２０１１年７月２３日
南房総・千田港　かどや丸
マダイ釣行レポート

ああ開幕２連敗。今日はマダイの気配すらナシ。

本命マダイ　オデコ！ アジ　2匹 写真は想い出 ２００６年７月２２日。初めての６ｋｇマダイ。

今回は前回の釣行の帰り際に予約済。もっと早く台風は通過すると思ったのだが。。。そう、前回は完全オデコ。しかも大ダイらしきヒットを根ズレでバラして終わり。残りの５時間をただ海を見つめていただけの釣行だった。 その悔しさを忘れるために利根川まで出かけたテナガエビも完敗。納得いかずに江戸川の里見公園まで行ってなんとか１尾を釣ったけどまあそれはノーカウント。 釣行には、カミサンの小学校時代の友達Ｆ氏（今後はフクヤンとよぼう）も一緒にいく事となった。 今でも悩む。根ズレ対策は強引な抜き上げなのか、緩いドラグで引っ張り合い回避なのか。しかし、引っ張り合い回避のほうが面白そう。今回は新調「シマノ　ミヨシリミテッド　２０−３００」で大ダイを釣り上げることを目標とした。思い起こせば５年前のこの時期に初めての６ｋｇオーバーのマダイを仕留めた。それまでのマダイと言えば１ｋｇにも満たないものっばかり。それがいきなり６．３ｋｇで、翌週は４．５ｋｇで夏の南房マダイの面白さを知ってしまった。 仕掛けも自作完了。 でも台風が残っている。海は荒れている。ダメだと思って金曜の午前中に確認の電話を入れると「凪いで来たよ」とのことで中止判断は夕方まで持ち越し。夕方には船長からＯＫの電話をもらった。うーん、ちょっと底荒れの残る状況では期待薄で乗り気がしなくなっていたけど、シケ後の荒食いという今まで一度も味わったことのないその格言に期待した。 出発は８時半。１１時前には千倉港に着いた。荒れているのでミヨシがいいのか、トモがいいのか悩んだけど、四隅のうち3つは既に先客があった。そこで右舷の大ドモを確保した。 ７月末というのに、エアコン無しで仮眠ができる涼しさ。本当に明日はシケ後の荒食いに遭遇できるのか？？？

４時半になっても船長が港に来ない。確かに海は荒れていそうだ。で、船長に電話すると「すぐ行く」との返事。早速支度を開始して釣座を整えた。 出船はちょっと遅くなって５：１５ａｍころ。千倉港からでるポイントでの海は大きなウネリがあって風も強かった。 １５分ほど走って千田沖へ。今回も底からの指示が出たけど、その指示ダナは「ハリス分」だった。しかし船中反応無し。エサ取りすら居ない。６：１５ａｍには、ポイントを乙浜沖へ移動した。ここでは僚船がキントキを釣っているのか２隻釣りをしている。今日は布良も白間津も例祭でお休みで船が少ない。 この乙浜沖ではやけに水温が高い。これは活性の上がる水温と思っていたけど、２７度台で５度以上も水温が上がってしまっているとのこと。船長は３０分ほどで見切りをつけて千田沖へ移動した。 しかし釣れない。あまりアタリがないので、８：４０ａｍに仕掛けを２．５号に変更。なんか外道でも釣れないか？３ｋｇまでなら２．５号でも余裕で取れる。と考えていたら９時過ぎに竿先に異変が？？？引きは強くない。ハリスを手繰るとアジが釣れた。続いての投入でもアタリ！大きくなさそうだがたまに力強く引く。グラスロッドは小さなサカナの引きをあまり感じさせないので小ダイかな？とも期待したけどこっちもアジだった。 船長は、「根掛りしなければ、底から５ｍまで下げてみな」というが、それでもエサ取りすらいない。よっぽどサカナの機嫌が悪いのか？よそへ避難しているのか？生体反応がない。 結局このまま１１：３０ａｍに終了。まあアジは釣れたけど２週連続のオデコに泣いた。 シケ後の荒食い、今回もそんな格言を体験できなかった。

竿　　　 ：シマノ　ミヨシ　リミテッド　２０−３００　 リール　：ダイワ　シーボーグ　３００ＭＴ 仕掛け　：４号１０ｍマダイ王９号 クッションゴム：１．５ｍｍ×１ｍ ビシ　 　：誘導テンビン×ステンカン　Ｌ６０号（８０号改良）

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