２０１１年５月３日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

シーズン終盤のヤリイカ。サバの猛攻は直結でかわせ！

ヤリイカ　３５杯 １８号船トップはなんと８４杯！すごい。２番手４０杯で３５杯は３番手。ヤリイカを直結で狙い通すのは初めてだったけど、あのサバじゃ絶対直結です。

今回の釣行はヤリイカ。ちょっと下火で爆釣は難しい気配。しかもサバがうるさいと聞いている。でもカミサンからは「もうイカあらへんでぇ」との指令に、まあオデコはないヤリイカも悪くはない。先日上州屋の店長から聞いた「勝山のヤリイカのツノの配色」にこだわって、仕掛けも作った。なんでも新盛丸の仲乗りさんのアドバイスとかで、下から５本の配色には決まりがあるようだ。 連休中日で２日は急な仕事もなくほぼ定時に帰宅。配色にこだわった直結仕掛けも一組作っておこうと直結も用意した。出発は９時半で、連休中日ってこともあるのか道路は空いていて１時間半ほどで勝山港に到着。しかし港は車が一杯。まだクロムツ船が帰ってきていないようで、席札は結構空いていた。ちょっと揺れが心配でトモがよかったけどトモは８号船しか空いていないので、第１８萬栄丸の左舷のミヨシに席を取った。

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超満員と思いきや片舷１０名で、ちょっとマシ。まあミヨシなので大丈夫だけど、混雑するとオマツリが多くなるので難しい。出船前から「直結がいいよ。昨日も第１と第８は直結の人が多かったからトップ８０杯だよ。こっちは二人しか直結が居なかったから４６杯で止まった」とのこと。ヤリイカの直結は経験がある程度でそんなに自信がない。ハリスが太くてツノが軽いので仕掛けが投入器に収まりづらい。おまけにミヨシじゃウネリでちょっともたつくとバレてしまうだろうと考えたけど、サバが居なくなるまでは直結にする。直結は昨日作った配色にこだわったものではなく、平ヅノを交えたものとした。 出船は5：25ａｍ。約一時間掛けて洲ノ崎南沖のポイントへ向かった。結構風があって船も揺れる。おまけに太陽が曇って寒い。黄砂の影響もあるのかな？花粉症はきわめて順調に軽くなっている。 １投目で早速１杯。２投目でトリプルだった。周りのブランコはみんなサバに捕まる。潮が早いので一流し１投で、サバに捕まればお休みとなってしまう。まあ「タマちゃん」も用意したからサバ対策はできているけど、仕掛けが落ちないのは釣りにならない。 ヤリイカの直結はスルメの直結と違ってショートロッドを使わない。スルメほど重くならないし、竿の弾力が身切れを防止してくれる。一番は小型でも乗りがわかり易いのはやっぱりヤリイカ専用ロッドだ。結構宙層に浮いているようで、船長の指示ダナの一番下で止めて、中速で巻くとすぐに重みが加わる。タナ幅は４０ｍほどあるので、乗ってちょっとスピードを上げて竿を煽りながら巻き上げる。タナを過ぎれば、電動丸で２２くらいの結構早いスピードで巻き上げる。仕掛けを回収するときが一番の鬼門。ラインを回収るときに手間取るとバレる。 って具合に順調に７：４０ａｍには４点掛けで１１杯とツ抜けを達成した。１時間で３・４投のペースなのは、サバでのオマツリが多くてみんなのオモリが上がるのに時間が掛かって移動のペースが遅くなるからだ。サバに捕まらなければ確実に底にはヤリイカがまっている。それもＢＩＧなものばかりがまっている。ブランコの１０本ツノが下まで落ちれば５・６杯掛けなんて確実だろう。いやパーフェクトでリールが巻けないこともあるかも？ １５杯を釣って一時間ほど乗りが悪くなる。乗ってもバレる。１０時過ぎにトリプルで２２杯。かなりペースは落ちているけど順調だった。右舷のトモの様子がわからないのでまるでトップだと勘違いしてしまう。 ブランコ仕掛けの人はサバに悩まされ、何個も仕掛けをダメにしてしまう。 １１：２５ａｍにダブルで３１杯。目標を突破！ 単発に成りかけたので乗ってもスピードを上げずに追い乗りを目指すが直結の追い乗りで仕掛けを止めるわけにも行かないでなかなか難しい。 結局最後の流しでも結構乗っていたはずなのに、ライン回収で手間取ってバレ。１時前に終了となった。釣果は３５杯だった。 ヤリイカの直結も練習すれば確実にうまくなるだろう。サバでヤリイカのタナまで落ちないことにイラつくなら絶対直結がお勧めです。

竿　　 ：シマノ　バイオインパクト　ヤリイカ１９５ リール：シマノ　電動丸３０００　イカスペシャル 仕掛け：直結　ツノ１１ｃｍ　枝間１５０ｃｍ　９本 オモリ：１２０号