２００６年１２月２日
鹿島港　大久丸
ヒラメ釣行レポート

♪わたしまーつわ、いつまでもまーつーわって辛抱強く待ちましょう。

潮時：	＜満潮＞	１４：２０	＜干潮＞	０８：２９	中潮	（東京芝浦標準）
天候：	晴れ	＜最高気温＞	１６．２℃	＜最低気温＞	６．２℃	（東京）
			１４．３℃		３．７℃	（鹿嶋）
南西の風、ナギ					前回はヤリ・アオリ釣り
水温：	１９．２℃	風と潮で流れが速い			潮色：	薄濁り
料金：	１１，０００円

ヒラメ　６枚（〜３．２ｋｇ／６８ｃｍ、３．７ｋｇ／６６ｃｍ） 船中釣果は 右舷ミヨシ　２−１−０−２−０−６（ＧＯＪＩＮ）−１（Ｅｍｕｒａ） 左舷ミヨシ　２−１−２−１−０−３−２−１ってイメージかな？ アタリ、カジラレは飽きない程度にあるのですが、今年のヒラメは「♪あみん」です。

港のざわつきは早かった。まだまだ真っ暗な４時半前にざわつきだす。駐車場がいっぱいで車が通りづらい。おまけに、女性アングラーの車がバックして止めてあった車にバシャっとぶつかった。ああこれから釣りに行くのにお互いいやな憂鬱な一日になってしまう。 大久丸の船長もこの日は来るのが早かった。４時半頃にはもう船宿に明かりが点いた。ＧＯＪＩＮいちばんに受付を済ませる。昨日はシンさんは厳しかったけど、トップで５枚と船中では３０枚ほど上がっていたとのこと。まあチャンスがあるじゃない。 出発は早くて５：４５ａｍ。北海域に向かうかと思ったけど、鹿島の間沖に向かった。北の水温が低いのと流れがなかったことから、南の潮と北の潮の潮目を狙うようだ。２０分ほど走ってポイント到着。で、なんとポンプが故障しているらしい。トモはバケツで水汲みして、イワシの配給を待った。 釣り開始は６：１８ａｍだった。ちょっと浅めの３５ｍほどラインが出て止る。で、潮はそんなに流れていないのか、この日も指定された８０号のオモリがほぼまっすぐだった。でも風で船が流れるのかラインが斜めになってちょっとづつでていく。底は割りとゴツゴツしているようで、アタリのようなグイグイが感じられる。誘う意味でもちょっと底を浮かせて落としたりするとそのグイグイがアタリでなく底をすっている感触だとわかる。すると、ちょっと今までと違うストロークのデカイグイグイが来た。根がきついのか？でも引っ張り込まないので根掛かりではない。アタリ？と待っている。グイグイしている。すると大きなグイーで竿先が入る。しかも根掛かりとは違う断続性も感じられた。竿を起こしてフッキング。リールを巻くと、弱めすぎたドラグのせいでハンドルは空回りだ。ドラグを締めてハンドルを巻くと、カルカッタコンクエストの滑らかさがハンドルに重さは感じないけどロッドを持つ手に重量感を感じる。しかも竿は大きく曲がっている。これはカタがいいぞ！とわかっている。途中でもグイグイやってくる。残り１５ｍほどでなんかテンションはあるけど軽く感じて上がって来るのがスムースになった。で海面にはデカイヒラメが浮いた。船長がすかさずタモ取り。「４ｋｇ近くあるだろう」と船長が言う。確かこの１投目の一枚ですら船中今日の一枚目ではなかったはず。左舷の胴の間ですでに上がっていたと思うから幸先はいい。 ラインは飲み込まれていたけど、孫バリが口の中に掛っていた。もしかしたら親バリが外れた拍子になんかテンションの違いを感じたのかも？でもあの歯なのでライン切れも危なかった。口中なのでしっかり身まで刺さっていたからよかったけど皮だったら危なかった。 船長が船上でバネばかりで計量してくれたちょうど４ｋｇだよ」と言ってくれた。自己記録更新。ただ、血抜きして、自宅で計量したら３．７ｋｇとかすかに自己記録を更新しただけで夢の４ｋｇには届いていない事となった（そうする）。 ここで仕掛けを交換する。ハリを船上で結んだ。ちょっと寒かったので手がかじかんでいたけど、ヒラマサじゃあるまいし、「豚のしっぽ」はないでしょう？ ２投目もなんか変なグイグイに竿を起こすと重みといっしょに、サカナの反応があった。