前回は北海域の解禁日に船中スソのソゲ1枚に泣く泣く帰った。大先輩からのマゾイを大事に食したけど、なんともすっきりしない気分だった。 先週はカワハギかヤリイカにでも行こうと思ったけど、波高予報がよくなかったので家でのんびり。でも平日は仕事が忙しく気づけばヒラメの仕掛けを作ることさえなかった。出発日の金曜も自宅で仕事の連絡に追われる始末。ＯＮ−ＯＦＦがハッキリ出来ないってつらいです。で、仕掛けを作るどころか出発まで１０時を回ってしまった。 しかも年末はいたるところで道路工事。渋滞もあって港に着いたのは１２時を回っていた。 今回は４名での釣行で、釣座の確保。最近潮の流れが悪いようで一時の爆釣は衰えている。だから絶対４隅が有利だ。風で船が動けば胴の間でも食ってくるけど。でも既に四隅だけは先約あり、こうなったら左右に分かれて２・３番目を確保した。まあゆったりしたスペースであったら充分な釣果のチャンスはあるものだ。 すぐにＰＡＬＰＡＬ-ＧＯ！ＧＯ！さんもやってきて、最近はトモよりが多かったのでミヨシよりで釣ることに合意。眠りに着いた。 錯覚とは恐ろしい。５時に起きればいいと思っていたけど、実際には４時半に船長の支度は始まる。船宿を見ると明かりがともっている。防寒着を持っていっていたけどしのげそうなのでカッパにした。帰宅後確認したら水戸は氷点下？寒かったんだ。でも発熱下着にいいのに替えてからはそんなに寒さがない。

出船は５：４８ａｍで２０分ほどでポイントに着いた。真沖を攻める。海は穏やかで風もない。でもまだまだ暗いし寒いので釣りにならない。今日の使用オモリは６０号。８０号と比べても軽いのでやっぱり手持ちヒラメは軽い方が楽だ。 １０分ほどして投入の合図。３０ｍほどの水深だった。 からだは寒さを感じないけど手袋をはめていない手がかじかんできた。おまけに足の先が冷たくなってきた。やっぱり寒いようだ。 船中ではやっぱりミヨシが有利。左舷ミヨシのＹ氏が一枚釣ると右舷でも。。。右舷は大ドモさんも釣っている。ポツポツに釣りで四隅が数を伸ばすが、胴の間ではアタリは遠い。 潮も海草の腐ったようなゴミが流れていてラインにまとわり着く。 ＧＯＪＩＮも手袋をはめた。手のかじかみは回復するも足が冷たい。アタリが遠いのでいつしか置き竿になる。 陽も高くなって、太陽が顔を出すと暖かくなったけど、足先が冷たくてお腹の調子がおかしくなってきた。ＰＡＬＰＡＬ-ＧＯ！ＧＯ！さんも釣っているＯＢ先輩も３枚も釣っている。だけどＧＯＪＩＮたまらずダウン。トイレに駆け込む。戻ってもおかしい二度目のダウン。実はこの１１時前後に船中爆釣タイムだった。２度目のダウンから復帰し、後一度ダウンするとレフェリーストップ（そんなルールは大久丸ではありませんが。。。）というときに、ようやくＧＯＪＩＮに明確なアタリ。置き竿を手に持って食い込みを待つ。なんか今日最後のチャンスのようなプレッシャーだ。このまま釣りを続けるにもこの一枚を逃すと戦意喪失が続いてしまいそうだ。で、かなり待ってアワセを入れて竿を立てると乗った！しかし隣も一緒に巻いている。さてさてどうなのか、オマツリか？そう、隣のラインを巻き込んでいたけど、ＧＯＪＩＮに待望の一枚。まあサイズ的にも納得のサイズ。かっちゃんがタモですくってくれてようやくオデコ逃れの一枚だった。 大先輩はこのチャンスタイムで本日２度目のスッポ抜けを演じていた。ＧＯＪＩＮがトイレから戻る途中でしっかりアタリがあって大きく引き込んでよく暴れるイナダのような引きだったけど、巻いているとヒラメのその重みのある引きだった。で、席に戻ると喚声が、あんなに確実に乗っていたのに途中で抜けてしまった。 しかししかし、復帰したＧＯＪＩＮに先を越されたプレッシャーもよそに、ＧＯＪＩＮが上げた直後になんとか１枚を上げてオデコを逃れた。 この爆釣タイムも過ぎてしまえばまたたまポツ。 ＧＯＪＩＮはなんとも元気の出ないさえない一日だった。 船長が最後の流しといった1投に希望を掛けたけど根掛かりで「Ｔｈｅ　ＥＮＤ」と思ったらＰＡＬＰＡＬ-ＧＯ！ＧＯ！さんが２キロクラスの一枚を上げた。あわててオモリを結んで投入するも１：０３ｐｍに終了となった。 今日はダメだった。前回は釣座のせいにしたい一日だったけど、今回はスソで済まされる状況ではなかった。数枚は取れてもおかしくない。だけど集中力がなく手持ちでも向こうアワセを期待するようなものになっていたのは敗因だ。 納竿釣行のつもりはないけど、これが今年の最後ならちょっと悲しい。おまけに越年のヒラメは難しくなるので、今季最後のヒラメだったらもっと悲しい。