２０１０年７月１７日
南房総・千田港　かどや丸
マダイ五目釣行レポート

暑い！風がなく、霧が立ちこむ湖のような海だった。

イサキ　１匹 カイワリ　２匹 アジ　１匹 マダイも釣ったけど、手のひらサイズ。

前回のマルイカは「なんでやねん」と言うほどの貧果。その後はスルメイカが連日好調もあったけど、ここに来てダメ。マダイは日によってムラがある。 そんな状況で、今月最後の釣行チャンスに悩んだ末にマダイを選んだ。実は先週もマダイに行く予定だったけど、予報が悪かったので中止にしている。先日買った「シマノ　アルシエラ」もまだ試せていない。早く試さないと秋になったら青物もヒットするので選択するロッドは変わってくる。 支度が速く整ったので、阪神戦の状況はネットで確認して「負け」を見届けて９：３０ｐｍに出発。 途中、久留里のコンビニで今回もクワガタを捕まえて４１０号線を使って千倉を目指した。１１：４５ｐｍ頃に港に着くも大ドモと右舷ミヨシはすでに先客がいて、唯一残った左舷のミヨシを確保した。この釣座は、去年自己記録の大ダイを釣った事もあって、右舷のミヨシだけでなく好きな釣座になっているので明日が楽しみだ。

３：４５ａｍころ船宿のシャッターが開いた。今日も多くの常連さんが大ダイを狙ってやってくる。予報に反して無風でベタナギ。台風が来るまでこの落ち着いた海は続くという。 三喜丸は早くも出船していて、小倉丸も４時半には出て行った。我々は右舷に５人、左舷に６人の１１人で４：５７ａｍに出船、１０分度で千田沖のポイントから釣りが始まった。 船長の指示ダナは上から２７ｍ。１投目から左舷大ドモの名人がバイパースティックを曲げている。２キロ弱と言ったサイズのマダイを上げた。しかしＧＯＪＩＮは不発。大ダイを狙って３．５号の１本バリを使っていたけど、アジを海面でバラスだけで、マダイのアタリがない。小さなイサキを１匹釣ったけど、その後が続かない。 アルシエラはグラスロッドなので大きくしなっている。だからアタリもしっかり出るけど、当たってもハリ掛かりしないことが何度かあった。向こう合わせのようなガツン！でないアタリなので、エサ取りのようなサカナのアタリが出たのかも知れないけど、サカナの活性が低く、喰いが浅いことは確かなようだ。 ６：３０ａｍには白浜沖に移動する。ここまでイサキ１匹のみ。船中も苦戦が続く。ここでは水深３８ｍで３０ｍの指示ダナだった。ここではじっくり待っているとアタリが出るけど、前述したように喰い込まないので釣れない。仕掛けを２．５号の２本バリにしているので周りよりもアタリはあるようで、カイワリを続けて釣った。カイワリはシマアジのようで美味しい外道だ。そのうち１回はマダイとの一荷だった。そう、マダイも釣ったことは釣ったけど、手のひらサイズで放流。ハリを飲み込んでいたので、放流しても海面で暴れてしまっていたけど海に帰ってくれただろうか？ その後にマアジを釣る。周りは釣れないので、船長は小移動で６３ｍのポイントへ移動。なんと指示ダナは下から３ｍ。確認すると「ハリスは関係ないよ。３ｍでいいよ」とのこと。ベタ底どころか底を這うような指示だ。アマダイ同様、ハナダイも底に多いけど、マハタ狙い？ここは潮が早くてオマツリも続出。結局左舷では何も釣れなかったけど、右舷ではハナダイが上がっていたようで、船長も結構このポイントを粘った。 そして乙浜沖へ移動して４０ｍで下から８ｍの指示ダナが出た。ここでは右舷でキロサイズが数枚釣れたのでチャンスかとがんばったけど左舷では釣れない。 最後に千田沖に戻って、チャンスを待つ。１１時頃、後ろの右舷ミヨシの方の竿が大きく曲がって、グイングインとしている。何なんだ？走っているゾ？と思ったら竿が戻った。船長が周りの竿を上げさせる前に終わったけど、なんと根ズレでザラザラハリスが回収された。大ダイに根に持っていかれたようで、４号ハリスが切れた。根で叩かれたら持たないけど、４号あれば大丈夫と引っ張り合いをしてしまうのも仕方ない。 結局その後もイサキすら釣れず、１１：３３ａｍに終了。悔しい一日は、ＧＯＪＩＮの７月の釣りを終了させるものとなった。残念。

竿　　　 ：シマノ　アルシエラ　マダイ　２０−２５５　 リール　：ダイワ　シーボーグ　３００ＦＢ 仕掛け　：２．５号８ｍ２本バリ中心、真鯛王８号中心 クッションゴム：１．５ｍｍ×１ｍ ビシ　 　：ステン缶６０号

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