２００1年2月17日
鹿島港 大久丸
ヒラメ釣行レポート
 今季７度目のヒラメ。２週連チャンでのヒラメ狙い。この分だと３連チャンしなきゃ！？ |
潮時：＜満潮＞１０：３３ ＜干潮＞０５：２９ 長潮 （東京芝浦標準）
天候：晴れ ＜最高気温＞８．７度 ＜最低気温＞１．１度 （東京）
＜最高気温＞７．１度 ＜最低気温＞－３．５度 （水戸）
北西の風（後半微風）、前半ウネリあり、後半ベタ凪
料金：１１０００円（お土産に大きなホッキ貝１０個）
先週に引き続き今週もまたもやヒラメ。今季これで７度目となる。今回は実はピジョン釣りクラブの例会でヤリイカに決まっていた一日だった。ＧＯＪＩＮも久しぶりに参加しようとしていたが、三崎で８：００ａｍ出船・４：００ｐｍ沖揚がりと聞いてちょっとトーンダウン。４時に揚がって、横浜・東京をまたいで帰るとなればいったい帰宅は何時？？？ちょっと一日が長くなるような感じだ。おまけに好きなボクシングでは「畑山隆則ＶＳリック・吉村」戦もある。そこで土壇場で例会はキャンセルさせていただいた。例会のほうはこのＧＯＪＩＮの行動のおかげで、参加者が２名となり、１月に続いてまたしても流会。今年はまだ一度も例会は開かれていない。さてＧＯＪＩＮは今回も９：３０ｐｍに松戸を出発。途中大事な釣り手帳を忘れた事に気づく。コンビニでおにぎりといっしょにメモ帳とボールペンを購入するが、幹線からはなれたコンビニはセブン・イレブンと言えども品切れ続出でお弁当なんて選べたものじゃない。幹線にあってもローソンに続いてファミリーマートも・・・。おにぎりの賞味期限が夜中の１１：００ｐｍ頃に買おうとして翌日の１１：００ａｍ頃までしか残っていない。半日の賞味期限だ。つまり作ってから半日近く売れ残っていることになる。そこでおにぎりだけは幹線のいつものセブン・イレブンで購入。鹿島港には１１：３０ｐｍ頃到着し、大久丸の席を確保した。すでに右舷はミヨシも大艫も予約棒が立っており左舷を確認。しかし、空いていると思われた左舷のトモには二席分をふさぐように乱雑にリール付きの竿が寝かされている。「だれか席を確保しているつもりか？それならわかりやすく竿を立てるか、床なんかじゃなくて席に置くだろう？」と疑問に思いつつまずわ左舷大艫にクーラーボックスを置く。続いて万が一のために左舷のミヨシにも竿を立てて釣り座を確保した。
さすがに今回は寒さが厳しく駐車場でアイドリングでエアコンを効かせて就寝となった。
翌朝は５：３０ａｍ前に大久丸でもエンジンが掛かって出船前のアイドリングが始まった。着替えを済ませ、船に乗りこむと、左舷のトモにはまだ誰も来ていない。「昨日ここに竿が寝かされていたけど予約かな？」と助手の船長の息子さんに確認すると「うちの竿が寝てただけだから大丈夫だよ」とのことで、釣座は先週同様左舷の大艫となった。ミヨシの竿は撤去した。受付で前日の状況を確認すると「昨日は３人で１０枚。４枚二人に二枚だった。潮も流れてよかったヨ」とのこと。「今日もちょっとだけ風が残っているので、船が流れていい按配だっぺ」との期待の持てる言葉があった。
この時期は明るくなるのがだいぶん早くなった。６：２０ａｍに出船となった。隣の船とのモヤイが解かれて出発。方向転換したところで僚船の植田丸のマイクが「大久丸さんちょっと待った！お客さんがひとり乗ってないよ！」とのアナウンスが流れた。なんでも６：３０ａｍ出船と聞いていてトイレに駆け付けていた間に船が動いてしまった。７人しかいないお客なのに忘れられなんて・・・。無事その常連さんも船に乗りこみ、港の北よりに船が向かった。
