２０１６年２月６日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカリレー釣行レポート

束越えのヤリイカのはずだったのにツ抜けもできずに撃沈。

ヤリイカ　７杯 ススメイカ　１杯 船中トップはヤリイカ初挑戦の方で１４杯。ツ抜けが難しいくらい、乗りが悪いし、群れも小さいのかクルーズ時間が長く、サバもちょこちょこ邪魔した。

思えば前回の釣りは半月も前だった。この時期天気が良くないと出かける気がしない。 そんな中、今回はヤリイカを早々に決定。水曜日には束越え達成で、ヤリイカの爆釣シーズンが始まったと考えた。まあ、フクちゃんも今回は出撃するが、ヤリイカで勘弁してもらうしかない。大原のオニカサゴも大きな船では出ていない。外房のアカムツも全くＨＰが更新されていない。萬栄丸でもオニカサゴとのリレーが楽しめるが、あのサイズのオニカサゴを狙うなら、ヤリイカ一本で通した方が面白い。 予約は木曜日の朝に完了。ヤリイカは束越えでお客さんが殺到しそうだったが間に合った。でも金曜日に夕方には、土日の予約は締め切られていたのでやっぱり釣り始まったヤリイカの人気は高い。 でも、木曜日はトップが半分くらいになっていたし、金曜日は３０杯台に落ち着いて来た。釣果は下降気味。お天気も雨はなさそうだけどお天道様が出てくれるのか微妙。波はなさそうで、寒ささえ防げればいい一日になりそうだ。 早めに出発して１０時過ぎに港に到着。でもヤリイカ船もオニカサゴ船も大ドモは3隻とも埋まっていた。1号船は右舷のミヨシも埋まっていたが3号船は空いている。でも2番目が埋まっていたので、フクちゃんは左舷のミヨシに入ってもらって、右舷のミヨシを確保した。

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5時前にすっかりスマートになった釣友Ｆさんにご挨拶。忙しく釣行できないとのことだったけど、何とか仕事を片付けて釣りに出かけることとなったようで、満船の萬栄丸に変わって利八丸さんに予約を入れていた。釣座は、右舷のミヨシを確保済み。 なんと満船でも、寝坊や病気でドタキャンもあって片舷9名と1人分のスペースが広がった。 出船は６：０４ａｍ。寒いので前方のキャビンに潜り込む。1時間ちょっと走ってポイントに到着した。 ポイントには乙浜方面の船もあってちょっとした船団になっている。反応を探してクルージングしている間に他船の様子を見るが、しゃくっている姿は見えてもイカを取り込んでいる姿は見えなかった。 爆釣の予感に反して、全く乗らない。周りでイカを取り込んでいる船も見えない。潮が早くてオマツリもあるが船中全く釣れずに1時間ほどが経った。 そしてようやく1杯。重量は感じたがイカのグイグイした乗りがわかりづらい乗りだった。潮が早いからなのか？？？それでもサイズは立派なヤリイカ。この乗りがはっきり出ないのは、今日初めて使った「極鋭ヤリイカ　１７８ＡＧＳ」との相性なのか？ これが恐らく船中1杯目。次の投入でも乗りはあったが、追い乗りを待っていると引っ張られるようなアタリ。すぐにテンションはなくなった。船中数名の人がヤリイカをＧＥＴしたが、回収した仕掛けには胴部を喰いちぎられたゲソ部分だけが付いていた。端物にやられたようだ。 クルージングするが反応が少ないようで船団もバラけて来た。そこで８：３５ａｍに「白浜沖まで走ってみます」と大移動が告げられた。 白浜沖にも狭い範囲に船が固まっていたが取り込みは見られない。船団を通り越して反応を探りながらクルージング。中々投入の合図が出ない。 ２杯目のヤリイカが釣れたのは移動後１時間ほどたった１０：１０ａｍころ。ほんと追い乗りしてこない。 乗りは上向かない。また１時間ほどしてやっとダブルで４杯目。もう１１時を回っている。 オニカサゴとのリレーでヤリイカを狙いだした第１８萬栄丸がいい反応を見つけたようで、そこへ急行しての投入でダブルだった。でもみんなが乗るような反応ではなく、1号船もそこから離れていく、そしてまた反応を探してクルージング。 残念だったのは、船中多点掛けがあった投入で遅れたこと。オモリを投げるとクルージング中に仕掛けが投入器に引っ掛かっていてオモリだけが飛んでいってしまった。オモリを付け替える間に群れは離れたようで、着底してすぐに回収の合図になった。隣に方は４点掛け。しかも残り２本に足が残っていたようだ。 終了間際にも多点掛けがあったが３杯止まり。厳しいままに１：３０ｐｍに終了となってしまった。第一萬栄丸のトップも１６杯止まり。ほんと厳しい一日。他船も厳しかったようだがいい船は３０杯は越えていたので、何が悪かったのか？ おまけにサロペトパンツもひざ下を何かに引っ掛けビリビリと破いてしまった。 宙層に浮き始めればヤリイカも多点掛けが増えるけど、底ベッタリでは多点掛けも厳しく数が増えない。まあ、ここ数年ヤリイカのベストシーズンは遅れがちなのでこれからまだまだヤリイカのリベンジチャンスはあるだろう。

ヤリイカタックル