２０１４年２月２２日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

なんだこりゃぁ？この時期のヤリイカでこんな釣果とは？？？クルージングの季節には寒すぎる。

ヤリイカ　３杯 スルメイカ　２杯 マルイカ　２杯 厳しい一日でトップで２５杯。別船ではトップ９杯とか。

１週目は仕事（報酬なしの休日勤務で振替制度もなし）。２週目は大雪。３週目も大雪でやっと今回は釣行できそう。この間、雪かきで汗をかいて風邪をひいてしまう。 深場のベニアコウ仕掛けも買ったし、マリンパワー３０００にＰＥ１２号を１４００ｍ巻いた。ベニアコウも考えたけどまだちょっと敷居が高い。もうちょっとライトならキンメも行きたいけど、正一丸の水深やタックルがわからない。 そこで、勝山のスルメイカ＆オニカサゴを考え、火曜日に予約電話を入れるも土曜日はオニカサゴ船が出ないとのこと。まあ好調なヤリイカでもいいと考え、そっちを予約した。 出発は９時。館山道の路肩にはまだまだ雪が残っている。とにかく寒い。陽は長くなっているのに、まだまだ２月。花粉は困るけど春が待ち遠しい。なんてことを考えて港に到着。第一と第十八萬栄丸の右舷の大ドモは埋まっていた。足場を考えると第一萬栄丸かと言うことで左舷の大ドモに席を確保した。

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寒いが厚着でアイドリングを我慢。支度前に少しエアコンを入れて体を温めた。 左舷のトモ2番目の方は、前回もお隣になった方だった。「ＳＥＩＨＡ」をほめてくれたので入手方法を教えてあげたけど、ちょっと違うワンピースを買っておられた。ビーストマスター３０００も新調したとのこと。 右舷の大ドモには４連荘の常連さん。調子が悪いようで、今日もトップで３０杯ほどだろうと予想していた。 まずはスルメ狙いからスタートとのことで、１８ｃｍ直結を準備。 明るくなった、６：０７ａｍに出船となった。 ポイントまでは４５分ほど。かなりの船が集まっているが、スルメを取り込んでいる姿が見えない。厳しいのだろうか？ １投目で船長は８０から１２０ｍの宙層の反応を指示した。１３０ｍほどからゆっくりと誘い上げているとスルメが乗った。反応の幅が広いのでゆっくりと巻き上げていると、ウネリのせいか外れてしまった。慌ててそのまま落とし込むとまたも乗ってきた。スルメが乗っているのは確かだが重量感は小さい。ゆっくりと巻くとウネリでバレルのでスピードを上げて巻き上げる。すると下から２番目のツノにスルメが１杯付いているだけ。 船中の様子も良くない。すぐに反応が切れてしまう。隣の方がブランコで２杯のスルメを上げたので、しばらくしてブランコに交換。すると今度はサバが回りだして仕掛けが落ちない。仕掛けが落ちて、落とし込みで誘うがスルメイカは乗ってこなかった。 ８時過ぎにスルメを諦め、ヤリイカ狙いに変更するとアナウンスがあって仕掛けを１１ｃｍに交換。ポイントも近くですぐにやりイカ釣りが始まった。 最初の投入に遅れたが、何とか着底。着底と同時に、ズンズンとイカの反応。かなりいい感じで良型のヤリイカと思って巻き上げ開始。すると船長は「反応が切れたので回収」とアナウンス。こっちは乗っているのでゆっくりと巻き上げる。真ん中ほどのツノにスルメイカが、しかし下にもイカの魚影が見える。仕掛けを手繰ると触腕２本でイカがぶら下がっていた。大事に抜き上げるとそれはマルイカだった。そしてその下にもイカが。それもマルイカで、ヤリイカ狙いは本命不発も、トリプルで始まった。 白浜は南房の船も調子がよくなかったので洲ノ崎沖で釣りをすると思ったが、反応が芳しくないのか「白浜に行きます」とアナウンス。しかし、ポイントに着いてもクルージングで中々釣りが始まらない。 ようやく投入の合図が出ても、乗らないのですぐに回収。本命のヤリイカが釣れたのは、１０時を過ぎていた。 そこからまたクルージング。布良に戻ったり、乙浜沖へまた戻ったりと１時間ほどクルージング。気づけばもう１１時半で、南房の船は撤収する時間だ。 長いクルージングのあとに投入の合図が出て、久しぶりに乗りを感じた。でもリールが唸るほどではない。回収すると下のほうに３つのイカが見えたが、スッテに抱きついていたイカは海面でばれてしまった。まあ何とか一荷で７杯目。 最後の投入も不発で、１：４０ａｍころ終了となった。常連の超名人でも２５杯でスソで２杯。ツ抜けした人は少なかっただろう一日だった。この時期のヤリイカでこんな釣果は超欲求不満。オニカサゴでもこのくらいは釣れることだってあるのに、オニカサゴが釣りたかった。 下船後の萬栄丸のカレーライスは美味しい。お替りをする人も多い。日差しが左舷は浴びれなくて寒かったけど、スパイスが体を温めてくれた。

ヤリイカタックル