２０１１年２月１９日
内房・勝山港　利八丸
ヤリイカ釣行レポート

晴れるって言ってたのに曇って寒かったぁ。釣果も寒い。

ヤリイカ　２４杯 スルメイカ　２杯 これでも船中トップレベルの釣果だから、今日は厳しい一日だった。

先週はせっかくの３連休なの寒波で雪が降るので釣行を取りやめる。今週も金曜は大荒れで行けないかも？と心配したけどお昼から天気が急回復で風向きも変わるとのことで大丈夫そう。気温は下がるようだけど、ピーカンのようでお日様がでれば暖かい。 で、起きてすぐに天気予報を確認して、今回は久しぶりに利八丸さんに予約の電話を入れた。何せ萬栄丸さんは大人気で、木曜の段階で土曜の予約を締め切っている。うーんさすが勝山のイカ船は人気だ。 電車は風で乱れて思ったより遅くなったけど、帰宅後仕掛けを一組作った。ヨリ取りビーズで８本バリ仕様。先日は１０本仕様を作ってあるので、乗りがよければ深場の追い乗りに有効だ。 そして出発は１０時半過ぎ。まあそこそこのスピードで鋸南富山は１２時を越えるだろうとナビで到着時間を計算しながらちょうど１２時過ぎに１０００円でゲートを通過した。君津の休憩所から約１５分。これを覚えておけば次回からも時間調整がしやすくなる。 港に着くと思ったより車が少ない。本日、いやもう前日だけど大荒れだったのでキャンセルが出ているのかも？ で、利八丸さんの看板を見ると大ドモはふさがっていたけどミヨシは空いていたので今回は左舷に席を構えた。

---

大型船でもやっぱり片舷１０名はちょっと混雑。潮がよければ何とかなるのだが、今回は助手も付かないとのことでちょっと心配。 そんな中、ちょっと遅めの６：０８ａｍに出船となった。 キャビンで寒さ対策。何せ、思ったほどではないけど風が冷たい。 さすがに勝山のイカの好調は関東中に広がっているようで、いつもは喜平治丸さんを利用しているお客さんまで遠征してきている。なかなかヤリイカで１００を超える数字を見るのもやっぱり珍しいのだろう。 ７時前にポイントに着く。まずは勝山スタイルのスルメイカ狙い。第１投目でチョンボ。今回は最近流行のスタイルで左舷でも右投げしやすい右側に投入器を置いた。すると１２本の直結仕掛けが飛び出す途中で大きく風で煽られてロッドに絡んだ。うーん、やっぱり風上に投入器を置くのは難しい。おまけに回収でオマツリしたので８本に減らす。投入するときは竿先を下げて投入することで竿先絡みはなくなった。でも船中いたるところでオマツリ。ブランコでやっている人はサバに邪魔される。 結局２投目で１杯乗せただけで、スルメイカはこの１杯で、潮が悪いのでちょっと早めの８時過ぎに白浜へ移動となった。 ９時前に白浜沖に着いて早速開始。風はちょっと収まっているけど、天気が悪くて寒い。おまけに１１ｃｍのプラヅノでサバの邪魔が激しい。周りの釣果も芳しくなく、１０時前にようやく小型のヤリイカを１杯釣った。確かにウネリがあってもヤリが小さくても竿先をクンクンさせる柔らかなアタリはウネリとは違った動きでわかるものだ。ひと流し１投で追い乗りを狙うも２・３点掛けが精一杯。そんなペースでツ抜けしたのが１１：２０ａｍという厳しい一日だった。それでもツ抜けしたのは早い方で、オマツリに苦戦している人よりはよかった。 その後もひと流し１投のペースが続くので、乗ったイカをそのままに追い乗りをじっくり狙う。グイグイと重みが増すのを感じたら巻き上げる。多点掛けのペースは変わらないけど、まあ大事に１杯を取る周りよりも効率がよかった。 １時前に船長は、５分ほど走って船団から離れる。ここでは２・３回投入できる程度に潮が緩んだようだけど、イカの乗りが落ちてきた。ここでもじっくり追い乗りを狙うが小型は変わらず、１：５５ｐｍに終了となった。 白浜沖は今回１４５ｍ前後と浅いポイントを狙ったが、みんなかわいいサイズばっかり。中型すら混じらなかったのは残念だった。サバは出たり出なかったりでわからない。終日悩まされるという厳しい一日だった。

＜スルメイカ＞ 竿　　 ：キャスティング　ハンドメイドロッド　スルメイカ直結シャクリ用　　 リール：シマノ　電動丸３０００　ビーストマスターＭＵＴＥＫＩ 仕掛け：幹糸１２・１０号１５０ｃｍ間隔直結、ピッカピカ針１８ｃｍ ＜ヤリイカ＞ 竿　　 ：シマノ　バイオインパクト　ヤリイカ１９５ リール：シマノ　電動丸３０００　イカスペシャル 仕掛け：幹糸５号１２０ｃｍ間隔　タマゴバリ中心８本バリ オモリ：１２０号