２０１２年６月１６日
南房総・千田港　かどや丸
イサキ＆マダイ釣行レポート

今年の南房のマダイは早くもイナダ交じりで始まった！

イサキ　２３匹 マダイ　1匹（小さい） メジナ　１匹 写真は持ち帰り釣果。

やっぱりこの時期外せないのがイサキ釣り。釣りを始めて数年間は春先から夏までほとんど毎回このサカナを追いかけていた。イサキは小気味いいアタリと引きで楽しいし、塩焼きが最高に美味い。で、会社のクラブでこのつりを企画した。で、４人の参加が見込まれていた先週はお天気に恵まれずに中止となった。 で、さて次はいつ行こうと考えていたが唯一の２０代会員から「来週行きましょう」と言われて、中止と決定したその日に次週に再度イサキ釣りを企画することとした。しかし今回参加者は２名。なかなかみんなの都合が合わない。 しかしそのイサキ釣り、松大丸でマダイを爆釣していると思ったら、かどや丸でもマダイを爆釣。しかも南房ではイナダが早くも釣れだして、ヒラマサやシマアジまで混じると言うから期待が深まる。 後輩Ｍ君は先週から狙いは「イサキ」と言っていたので、７：３調子のコマセの振り出しやすいタックルを用意。こっちは、マダイを狙いのロングハリスで、マダイも狙うこととした。マダイにはグラスロッドが面白いけど、グラスじゃイサキには重いし引きが殺されてしまうので、カーボンのマダイロッドを選択した。 出発の金曜日の朝に天気をチェックすると、午前中は雨も降らなさそう。でも夕方のチェックは一日中雨模様に変わってしまった。まあ雨は降っても波はなさそうなので決行だ！ 出発は８時半で、２時間半で港に到着。右舷のミヨシ２つを確保した。

船宿の灯りが点いたが、Ｍ君が来ない。電話しても出ない。その間船宿では「昨日はすごかった」話で盛り上がる。イナダをマダイと思って大事に釣っていると一荷でオマツリがひどかったとか、マダイもイナダも数は上がるとかでもう全員釣れる気になっている。 さて、Ｍ君も無事港で合流。５時ちょうどに小雨の中出発。先ずは千田沖で開始となった。ここではイサキがポツリポツリと釣れるが入れ喰いのようなアタリはない。５匹ほどイサキを釣ったところで、乙浜沖へ移動となった。 ここなら船長が言う「マダイやイナダ」が釣れると、ドラグ調整も行う。しかし、マダイどころかイサキのアタリも遠くなってしまった。 エサ取りが多く、船長も指示ダナを２ｍ上げるがそれでもエサがなくなる。３分と持たない。 そんな状況でイサキをツ抜けしたのが９時過ぎだった。 潮が流れないのは出発前から分かっていた。松大丸のＨＰでも「潮が流れないのにマダイの食いがいいよ」と書いてあったし、出発前に船長も「潮が流れないから、潮周りもしなくてじーっと同じ場所で釣ってたよ」とのことだった。今日も流れないけど、アタリが違うし、エサ取の多さも違っている。 それでもトモでシマアジが上がったようだ。後で聞くと、回収の巻き上げ途中に喰ってきたらしい。エサが残れば可能性があるのだろうけど、エサが取られてしまっているのでこっちには来なかった。 そんな中、１０時過ぎにあげてみれば小型のマダイが付いていた。「もっと大きいのつってください」アナウンスが出るが、食い気が出てくる合図かと思ったがダメだった。 後半３．５号９ｍでマダイを狙うがマダイのアタリで竿が海面に突き刺さることはなかった。 １１時過ぎに再び３号２本バリに。コマセも撒かずに指示ダナで止めておくと、２分ほどしてイサキが食ってくるというパターンになった。 結局、最後まで盛り上がりなくタイムアップ。１１：４５ａｍに終了となった。イサキも３０ｃｍオーバーもなく中型主体で、このままじゃ終れない。

竿　　　 ：ダイワ　リーオマスター桜鯛　Ｓ−２７０ リール　：ダイワ　シーボーグ　３００ＭＴ 仕掛け　：３号８ｍ２本バリ（マダイ王8・７） クッションゴム：１．５ｍｍ×１ｍ ビシ　 　：ステンカン６０号（８０号の鉛減量化）

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