２０２１年1月２１日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

ヤリイカ食いてぇってことで萬栄丸へ。ちょっとまだ束釣りには早かった。

ヤリイカ　２７杯 一号船のトップ３５杯と大苦戦。

緊急事態宣言で自粛中も先週はその禁を解いてしまった。途中寄り道しなければ危険なポイントはキャビンだけ。釣りの途中は空気がきれい。 そこで今回の有給休暇も天気が良くて暖かければ釣りに出かけようと決めた。お天気だけでなく海上はナギ模様。さて何を釣ろうか？ アカムツがもちろん筆頭候補。職場から直行できる。でも夜中は寒い。ポイントまでも遠い。 そこでヤリイカの状況をさぐると南房で釣れ始めている。萬栄丸でも束釣りが始まるかもしれない的なコメントが。。。高速代がかかるけどヤリイカも食べたい。火曜日に決断し木曜日の予約を入れた。 水曜日は仕事。帰ってきて支度を始めたので出発がちょっと遅くなった。館山道は車線が２車線になっていてスムースに進み２時間かからずに港に着いた。一昨日は２隻出しと書いてあったが今日見ると３隻ともヤリイカで満船とか？四隅が１２個に増えていい席を取るチャンスが増えるが、トモ２番目が取れるならトモがいい。 しかしそれは叶わなかった。左舷なら一つトモ２番目が空いていたが左舷は仕掛けの手繰りが難しい。慣れていない。そこでベタナギだし、お天道様があたる右舷のミヨシの空いていた１号船に席を確保した。

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５時前に港がざわつき出したので支度を始めた。１号船は右舷が１０人、左舷が９人の満船状態。やっぱりヤリイカが釣れ出すと勝山の港は賑やかになる。 ６時前に宝生丸が出船し続いて利八丸。萬栄丸１号船は６：０３ａｍ出船だった。 ＨＰでは悪天候以外はキャビンの使用が禁止とあったが暗いからキャビンの移動許可が出た。でもそれほど寒くないのでデッキで寝っ転がった。ポイントまでは１時間ほどとのことだったがウトウトしていると明るくなっていて、７０分ほどでポイントに着いた。 先着の僚船からの情報か潮が速いようで、一斉投入の指示が出た。 １投目は不発。乗りが良くないし潮が速くてオマツリで時間がかかる。２投目でオマツリしながら１杯のヤリイカをＧＥＴしたが小さい。 このポイントは潮が速くて釣りならず４投ほどして８時半前に大きくポイントを移動した。 布良沖では南房の船が船団をなしていた。ノリノリなのだろうか？ここがチャンスポイントか？１２本ツノ仕掛けがここで威力を発揮してくれればいいのだが。。。 水深は相変わらず深くて２３０ｍほど。確かにノリはあるが単発。しかもサバも結構邪魔をしてくるので手返しが良くない。タマポツで釣れるが数が伸びない。目標は３０杯なのに残り３時間しかないのにまだツ抜けもできていない。 １０時半ころ白浜沖に移動する。乗りが上向くわけでもない。 「ヤリイカは昼またぎ」と言う格言があるようで、１１時ころからお昼過ぎに乗りが良くなるとか。確かに白浜の船が撤収する１１時半ころから入れ乗りになることはしばしばあった。 今回も、１１時過ぎから乗りがちょっとよくなった。１１時半ころにようやくツ抜け。目標の３０杯は遠い。カタも良くないのでツ抜けてもクーラーはガラガラだ。 深いので手返しがアップしないし、多点掛けが少ないので数が劇的に伸びることはなかったが２点掛けがあってたまに３点掛けか４点掛け。数はボチボチ増えてきて２０杯を超えた。残業があれば３０杯に届くかもしれないが、最後の流しで１時で終了するという（もちろん午後1時のことです）。 そして最後の投入で着乗りを感じた。追い乗りを待って巻き上げるとそこそこの重量感。最後は４点掛けで合計２７杯。あと１投できれば３０杯には届いたかもしれないが。。。 昨日までは洲崎や布良沖で乗りが良かったようでそこで数を稼いだとか。しかし今日は潮が速くて釣りにならなかったので数が伸びなかったようだ。 まだまだイカが小さいしメスイカも少ない。そのうちメスイカとパラソルジャンボヤリイカが釣れ出せば中層の釣りで数が伸ばせるかもしれない。犬吠埼のヤリイカはサイズはいいがサメが多いようで釣りづらそう。南房のノリノリ週刊が待ち遠しい。 今日はツノ数１２本でやったが、乗りが悪く、底べったりの日はツノ数は少なくして手返し重視の方がよかった。途中で仕掛けを変えるのが面倒だったり、仕掛けをおろすのがもったいないという考えがダメだった。その日の状況に応じた釣り方を面倒くさがらずにやらないと駄目だった。

ヤリイカタックル