カタは小さい。これも途中で親バリが外れたのか、孫バリがエラに掛っていた。２匹のイワシが２枚のヒラメに変わったこととなる。 ７：００ａｍちょうどには、ズタズタに噛み痕のあるイワシといっしょにこれまたエラに孫バリが掛ったヒラメが上がる。これで３枚目。コイツは一度も親バリには掛っていないようで、完璧なスレ。イワシにアタックしているうちに孫バリに掛ったようだ。３匹のイワシが３枚のヒラメに変わった。イワシ消化効率パーフェクトだ。 ちょっとアタリが遠くなったけど、それでももう３枚。こっそり抜き上げたりしたりしたから、船長も「あれ？もう３枚も釣ったの」と超ハイペースだ。 次にアタリがあって釣れたのは７:３０ａｍ。４匹目のイワシだったけど４枚目のヒラメに変わった。 驚異的なのはまだ続く。７：４３ａｍにまた大きなアタリをじっくり待って竿先が入り込んであわせるように竿を起こすと重量感。「乗った！」と言うのに、誰も信じない。Ｅｍｕｒａさんだけが「また？すごいねぇ」と言う。今度もカタが良さそうな重量感がある。あと一色だよ言うのにタモが来ない。もう浮くと言って、Ｅｍｕｒａさんもかっちゃんを呼んでくれて良型のヒラメが海面を滑らせてネットイン。同時にハリが外れた。おう！タモが遅れたり、あの海面を滑らせてネットにヒラメを持ってくる作業にもたつきがあったらバラシだったぞ。おまけに親バリはユルユルだった。やっぱり重量のあるサナカを釣るにはしっかりハリを締めておかないと。。。初心に戻った。 根掛かりで１匹のイワシをロスしたので６匹のイワシで５枚のヒラメ。スゴイ効率だ。 次もイワシをつけて仕掛けを落とすと、またアタリ。じっくり待って、アタリが遠のいたかな？とまた待つとアタリが出た。今度強くたたいたらとアタリが明確になったところで竿を起こすと乗った。６枚目。イワシ７匹で６枚目のヒラメが７：４６ａｍに取り込まれた。このヒラメも孫バリだったけど、親バリに残ったイワシは胴体の半分が食いちぎられていた。すっぽり上半身しか残っていなかった。このイワシだけを見たら、フグの仕業と見ただろう。 そうそう、スレや孫バリ掛が多いですが、今季は一度もトリプルフックを使っていません。イワシの負担を考えればトリプルフックはイワシの元気をなくしてしまうので、アタリを多く導き出すためにもトリプルフックの使用を止めました。 で、ここまでマトウダイのみのＥｍｕｒａさんと釣座を変わる事とした。Ｅｍｕｒａさんは今まで隣の右舷トモ２番目。ＧＯＪＩＮが今度そこに座る事となった。 するとｎなんでやねん！ＧＯＪＩＮに釣れなくなっただけでなくて、Ｅｍｕｒａさんも釣れない。カジラレが何度かあったけど、アタリが遠のく。潮も早くなったので釣り辛くなってきた。でも船中は今までどおりににタマポツでアタリが出て釣れている。 終了が近くなって、左舷のトモ３番目の常連さんがＧＯＪＩＮ以上の良型を２枚上げた。こいつが４．９ｋｇだったようだ。同じ人に、これまでヒラメに見放されていた人に続けて良型が掛る面白さ、いったいどうしてなんだろう？ ＧＯＪＩＮもオマツリが激しくなった。特に裏とのオマツリが連続する。潮上ではラインを出しすぎたら裏の人があとから投入したら被ってしまう。だからラインを送り続けるのではなくて、１５ｍほど巻き上げてちょっと待って仕掛けを落としなおすと新しい底にオモリが付く。潮下の人はできるだけラインを送る。そして仕掛けを回収したら今度落とし込む時に潮上のラインに被らないように注意しないといけない。まあこれが難しいので、あんまり上げてはいけないんですが。。。 オマツリで回収されたＧＯＪＩＮのイワシにはざっくりと大きな歯型が残っていた。残念すぎる！ 結局、エサの問題もあったのか１２：５８ｐｍに終了のブザーがなった。 今日は良型も２枚釣ったし６枚の竿頭だけど、８時以降に一枚も釣れなかったのが残念だ。３．２ｋｇの良型は、Ｅｍｕｒａさんにおいしく頂いてもらうこととなった。

うちのカミサンから見た釣行顛末記