2015年11月21日
外房・片貝港 正一丸
アカムツ釣行レポート

いいナギで、昨日はデカムツが釣れたと言うのに。。。
潮時: <満潮> 13:07 <干潮> 05:20 長潮 (東京芝浦標準)
天候: 晴れ <最高気温> 20.0℃ <最低気温> 13.9℃ (東京)
釣座: 右舷大ドモ 21.6℃ 12.5℃ (勝浦)
北西の風 ナギ 航程約2時間の片貝沖 水深:170、240〜270 前回はオニカサゴ
水温: −℃ 潮速:流れない 潮色: 澄み潮
料金: 14,700円

本日の持ち帰り釣果 本日の釣果
アカムツ 1匹
キンメ 2匹
メダイ 2匹
ユメカサゴ 1匹

船中0〜2匹らしい。

釣行前のお話

今回は本当はオニカサゴを狙いたかった。しかも大型のオニカサゴが釣れる大原へ行きたかった。
そこで前回利用した春日丸さんに電話を入れたが「土曜日はヒラメとフグ」ですと言われて諦めるしかなくなった。力漁丸も土曜日はオニカサゴを受け付けていない。

そこでアカムツに狙いを切り替えた。まあ安定してカタが出だした江見も候補にしたが第三土曜日はお休み。波があると出られない可能性が高いが片貝の正一丸さんに予約を入れた。
なんとその日はトップツ抜け。カタもいいのが上がっている。

その後はシケが続き、外房の釣果がわからない。金曜日も出船は無理な予報だったが、土曜日は急速に波も穏やかになりそうだ。
出発前に明日のアカムツ船はどちらかを確認しようとHPをみたらなんと金曜日も出船したようで、最大52cmのデカムツが上がっている。ウネリでバラシが多い中でトップ5匹。明日は海も落ち着くだろうから期待できる。

10時ころに港に着くと車は1台止まっているだけ。でも中々いい席を確保できないのが片貝。で、船に乗り込むと左舷の大ドモが埋まっているが右舷は空いている。ミヨシも左右ともに空いている。そこで迷わずに右舷の大ドモに席を確保した。フクちゃんも一緒なので2番目に確保。一応ミヨシがいいのか確認するとトモ寄りでOKとの返事が来た。

釣行レポート

出発時に感じた寒さも港では気にならずにグッスリと眠れたが、さすがに車から出ると少し寒い。
3時半ころに船長がやってきて明かりが灯ったので、支度をする。片舷6人で、出発は4:03am、キャビンに入り遅れてトモで横になる。寒さも耐えられるほどだ。

既に1時間半ほど走っているので席でエサの準備をする。しばらくすると船長からももうすぐポイントですとのアナウンスがあり、みんなキャビンから出てくる。
2015年11月21日の朝陽
6時過ぎにポイント到着。まだなんとなく暗い。
1投目、無事に着底。前回はサバにつかまったと勘違いしたが水深は180mほどからのスタート。着底してなんか小さなアタリがある。サバほどうるさくないし、アカムツほど力強くもない。ギンメダイならこんなにアタリがわかることもないだろう。しばらく追い食いを待って巻き上げる。確かに何かが喰っているが本命ではなさそう。何かさっぱりわからない。すると海面を覗くと小さなサカナが付いていた。なんと1番上に小さなキンメダイが掛かっている。そして一番下にもキンメダイ。小さいがなんとなく微笑む外道だ。

2投目も喰い上げるようなアタリ。本命ではないだろうけどサメでもなさそう、いい感じで引いてくれるのでもしや?と期待したがメダイだった。今季はメダイが多い。江見でもメダイに悩まされるし、オニカサゴでもメダイが釣れる。美味しいサカナだけど、そんなにたくさん欲しくもない。ヌルヌルするし見た目も良くないので誰ももらってくれないだろうし。。。
小さなキンメダイが一荷で釣れた
それにしても本命が上がらない。サメは釣れるが本命が釣れない。いったいどうしたことか?
昨日とは待ったく違う。左の大ドモの方は2日連続の乗船とのこと。昨日は良型も含めてよく釣れたよとおっしゃるが今日は全く潮が動いていない。

7時半ころ「ちょっと移動します」と20分ほど走った。
それでも状況は変わらない。外道も釣れなくなった。

しばらく経った9時前にフクちゃんがなんかアタッたとリールを巻きだす。よく見るとたまにプルプルと「GOUIN BULL190−HM」の竿先が動いている。「プルプルってのはユメちゃんだよ」と言う。残り20mでもプルプルとした。念のためにタモをもって海面を覗くと「おやおや?」。そうなんと大きくは無いが本命のアカムツが釣れている。見た目にはプルプルだったけど、フクちゃんは「叩いた」と言っていた。竿を握る手には手ごたえが違ったのだろう。
恐らくこれが本日の1匹目。フクちゃんさすがに持っている。アカムツの大釣りよりも確実性はピカイチだ。オデコでは決して帰らない。
外房のアカムツタックル 船中の様子

しかし続かない。やっと本命アカムツっぽいアタリ?
10時ころに右舷のミヨシの方が良型をGETした。チャンスとばかりに誘うが喰って来ない。でも、船長の移動の合図でミヨシ2番目の方に、オキギスと本命のアカムツが釣れていた。

次に左舷のトモ2番目の方が本命を上げたようだ。もう時間が無いがちょっと様子は良くなってきたようだ。
そして、ようやく竿先にグイグイとした。でも弱弱しい。本命っぽいけど弱い。しばらく追い食いを待つがアタリの強さは増すことは無い。巻上げを開始しても叩かない。引かない。バレタのか?なんとなく重くは感じるけど、なんだろう?残り60mほどで弱いけど叩くような引きがあった。そして残り20mでも、でもラインはフクちゃんと絡んでしまった。海面を覗くと本命が見えるので、先にタモでアカムツを掬ってオマツリを解く。11時前、終了直前にオデコを脱出した。
やっと釣れたアカムツ
終了のはずが移動。そしてラストですとアナウンスがあってちょっと延長。期待したがアタリは無く11:32amに終了となった。

下船後わかったが、左舷のミヨシの方が2匹釣っていたし、右舷はミヨシと2番目の人が2匹釣っている。ラスト1時間でちょっと活性が上がっていたよう。その中で小さいけど1匹かぁ?うれしいような微妙な気分。
これからはオニカサゴやヤリイカを狙いたいが、こんな結果でアカムツも終われない。さてどうしよう。
本日の仕掛け・タックル
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