２０１２年５月１９日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

パラソル級のヤリイカがいまだに釣れ続く。過ぎ重量感だ。

ヤリイカ　５３杯 スルメイカ　1杯 ３番手だったけど。記録されてない。

先週は終盤のヤリイカを楽しんだ。31杯の釣果以上に満足。ジャンボサイズがゾロゾロで納得だ。 で、今週はやっぱり乗っ込みマダイにしようか、マルイカにしようかと悩んでいたら、ヤリイカが前回の釣行以上に大爆発！これは行くしかないと、何しようかという悩みも吹き飛んだ釣果情報に、木曜日の夜にあわてて予約を入れた。 金曜は帰りが思いのほか遅くなってしまって、出発は9時過ぎ。何せ「明日の予約は締め切り」で満船のようなので出来れば四隅に座りたい。でも、そんな望みも叶わなく、2つ目も空いていたのは右舷のミヨシだけ。まあウネリもないようだし、その右舷2番目に席を決めた。

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出船前に「直結がいい」との情報があった。日中までサバがうるさそう。ツノは１１ｃｍでも１４ｃｍでもいいようなので、今回は１４ｃｍの１２本直結を選んだ。 また、オモリも１５０号を使うとのことで、持っていない人には貸し出しがあった。もちろんこれまで萬栄丸では１２０号しか経験がなかったので持ち合わせていない。借りることとする 出船は４：４１ａｍで、約１時間ちょっとで６時ころポイントの布良沖に到着。天気はいいのに朝はまだまだ寒い。 反応が薄いのかしばしクルージング。その１投目も予想に反して、サバの猛攻もないがヤリイカの乗りも良くなかった。 なんとか１杯のヤリイカを確保しているが、船中熱くならない。 今回も船中賑やかになったのはまたも７時半を回ってからだった。落下途中でサバにつかまる人もいたけど、直結組みは指示ダナに落ちてひとシャクリでズシッと重みが伝わって、巻き上げると幅広いタナを通過するうちに竿を起こすのが難しいほどの重量感に。残り２０ｍで手巻きアシストで中オモリを船に入れる長さまで巻き上げ、中オモリを船べりに仕舞いこんで仕掛けのフケを抑えてから直結を手繰っていくといきなり５点掛けを達成。ヤリイカ釣りが始まった感じだ。 移動が早くて一流し１回の投入だし、クルージングにも時間が掛かるので数の伸びはなく、８：１０ａｍに４点掛けでツ抜けを達成したが、連続して釣れてい １０時前に２０杯を越えた。移動も多いし、ヤリイカの数も十分にある。前回の釣果の残りも当然あるので、ヤリイカの船上干しを作って見ることとした。肝はスルメイカに比べてやっぱり非常に小さい。しかも目玉も取りづらい。開くのはスルメイカより難しかった。 １０時半にサバが大人しくなっていることに気づいたのでブランコ仕掛けに交換。１１時過ぎに６点掛けで３０杯を達成し、続いても５点がけと絶好調だった。 今回は宙層の広い棚が指示される。船長も「特に・・・ｍ付近が濃い反応」と言う。落とし込みサミングで仕掛けが止まってもそのままゆっくりと落とすと重量感は増す。さすがに１２本ツノなのでもっと付けるだけのツノ数はあるけど、６点掛けが数回でそれまでだった。落とし込みで乗せているので、案外下のほうに集中してイカが乗っている。重量感をもっと求めたら上の空いたツノが濃い反応まで届いたかも？まあ次回があれば試してみたい。重量感もあるけど、シマノ電力丸のおかげか電動リールが悲鳴を上げることはなかった。 １２時半ころに６点掛けを連続して達成し５４杯に。船長が「最後の流し」と言った投入は前回同様にサバにつかまってしまい仕掛けを切る羽目に。船中オマツリがひどく、サービスで本当に最後の投入を求めてあと一流しすることとなった。 最後の流しで乗せた人もいたようだが、こっちには乗ってこず１時前に終了となった。 釣果は５４杯でトップクラスだったはずだが、左舷のトモ付近で６６杯の竿頭と二番手が出ていた。船中平均３０杯強といったところで、釣果÷投入回数では、絶好調の一日だった。 わかっていたことだけど、ＰＥＴボトル氷も作れないほど冷凍室はいっぱい。でもヤリイカは美味しいのでなんとか保存しておきたい。でも限界で、帰りに会社の先輩におすそ分け。ヤリイカをおすそ分けするほど釣ったことはあったかな？と思うほどの釣果だった。

竿　　 ：シマノ　バイオインパクト　ヤリイカ１９５ リール：シマノ　電動丸３０００　イカスペシャル 仕掛け：直結＝枝間１５０ｃｍ×１４ｃｍ・１２本、ブランコ＝１２０ｃｍ間隔１２本 オモリ：１５０号