２００1年2月10日
鹿島港 大久丸
ヒラメ釣行レポート
 今季６度目のヒラメ釣り。数よりカタを！との目標も及ばず・・・。来月にもう一度チャンスをもらう。 |
潮時：＜満潮＞０６：４９ ＜干潮＞１２：３２ 大潮 （東京芝浦標準）
天候：晴れ ＜最高気温＞１０．６度 ＜最低気温＞１．６度 （東京）
＜最高気温＞１１．４度 ＜最低気温＞－３．５度 （水戸）
北西の風（微風）、ベタ凪
料金：１１０００円（お土産に大きなホッキ貝５個）
ダイワ・フィッシング・パパラッチとしても活動し始めたＧＯＪＩＮ、なかなか釣行がなくて一回のレポートで２点をもらえるのに、ポイントアップが止まってしまっている。レポートしなきゃ！シーボーグがもらえない（ここまでポイントを貯めるのは現実的に不可能。つりネットのレポートで1000円／1回を期待するほうがまだ可能性があるけど・・・）。
そこで今回も鹿島港へヒラメ狙いに出かけてきた。鹿島にヒラメを釣りに出かけるようになって、なかなか腕も上達したのか、小ソゲでも完璧に釣ってしまう。だから枚数は確実に船中でもトップクラス。それがカタになると運も関係しているのか、なかなかエンガワの取れるようなサイズが釣れない。今回は目標を「数よりカタ」に置き換えての釣行だ。
しかし困ったことにクーラーボックス「シマノ・スペーザ２４０」は水抜き栓不良で修理中。まさかカタ狙いっていっても「トランク大将５０Ｌ」を持ちこむのは気恥ずかしい（実際にはベテランさんはこれを使っていることは少なくない）。それがなんと、金曜日に帰宅すると上州屋さんから「修理完了しました。今回は新品交換でクーラーが戻ってきています」との留守電が入っているではないか。うれしい。早速、上州屋常盤平店へクーラーをもらいに行くと、本当に完璧に新品。まあ、せっかくこの前いっぱい貼ったステッカーが無くなってしまったのは残念だけど、２度目の修理発生クーラーが約１．５年使用したのに新品に化けるなんてなんとラッキーかな？
で９：３０ｐｍに出発。ダイワ・フィッシング・パパラッチの帽子を被ろうかと思ったけど、ちょっと恥ずかしくていつのも帽子で出かける。今回の目標（唐揚げサイズ２枚+エンガワの取れる刺身用サイズ１枚の３枚を持ちかえる）をカミサンに告げて出かけて。
鹿島港には１１：３０ｐｍ頃到着。今回は先輩二人にも席取りの依頼を受けているので３人分の席を確保しなければならない。干潮で段差のある船にミヨシから乗りこむと、すでに左右とも３番目くらいまで予約棒が立てられている。艫はと後ろに回ると第一希望の右舷の艫は押さえられている。でも何とか左舷なら空いている。そこで左舷の大艫にＧＯＪＩＮが席を確保。先輩は左右のトモ２番目を確保しておいた。
さあ寝よう！とアコードワゴンの後部シートに寝袋を広げて就寝。何とかエンジンを止めても寒さは我慢できそうだ。でも急にお腹が痛くなった。慌てて漁港のトイレに掛けこんだがロックされており使用不能。しかたなく、防波堤の先まで行ってテトラポットの影に隠れて、海に向かって・・・。すっきりした。それにしても大海原に向かっての▼□●は気分が良かった。
翌日は寒さと尿意で４：３０ａｍに目が覚めた。出船準備まであと一時間あるけど、ここで起きてエアコンを入れて体を暖めながらラジオでも聞くこととする。５：００ａｍを回って大久丸さんの待機所にもお客さんが集まってきたので、ＧＯＪＩＮも着替えて支度を始める。今日のお客さんは１８人とのこと。また多い。でも大艫なのでまだましだ。すると右舷トモ２番目に席を取ってあげていたＯ先輩は「オレは操舵室の横がいい」と４番目に席を構えた。確か昨日は「トモよりならどこでもいいから右舷に席を取っててくれ」と言った筈なのに・・・。で、ＧＯＪＩＮの隣にはそのままＭ先輩が入ってきた。