航程はたったの２０分でポイント到着。イワシが配られて６：４５ａｍに釣りが始まった。昨日の予報では波は2.5ｍ→2.0ｍとあったがウネリが残っていて船が大きく揺れる。１投目から早速右舷で二本ほどアイナメが上がったようだがヒラメの興奮の声は聞こえない。１投目でアイナメを釣った右舷の大艫の方に２投目で早くもアタリがあったのか「来たよ！」との声でリールが巻かれている。「なんか小さそうだな？」と上がって来たのは唐揚げにピッタリサイズの小ソゲだった。今日も小ソゲから始まってしまった。カタものはいないの？でも早速１５分ほどで１枚目が上がったのでちょっとやる気が出た。ここで船長から「タナ下げて、オモリが底をトントン叩くくらいにして」とＧＯＪＩＮに指示が出る。底を１．５ｍほど上げて大物を狙っていたけど、ここではその必要がないのか？でもＧＯＪＩＮのバイパースティックは大人しい。７：１８ａｍにバイパースティックがいきなり大きく絞りこまれた。慌てて起こしたけど根掛りだった。これで貴重なフィッシュシンカーはなくなってしまった。ああ、これからは普通のオモリで勝負しなきゃ・・・。その後もアタリなし。船中ではアイナメが何本か釣れているようだが大人しい。７：４０ａｍ、ＧＯＪＩＮ二度目の根掛り。先週はこの時点で早くも二枚も釣ったのに、今日はついてない。オモリを付け替え、イワシをつけて投入するとやっとＧＯＪＩＮにガツガツとした竿先の震えが来た。絞込みを待った。なかなか絞りこまない。竿先がちょっと下がった次の瞬間で竿を立てると乗った！やっとの１枚目だ。でも小さい。軽い。簡単にリールが巻ける。上がって来たのは外道だった。一升瓶サイズのアイナメならうれしいけど、なんと珍しい、かわいいカサゴだった。船長は「冬のカサゴは焼き魚で最高チャンよ！」といいながらタモを出さずに抜き上げる指示を出す。船長がカサゴを捕まえてくれて「ダメダメ。背鰭に毒があるから気をつけて」という「エッ？これオニ？」と聞くと「オニじゃないけどカサゴもちょっと毒を持ってるよ」と言ってクーラーボックスに仕舞ってくれた。
次のアタリは約一時間後の８：４０ａｍだった。落としたイワシがミヨシのほうに流れていって着底後すぐ小さくガツガツ来た。入とフケを取りながらアタリを竿先に出しているが、なかなか大きなシグナルに変わらない。食いこみを待ったがが竿を絞りこまないうちにその小さな反応も消えてしまった。上げてみるとイワシは齧られていた。あの糸フケを取るのがいけなかったのか？それにしても潮が流れない中、どうしてこの時だけ落下するイワシがミヨシに流れたのか？違う魚のいたずらかな？
船長は潮が流れないのと、水温の低さが気になったのか８：５０ａｍに１０分ほど南に走ってポイントを変えた。するとすぐに、９：１２ａｍ左舷ミヨシの方の竿が曲がった。黄色の大きな渡りのアイナメが釣れた。次に後ろの右舷大艫さんがイワシの取りこみ中にカモメを釣ってしまった。死んだイワシを投げるとカモメが競ってイワシを奪い合うので、巻き上げ途中に海面に来たイワシに食いついてしまうことが多々ある。もしＧＯＪＩＮにそんなことがあったら大変だ！魚は触れても鳥は触れない。ああ嫌だ嫌だ。
