２０２４年４月１６日
内房・勝山港　萬栄丸
トラフグ釣行レポート

トラフグ　オデコ ３隻合計で４７匹とか？

数年前から東京湾で一時だけトラフグが釣れるということは知っていた。でもなじみの船宿からは出ていないし、きっと手を出さない釣りと思っていた。 ところがヤリイカ不調の勝山の船宿がトラフグを狙いだした。でもタックルも釣り方もよくわからないし。。。眺めていると毎日満船で出ているようだ。 天気を見て予約しようと思っているとすぐに締め切り。そのうちに爆釣「Ｘデー」が始まった。３隻で１００超えとか。白子もパンパンででっぷり太ったトラフグが船宿のＨＰで踊り始めて、Ｆａｃｅｂｏｏｋでも各種の名人がＵＰし始めた。 ショウサイフグもやったことがない。でも一時始めようかと思ってカットウ仕掛けはある。でもＹｏｕｔｕｂｅで勉強するとちょっと仕掛けが違う。いわゆる「食わせ」という釣り方がメインになっている。オモリにハリを３本ほどぶら下げて食わせるらしい。 行こうか行くまいかと悩んでいるが仕掛けだけは用意しようと、オモリの底にフックできるオモリを取り寄せ、ハリやリングも用意した。 Ｘデーはいつまで続くのか？そこで有給をもらった火曜日ならまだ乗れるとのことで予約を入れた。あとは釣れ続くことを願うだけ。

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萬栄丸の３隻の四隅はすでに埋まっていた。ミヨシがいいのかトモがいいのか？？？１号船ならトモ２番目が空いているということで、その場所をキープ。片舷１３人？ちょっといっぱい過ぎる。 タックルは「シーボーグ２００Ｊ」に１．２号を巻きなおした。リーダーは６号で６ｍ。こんなに長くなくていいみたいだ。リーダーを結ぶのも不慣れでちょっと心配。 ３時前に支度を始めて受付に行くと既に大勢並んでいる。受付時に「捌き券」をもらうが、釣れた時に捌いてもらうのだがその順番が遅いと帰りも遅くなる。だからみんな早めの受付に並んだようだ。そして捌き券は１７番。ちょっと遅れた。 エサはアルゼンチンアカエビが１０匹配られる。それ以外に「ホヤ」は持参した。サバの切り身やホタルイカも用意して試してみる。 結局片舷１１人。５：０８ＡＭに出船。１８号船はＹｏｕｔｕｂｅ撮影の名人が乗っていた。 防波堤を出てすぐのポイントでエンジンがスローンになって反応を探し出す。僚船は冨浦方面に向かって走っているが、勝山沖でやるようだ。しかし反応を探してクルーズするが反応がないのか、そのまま冨浦沖へ走った。僚船はすでに釣りを始めているが盛り上がりは見られない。ここでもなかなか釣りが始められない。反応を探してクルーズ。出船から４５本ほどしてようやく投入の合図があった。 全く喰いません。船長も「底から４ｍくらいまでいい反応が出てるんですが。。」と不思議なようだ。 しばらくしてミヨシの方が掛けたようで１本。左舷の大ドモさんも掛けた。これは盛り上がってくるか？でもアタリが続かない。隣の大ドモさんも掛けたが抜けた。やっぱり四隅はすごい。 ８時前にちょっと走りますと言って移動。どこまで行くのかと思ったら木更津フェリー航路までやってきた。ここには神奈川の船も集結。マダイ船もある。ちょっと深くなったが、周りで食わせているのが目に入る。狭いポイントに船がひしめく。 ここで、ミヨシ中心にポツポツ上がった。大トラまではいかないが、２ｋｇ弱のトラフグだ。 ここでアタリ。ピクピクと外道のようなアタリなんだが。。。合わせると掛かった！これがトラフグか？でも重くない。引き込みもない。 でなんとこれはサバフグ。大ドモさんは「捌いてくれるよ」というのでキープ。胴の間の方もサバフグだった。 アタリが遠くなったのか、１時間ほどでまた大移動。今度はどこへ行くのかと思っていると勝山沖へ。僚船は動いていない。 しかし、ここで瞬間的に喰いのいい時間があって大ドモさんがＧＥＴ。これはチャンスだと底から少しずつ誘ってくるとグイグイとしたアタリでオモリのテンションが抜けた感じ。自分でもわかったがアワセが甘かった。でもロッドが曲がった。一気に電動で高速巻き上げ。しかし数秒で抜けてしまった。チャンスタイムは続くかと思ったが。。。 甘かった。アワセも考えも甘かった。僚船も勝山沖に集まってきて喰いが遠のいた。で１１時ころにまたクルージングが始まる。少しづつ浮島寄りへ反応を探して動くが。。。小一時間クルージングするが、釣りが始まらない。 「反応は薄いですが、みんな港へ向かっていますので、ここで最後です」と投入の合図があった。何人かのロッドは曲がったがトラフグではなくカンコだった。 そして１２時半ころ無念の終了ブザー。昨日より喰いが悪く３隻で４７匹とか？１号船は１０釣れたかどうかの釣果だった。 ドキドキは堪らない。タックルも軽くて楽だ。これは来年の「Xデー」の釣りまくり週間は決定的だ。残念だが、今季はもう無理だろう。