出発は６：２５ａｍ。最近ではこの時間でも十分に明るくなっている。港を出て今回は初めて北よりに船を進めた。途中、助手さん（船長の息子）に「ポイントカードに書いてあるホームページ、いつ見れるようにするの？」と聞くと、「もう見れるよ！あれカードに書いてあるＵＲＬが間違っていて最後の「ｕ」が抜けてたの」とのこと「daikyuu」が正解らしい。出船した日は毎日釣果を更新しているとのことで、釣果は確認できる。航程はなんと１５分ほどでポイントに着いた。助手さんも慌ててイワシの準備をしていなかったから、それから慌ててイワシを配って回った。６：５０ａｍ、「はいやってください」のアナウンスが流れた。水深は３０ｍほど、ほとんど糸が流されず真下に落ちる。潮が流れていないようだ。そんな中、落としこみで早速右舷の胴の間の方に魚が掛かったらしい。本命ではなかったようだが、良型のアイナメだったようだ。その後は船中大人しい時間が続く。
ＧＯＪＩＮにもアタリが来ない。で、やっと７：２５ａｍにＧＯＪＩＮに最初のアタリ！ガタガタと竿を叩くアタリがあったが竿を絞りこまない。竿先を送っても反応が切れた。そのまま再度の食いつきを待ってみたがダメ、タナをちょっと変えて待ってみてもダメ。イワシが取られたのかと巻き上げて確認すると、齧られてボロボロになったイワシが付いていた。残念！せっかくの１回目のアタリを逃すとは！このバイパースティックを使ってからこれまで１７回アタって逃したのは２回だけなのに・・・。すぐにイワシを交換して落としこむ。すると落としこんだと同時にガツガツが来た。これまたなかなか竿を絞り込まなかったが聞き上げる乗っている。そこで何とか３０ｃｍほどの小ソゲがＧＥＴでき、本日のオデコは回避。イワシを付け替えて投入するとしばらくしてまたまたガツガツが来た。今回もなかなか絞りこまず食わせるのに時間が掛かったが、竿を立てると乗ってきた。７：４０ａｍ本日２枚目を連続でＧＥＴ。しっかり孫バリのトレブルフックを飲みこんでくれていた。幸先がいい。この時船中で他にも小ソゲが上がっている好タイム。時間帯があるようで、船中の誰かにアタリがあるときがチャンスだ。その後は船中ポツリポツリといった具合で、活気が薄れた。１時間ぐらい同じポイントを流していただろうか、船長はポイントを変えた。でもダメ。急にアタリが遠のきそのまま静かな時間が流れた。ＧＯＪＩＮも９：４０ａｍころオマツリで仕掛けが犠牲になったので、そろそろ大型ヒラメを狙っての孫バリを、トレブルフックからチヌ６号のシングルに交換。タナも1ｍ～１．５ｍくらい底を離した。まあ、静かな時間はほんと船中誰にも来ない。誰かに来たら、アドレナリンがこちらまで放出されて気合いも入るが、誰にアタリがないと・・・。まあ、隣のＭ先輩がたまに「あれ？齧られてる」と歯型のついたイワシを見せてくれて「惜しい！もったいない」と思うくらいだった。
すると１０：３０ａｍころ久しぶりに左舷の胴の間でアタリがあって、これを機に右舷でもアタリ。船中が活気付く。ＧＯＪＩＮも久しぶりにアタリが来て何とか食い込ませて３枚目をＧＥＴする。すぐにイワシをつけて落としこむとまたまたガタガタと竿先を叩く激しいアタリ。でも竿を立てるタイミングがつかめずそのままアタリが消えてしまった。本日２度目のバラシ！もったいない。ガツガツじゃなくてガタガタと力強さに掛けるアタリだけど、ヒラメかな？アイナメかな？マトウダイかな？ああ残念だった。すると隣のＭ先輩の竿先がガツガツしている。「来てます」と聞くと「うん、なんか食ってるよ。まだ上げちゃ行けないよね？」と言っていたらちょっと反応が消えた。「心持竿先下げてみれば」と言うと「あっ、まだ居るよ」というが竿を絞りこまない。しばらくしてもそのままで居るんだけど竿を絞らないＧＯＪＩＮの小ソゲと同じ現象。「ちょっと聞きながら竿をゆっくり立ててみてください」と言うと、Ｍ先輩はゆっくり竿を起こす。乗っている。竿がいつもより曲がっている。「小さいのが乗ってるね、これは」とさほど嬉しそうにもなくＭ先輩が小ソゲを釣った。１１：５２ａｍ、今季６度目で初めてのヒラメだった。もっとうれしがってもいいと思うほど、淡白な感激のし方だった。
