貰ってオキアミコマセに換えてみた。シャベルビシでアミコマセじゃちょっとコマセの出が良すぎるようだ。先輩二人は相変わらずアミコマエで順調に釣っている。８：３２ＡＭには江村さんも一荷でイサキを釣り上げた。５匹目だ。ヒロちゃんも６匹目を続けて釣る。「ちょっとアタリがわかるようになって来た。なかなかエドちゃん釣りも楽しいね！」と言ってくれる。完全に調子に乗らせてしまった。まあＧＯＪＩＮにも連続でイサキを釣って５匹となるが・・・。その後もまあこんな感じで釣っていたら、ヒロちゃんは今度はカワハギを釣っている。バイオベイトに食ってきた。続いて江村さんがメジナを釣った。「九州では磯や防波堤でグレを狙ってもなかなか釣れへんかったのに・・・」と喜んでいる。続いてヒロちゃんもメジナを釣った。これで五目（ベラ・イサキ・タカベ・カワハギ・メジナ）達成だ。ＧＯＪＩＮにはイサキしか釣れない。１０：００過ぎにようやく一荷でイサキを釣って追いかけるが、初心者相手に真剣に釣ってこれとは・・・。ここからしばらく１時間ほど船中ばったり活気がなくなった。ヒロちゃんは「せっかく感触わかってきたのに・・・」と残念がっている・南西風も強まってきてウサギが飛び出した。１１時前に先輩二人に久しぶりにイサキが釣れて、終了間際の１１：２２ＡＭにＧＯＪＩＮにもメジナが釣れた。最後までがんばったけど、二人に及ばず・・・！情けない。１１：３８ＡＭに船長から「あと一回コマセ詰めておしまいにします」と終了を迎えてしまった。ああ悔しい！
３人の釣果は
■ヒロちゃん イサキ７匹、ベラ、カワハギ、タカベ、メジナ各１匹
■江村さん イサキ８匹、メジナ１匹（江村さんはイサキを１０匹釣ったと思っていたのに、数えたら８匹しかいないって。まさかＧＯＪＩＮのショックを考えて控え目に言ってるのだろうか？
■ＧＯＪＩＮ イサキ８匹、メジナ１匹
船中の釣果もツ抜けはたぶん一人くらいだろう。マダイを狙っている人もいたから、イサキも伸びなかったのだろうけど、この日は食いが悪かった。しかも型も良くない。南房のイサキはどうしてしまったのだろうか？３０ｃｍを越えるイサキはいなくなってしまったのだろうか？まあ本番はこれからだから、なんとか復活して欲しいものだ。
ところで、帰港はなぜか乙浜になった。なんでかな？そこから車で白浜川下港の船宿まで送ってくれた。
今回は二人の世話もあんまり焼いてないのに・・・。これで釣りバカがまた増えてくれるとＧＯＪＩＮの釣りも楽しくなるのだが、どこまではまってくれるかな？なかなか楽しい一日が過ごせる事が出来てよかったよかった。
本日の釣果
イサキ ８匹（〜２６ｃｍ、平均２２・３ｃｍ）
メジナ １匹（２６ｃｍ）
本日の仕掛け・タックル
竿 ：ダイワ ショットバイパーＳＳ−２３０
リール：ダイワ シーボーグ３００
仕掛け：ハリス１．５または２号、３〜３．５ｍ
チヌバリ２号３本バリ
ビシ：ダイワ シャベルビシ速攻Ｌ６０号
クッションゴム：１．５ｍｍ×３０ｃｍ
本日の遺失物
シャベルビシのシャベルを落としちゃった！大チョンボ