そして１０：００ａｍちょうどにＧＯＪＩＮのバイパースティックがまたしても大きく食い込んだ。今度は絞りこまれただけじゃなくて叩いている。船長も見ていたのか「アタッただろ？」とこっちを見ている。「うん、アタッっている」「もう合わせなきゃ」と船長が言うが「もう一回絞りこんでから」と言っていると絞りこんだ。すかさず竿を立てると重みが感じる。でも小さそう。そう上がって来たのは小ソゲ。まあ苦しい状況の中で本命のカタを見れたのでうれしいことはうれしいが目標の１．５ｋｇ以上には程遠い。しかもいきなりの食いこみであの前アタリのガツガツ時間の緊張感が味わえなくてなんか釣った感じがしない。まさに釣れた１枚だった。左ミヨシでも今度も1ｋｇ弱のヒラメと小ソゲが連続して上がった。ＧＯＪＩＮも１枚目を釣って仕掛けを換えてすぐイワシを投入すると、いきなりアタリ。小さいがガツガツ来ている。食いこみと竿の絞りこみを待ったがこれまたすぐに反応が消えてしまう。スポッっと抜けた感じがした。しばらくエサを動かして誘ってみたが追い食いはなかった。上げてみるとしっかりイワシが取られていた。これで今日は二度目のバラシだった。悔しい！先週と言い今回といい、バラシ続出。バイパースティック神話に翳りが出てきた。その後ＧＯＪＩＮにはアタリがなくなってしまった。１０：３０ａｍには左舷ミヨシ二番目の方が船酔いに苦しむ中、１枚目を上げる。今度は右舷のミヨシの常連さんがヤリイカを上げて、すぐに本命のヒラメも上げる。釣れるときは同じ人が連続して何かを釣る。不思議なものだ。釣ってエサを付け替えて元気なイワシがアピールするのだろうか？ＧＯＪＩＮにもよく、釣れたときには連続でアタリがある。１１：１８ａｍには左舷のミヨシの方が独走の３枚目をＧＥＴ。その後は船中大人しくなって、１２：０４ａｍに右舷ミヨシ二番目の方に本命が上がる。
昼食のカップヌードルサービスが終わり、残り時間が少なくなってきて、ＧＯＪＩＮに諦めの気持ちが出てきた１２：３７ａｍ、久しぶりのアタリ。小さなガツガツが来たがなかなか大きく竿を叩かない。竿を絞り込まない。そうこうしているうちに、ついに反応が消えてしまった。イワシには歯型が残っておりああ残念。久しぶりのアタリだし、最後のアタリかも知れないのに・・・。
でも左舷のミヨシの方は４枚目を釣る。終了直前の最後の流しでも５枚目となるかわいい「ピラメ」を釣る。右舷では再びミヨシの方が二杯目のヤリイカを釣る。３０ｍそこらの浅場でヤリイカなんて専門に狙ってみたいものだ。そしてついに１：２５ｐｍに「はいおしまいにしましょう！」との合図で本日の納竿となった。
ああ残念！４回のアタリで１枚しか釣れない。潮流も０．１ノットと厳しい潮の流れだったが、今日はアタリも少なく、アタリも小さかった。食いこみも浅くて、右舷の大艫の方も「アタッてもなかなか食い込んでくれない」と同じ事を言っていた。
果たして残り少なくなったヒラメシーズンにＧＯＪＩＮは再び２ｋｇを越えるヒラメを釣ることが出来るのだろうか？この挑戦物語は今後も続きます。
本日の釣果
ヒラメ：１匹 （３７ｃｍ）
カサゴ：1匹 （２４ｃｍ）
船中７人で１２枚（０～５枚）。オデコが一人出てしまった。外道も豊富でアイナメが５本、カサゴ１匹、ヤリイカ２杯。
本日の仕掛け・タックル
竿 ：ダイワ バイパースティックⅡ－３１０
リール：ダイワ ミリオネア ＣＶ－Ｚ３００Ｆ
仕掛け：幹糸８号８０ｃｍ、ハリス６号９０ｃｍ、捨て糸４号７０ｃｍ
ハリ：ヒラメハリ８号（親バリ）、がまかつトレブルフック
オモリ：６０号
本日の遺失物
今回はドジったわけじゃないけど、根掛りでついに幸運のフィッシュシンカーの在庫が全てなくなった！あれはよく釣れていたのに・・・。レッドもブラックゴールドも釣具屋をはしごしても品切れや！ミサキさん早く作って！ヒラメの季節が終わってしまうよぉ～
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