今年はどうも大型が釣れない。聞くところによると、「イワシの群れが入ってこなかったからねぇ」とのこと。大久丸さんでは、１０ｋｇを越えるヒラメを釣れば、１０万円の報奨金がでるとのことだが、今年はまだ１度も出ていないらしい。「１シーズン、１・２度は出てくれないと、宣伝になんないよ」という。「あんまり釣れたら１０万円も大変でしょ」と聞くと「いい宣伝になるから、１・２度なら出てくれないと・・・」とのこと。そんな話をしていると右舷の胴の間の方の黄色のロッドが大きく曲がっている。これはちょっとカタがよさそうだ。１１：１０ａｍ無事目測２．５ｋｇが上がった。もっと大きく見えたけど、船長曰く「あれは３ｋｇないよ、２．５ｋｇくらいヨ」とのこと。本日船中最大どころか、初めてのキロオーバーだった。すると唯一取り残されていた右舷のＯ先輩の竿も曲がった。それまで２度ほどイワシを齧られて悔しい思いをしていたようだが、ようやくの１枚。一安心と言った所だ。この時間帯も好タイムか、船中でアタリが出始めている。ＧＯＪＩＮもイワシをつけて仕掛けを落としてキーパーに竿をセットして、ちょっとオシッコをしようとジッパーをおろそうとしたら、竿先がガツガツと来ている。慌てて手に持ち換えたが、アタリは消えてしまった。そのまま追い食いを待ってキーパーに竿をセットしてオシッコをしていると根掛りで、貴重なフィッシュシンカーを持っていかれた。ああこれで在庫はあと1つ。本日３度目のバラシ。まあタイミングが悪かったけど・・・。それからは大久丸さんのサービスでカップラーメンを食っていると、アタリがない。ラーメンを食い終えてエサを点検したら、肩口から頭を齧られていた。うーん残念と思ったら「それはヤリイカだよ！釣れるときもあるけどその齧り方じゃ小さいね」とのこと。３０ｍの浅場でヤリイカが釣れるなら狙ってみたいものだ。すると今度はＧＯＪＩＮの後ろの右舷の大艫さんの竿が曲がっている。なかなかデカそう。
やっと海面に浮いてきたヒラメは本日船中最大の目測３ｋｇ強（大久丸ＨＰでは３．６ｋｇとあった）だった。この方も３枚目。それまで２枚は小ソゲだったので、ＧＯＪＩＮの目標を変わって達成してくれた。１１：５４ａｍだった。ＧＯＪＩＮにも１２：００ａｍにアタリが来たが、横着して竿をキーパーに掛けていたのを手に持ち替えたらすぐに反応が消えてしまった。これがなかなかガツッン！と来ていたのでもしかしたらちょっとカタがよかったかも。上げてみるとイワシは見事に歯型が残りボロボロ。船長も「ああやっちゃったネ！その歯型はヒラメちゃんだよ。二人連続でバラシちゃったよ」と残念そうだった。その後はまたまた船中大人しい時間が続いた。蛸壺のロープに根掛りしたりして頻繁にポイント変えを繰り返したが、好タイムが来ることはなかった。で１：４０ｐｍまで粘ってくれたけど、結局追釣出来ずに納竿。アタリ７回もあったのに、なぜか今日は３回しか取れなかった。やっぱり、トレブルフックの方が食いこみの悪いときは掛かりがよさそうだ。
本日も数では竿頭と同数の３枚とまずまずだったけど、狙いのカタは出なかった。今季、あと１度はチャンスを見つけて釣行しようと思う。なんとか３ｋｇを目指してがんばるぞ！
本日の釣果
ヒラメ：３匹 （３７ｃｍ、３４ｃｍ、２９ｃｍ）
船中１８名で２８枚+アイナメ４匹。左右それぞれ１４枚づつで偏りなし。ヒラメは０～３匹でＧＯＪＩＮも竿頭の一人（３枚４人）だが、ご夫婦で来られていたうちの奥さんがヒラメ３枚にアイナメも釣っていた。
本日の仕掛け・タックル
竿 ：ダイワ バイパースティックⅡ－３１０
リール：ダイワ ミリオネア ＣＶ－Ｚ３００Ｆ
仕掛け：幹糸８号８０ｃｍ、ハリス６号９０ｃｍ、捨て糸４号７０ｃｍ
ハリ：ヒラメハリ８号（親バリ）、がまかつトレブルフックorチヌバリ６号（孫バリ）
オモリ：６０号（ミサキ フィッシュシンカー・ブラックゴールド）
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