２０１６年４月１６日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

今季不調のヤリイカが復活気配。チャンスタイムに乗せれれば数がまとまりました。

	ヤリイカ　３６杯 スルメイカ　１杯 船中片舷１１名で２〜３７杯。久しぶりの竿頭！大ドモなので混雑も気にせず釣りができました。オマツリ解きの時間が少なければ爆ノリタイムでもっと数は伸びたでしょう？

金曜はお休みをいただいて釣行を考えたが予報が悪く見送って金曜日に復調気味のヤリイカに行くこととした。その代わり金曜日はいろいろを用事を済ませた。 昨晩に発生した熊本の地震は余震が続き気味が悪い。あまりにも余震が多すぎる。 せっかくのお休みなので出発も早めることとした。月曜日に突然のトップ７０杯近く。火曜日も５０杯近く。水曜日がお休みで木曜日はちょっと落ちたがトップ３５杯。マダイが絶好調でヤリイカ船の数が減ると思ったので早めに出かける。道中はｒａｄｉｋｏ.ｊｐで阪神戦を楽しむつもりが、出発してまなく６点を取られて試合の興味はそがれてしまった。 ４月から値上げになった高速道路。普段でも鋸南富山までは結構な料金が掛かるのに、京葉道路値上げと合わせると３０００円を超えてしまう。これはたまりません。ってことで君津で下りて久しぶりに下道で勝山に向かうこととした。ところが制限速度４０ｋｍの道を３０ｋｍで進む水戸ナンバーの軽自動車が片側１車線を渋滞にしてしまっている。安全運転も独りよがりが困ったもんです。後ろに多くの車がつながっているのを知らないわけでもないでしょうから、道をあけるとかして欲しいものだ。 まあ詳しくは言えないがその車を交わして勝山に着いたのは９時前。港に数台の車があったので大ドモは厳しいかもと覚悟したが先客はマダイ船らしくヤリイカ船では１番乗りだった。言うまでもなく右舷の大ドモを確保。フクちゃんとフクマルさんも一緒なので、左の大ドモと、右の２番目を確保した。やっぱりヤリイカは下火で人気が上がっていないのだろう。

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３時ころに目覚めてスマホを見るとなんと夜中にＭ７．３の地震がまた発生している。昨日の午後には余震も減ってきていたのに。。。おまけに震度５以上の地震も多数発生している。ラジオを点けると緊急地震速報が何度も鳴る。 こんな時でも関東ではいつもと変わらない日常を送ってしまっている。 空いていると思ったヤリイカ船も大混雑。４人組が二人で４人分の席札を確保しているので、空けた片舷がガラ空きで、固まった方が混雑。船長から２名ずつに分かれてくれるようにお願いされても４人一緒じゃないと困ると主張する。１組だけ４人分を確保していたらその後に来たお客さんも自然と空いている方に席を確保するのに、８人分の席を確保してしまっていたのでこんなことになったのに。。。 まあ、単独釣行の方が左舷に代わって左右のバランスは取れたようだ。 出船は５：２２ａｍ。すでにマダイ船だけではなく、利八丸のヤリイカ船も出船している。ポイントには４５分ほどで到着。船団の数も少ない。 １投目で何かが掛かった。サバなのかスルメなのか？巻き上げるとサバほど暴れないが、ヤリイカなら暴れすぎる。慎重に巻いていたつもりが残り９０ｍほどでプッツンした手ごたえを感じてバラシてしまった。 このバラシがもったいない。左舷ではスルメイカとヤリイカが上がったようだが、２投目から続かない。 ２時間ほどでオデコ。船中のほとんどが何も釣っていない。右舷で釣った人はいないようでまだイカを見れていない。 これで最後にしてちょっと移動しますとアナウンスがあった流しで、底から１０ｍ近くシャクったところで乗り。グイグイしているので間違いなし。これでなんとかオデコ脱出。それにしても調子が上がらない。 ９時に白浜沖へ移動してちょっと様子が変わるのか？ いきなりフクちゃんが３杯をＧＥＴ。フクマルさんも「付いてました」と２杯をＧＥＴした。 反応が薄いのか移動しながら反応を探す時間がない。周りでも釣れている様子が見えない。 しかし、１０時前にスイッチが入った。 着底してすぐにフクちゃんが「乗った」と言うと、フクマルさんも「着乗りしました」と言う。二人が使うシマノフォースマスターは落下が早い。ダイワのイカチューンでも落下は早いはずなのに５秒以上遅れてチャンスを逃す。着乗りに間に合わず、シャクリを入れていると乗ってきた。これは活性が高い反応だ。ゆっくりを追い乗りを待って、最初はゆっくりと巻き上げて１５ｍほど巻いたところで中速へ。重量感はあるが、シーボーグはゆとりで巻き上げてくる。まあ３・４杯は乗っていると思っていたが。。。中オモリをつかんで仕掛けを手繰るとヤリイカの姿がずらっと並んでいる。２番目のツノは乗っていなかったが、そのあとはズラズラと。なんと１２本バリに１１杯のヤリイカでいきなりツ抜け達成！ それから１時間ほどがすごかった。続いて６杯。そして７杯。で５杯で３０杯をＧＥＴ。サイズがいいので何とか２０杯をと考えていたが満足の３０杯に乗った。胴の間のオマツリ解きで時間が取られなかったら投入回数も増えてもっと釣れていてもおかしくない時間が１時間ほど続いた。 その後はなぜか反応が散ったのかクルージングが長くなり、着乗りもなくなる。それでも移動を告げるアナウンスと同時にズシっと来るパターンが何回かあってダブルなので数が少しずつ伸びる。 そして１時の終了の合図でもズシっと来た。最後も良型を１杯でなんと３７杯まで伸びた。 調子が上がらなかった今季のヤリイカ。もうチャンスがないと思っていたが、最後と思われる好調時に楽しむことができた。 今季のヤリイカはお利口さん。生き生きパックように桶に泳がせていたヤリイカが港に近づくと爆睡中のフクちゃんの顔にめがけて起きろと顔面に水を吹きかけてフクちゃんお目覚め。

ヤリイカタックル