２００８年７月１９日
南房総・千田港　かどや丸
マダイ釣行レポート

すごいよ！南房でマダイが釣れ始まったよ。

マダイ　１枚（３３ｃｍ）！ マダイは船中１１人で３枚。小型ばかりで、イサキすら食わなかった。あとはサバが釣れるのみで大苦戦。

6月の終わりにマダイ釣りに行って以来仕事があったのと港の例祭で釣りにいけていなかった。でもその間マルイカが不調だし、スルメもムラがありすぎる。マダイはというと８．５ｋｇが上がっているものの調子が安定しない。 でも天気はよさそうだし今月の休みは後一回しかない。釣りに行かない７月なんて考えられないので、一発勝負のマダイを選択した。 木曜日に予約。台風の影響も確認したけど問題なさそう。あとは久しぶりの５ｋｇオーバーを狙ってみたい。 金曜は早々に会社をひけて、阪神vs中日の緊迫した試合を観戦しながら仕掛け作り。前回使った仕掛けの補充をした。まあ４号あれば普通のマダイは取れる。５ｋｇオーバーでも根ズレがなければ楽勝。根ズレは仕方ないと諦めるしかない。タックルはマダイ狙いならバイパースティックで行く。青物がまだなので旧バイパータイプ�Tも考えたけど、うんやっぱりきれいなＶＳＰシリーズにした。こいつで大物マダイをまだ釣っていない。ちょっと強引に大型マダイを浮かせたい。コマセは絞り気味の釣りを心がけてきたけど今回は誘導天秤で鉄火面を使用することとした。 そんなことで阪神の逆転勝利を見届けて１０時過ぎに出発した。山道は満月で明るい。最近仕事で車を乗らないのでハンドルを握るとちょっとワクワクしてＧＯ！ＧＯ！ＧＯ！で２時間ちょっとで港についた。コマセバケツは左右ともに６個づつ置いてあるけど大ドモすら空いているし、好きな右舷のミヨシも空いていた。そこでミヨシを取ったけど、潮のことを考えて大ドモの心残りがあった。

かどや丸さんの朝は早い。ふと目覚めるともう船宿が明るい。お客さんも入っている。３時半ころだった。眠いけど起きる。つり丸の取材記事の話にって永井さんのマダイの釣り方を教わった。まあよくある釣り方だった。 ちょっと明るくなってきたということで船長に急かされるように港へ。今回はカッパは着ない。ウォーターシューズに短パンで釣りだ！もちろん日焼け止めは欠かせない。 出船は６：４０ａｍ。千田沖に出た。潮が早いのかすぐに潮周り。思った以上にベタナギで台風の影響なんてない。でもサバの猛攻がいやになるほどだ。そんな中で左舷の大ドモで一枚のマダイがあがったようだ。8.5ｋｇのマダイ以来あんまり調子がよくなかったようでこのマダイに船長も安心の笑顔。今日はちょっと期待のできる一日になりそうだ。 でもマダイのアタリはなくなった。イサキも釣れない。サバの猛攻が激しくなって白間津沖へ避難。ここは底からの棚取りの指示がでた。しばらくしてここでもサバが襲ってくる。 ６時前に３０分ほど走って布良沖へ移動した。ここは水深がほとんど変わらないで３０ｍほど。大流しのポイントだけどイサキも食ってくる。しかし潮の流れがおかしくて誘導天秤の手前マツリが多くなった。 布良沖で船中で小型のマダイが一枚あがる。船長は「昨日まではエサ取りが多かったけどエサ取りがいないと変わるねぇ」となんか期待させてくれる。 ７時過ぎにテンビンを普通のモノに替えた。するといきなりの１投目で竿先にゴツっとしたアタリがあった。アワセを入れるが重くない？でもリールを巻き始めると底に突っ込むマダイの引きが伝わってきた。４号ハリスで抜けないサイズではない。ドラグは締め気味で突っ込んでも竿でためる。まあちょっと強引に浮かせて海面で見たのは思った以上に小さかった。手ごたえ的には２ｋｇを期待したけど１ｋｇちょっとだった。で、そのサイズがタモに収まって海面から出ると更に小さくなった。キロもなさそうだ。でもうれしい一枚だ。ちょっと期待できる。エサ取りも居ないことはなくて居るのでマンボウを付けての一枚だった。 周りの船でもなんか悲鳴が聞こえてきた感じがした。大物がバレたのか？結構にぎわっているのでチャンスのように思えたがダメだった。 １０時過ぎに布良沖に見切りを付けて白浜沖へ移動。ここでも不発。 終盤は白間津沖へ戻って逆転を夢見たが不発。 １１：３６ａｍに終了となった。 結局船中３枚の小型マダイが上がっただけで、イサキも釣れなかった。仕掛けを２．５号の２本バリに替えたけど、布良沖では潮が早くてオマツリが多かったので止めたけど効果はなかった。 午後船では６枚のマダイが上がっていた。まあもうちょっと安定してきたら今季の南房は大型マダイも多くて楽しめるのだが・・・。

ロッド：ダイワ　バイパースティックＶＳＰ-３１０ リール：ダイワ　シーボーグ３００ＦＢ　 仕掛け：４号８ｍ中心（２．５号や３号も） ハリ：真鯛王８号 クッションゴム：１．５ｍｍ×１ｍ ビシ：ステン缶６０号