２０１６年３月１２日
南房・江見吉浦港　渡辺丸
アカムツ釣行レポート

あきまへん！

アカムツ　オデコ 船中８人で９匹。それでもアタリなし。 右前：3→2→0（フクちゃん）→0（GOJIN） 左前：3→0→0→1（フクマルさん）

実は木曜日にお休みをいただいて力漁丸へ「鬼の木曜日」に便乗しようと感がていました。ここ何回かそんな目論見をしてるのですがことごとくお天気が悪く釣りに行けていません。そう、今回も雨予報と波もありそうでパス。やっぱりまだまだこの時期はお天道様が出ないと厳しいです。 フクちゃんも３月が今回が最後の釣行チャンス。でも「鬼の木曜日」を邪魔する念力を持っているのか、木曜日をパスしたことで自動エントリーとなりました。 ヤリイカが釣れていません。釣割で大原の松栄丸でオニカサゴを募集していたので申し込むと、そっけなく「お席が用意できませんでした」との返信。なんでも「ヒラメ」と「ヤリイカ」が決まっているとのこと。それなら釣割の予定表には入れないでよと言いたくなりました。そうヤリイカも考え直しましたが、やっぱりまだまだ絶好釣ではありません。トップは３０杯前後。やっぱり６０杯ほど釣ってくれないと魅力が薄れます。 まあカミサンも名古屋へ走り行っておりませんので、釣果が多いと困ります。ってことでダメもとの挑戦で渡辺丸のアカムツを予約しました。 釣友のＦさんことフクマルさんから「明日は何を考えていますか？」とメールがあったのは金曜日。既に渡辺丸さんに予約を入れていることを告げると、フクマルさんもご一緒することとなりました。

３月も中旬というのに寒い。目覚ましを４：１５ａｍに設定しておいたので目覚ましで目覚める。フクちゃんはまだ来ていない。５時までに集合すればいいようなので、５時前に支度を初めて岸壁で待つ。 お客さんは右舷に４人で、左舷にも３人か４人。船長の指示で大ドモをいただいたので右の大ドモに入る。いつもは渡辺丸ではミヨシに入っているけど、寒いときはキャビンに近い大ドモがいい。 出船は５：４０ａｍ。港の入り口白波が立っているので、ちょっと明るくなるまで待った感じだ。 今回は久しぶりに「アリゲータースクイッド２１０」を使ってみる。「ＳＥＩＨＡ」シリーズは胴調子なので、誘いを考えて７：３調子のアリゲーターを選択した。 ポイントまでは４０分ほど。寒いしウネリがあるのでキャビンに入った。 ポイントに着いて、エサを付けていると投入の合図があった。ちょっと遅れて投入するとなんか変な感じ。サバが掛かっていたが痩せているので暴れ方も小さかった。でもミヨシ２番目の人がクロムツを上げた。 ２投目で、同じく２番目の人が早くも本命のアカムツをＧＥＴ。なんだか今日は調子がよさそう。なんとミヨシの人にもアカムツが上がった。今日は絶好調な１日になる予感がした。しかも次投でまたしてもミヨシの人が２匹目のアカムツを上げたではないか。 こっちにもアタリがあったが、これはサメ。せっかくのチャンスタイムを逃してしまった。 チャンスタイムも朝の一流し目だけで、その後はアタリが遠のく。 風が強くて、ウネリもあってグラスロッドは風に負けてアタリがわかりづらい。シャープな固めのカーボンロッドがいいのかもしれない。でも掛かった時の釣趣は軟調のグラスロッドが断然面白いのだが。。。 終盤になっても風もウネリも収まらない。ほんとタマポツでミヨシでアカムツが上がる。 １０時半を回って、船中大きなオマツリの中でも本命アカムツが掛かっていた。 後で聞いた話だが、船長は後半深場のポイントを狙ったがオマツリがひどいのでちょっと浅めの２４０ｍポイントへ移動したとこと。その水深は今季初めて狙う浅さのようで、様子見も兼ねていたらしい。 そのポイントでなんとミヨシの２匹の良型アカムツが上がる。その様子を見たこっちもアタリがあったがまたしてもサメ。どうもサメしか気に入ってくれない。同時にフクマルさんもリーリングを開始。サメだろうとことだったが、「タモをお願いします」と本命を告げた。慌ててタモを用意してヘルプに向かう。海面のアカムツをカモメがつついてしまう。海面を覗き込むとでっぷり太った良型アカムツ。無事にタモに収まってフクマルさんはおでこ脱出。 フクちゃんも、ニヤニヤとリーリング。慌てて投入しようとしたが、１１：１５ａｍ沖上がりの合図があってＧＯＪＩＮのオデコは確定した。ニヤニヤするフクちゃんだけでなく、ミヨシの人にもまたもや本命が来ているようだ。ああ悔しいオデコ。 ミヨシのアタリはサメであった。フクちゃんのアタリも最初はそれらしき竿の叩き方だったが、そのミヨシの人のサメを見た途端に品のない叩き方に変わってしまった。残念、最後に期待したアタリもサメだった。 前日には稲荷丸でもトップ４匹のアカムツを釣っているようで、なんか南房のアカムツが始まった感じだ。ミヨシで喰ってこっちに喰ってこなかったのは悔しいけど、なんか期待させてくれる南房アカムツ第１戦だった。

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