２００６年７月１５日
南房総・千田港　かどや丸
マダイ・イサキ釣行レポート

梅雨はイサキの旬です。でも思うようには釣れません。

ちょっと今日のホームページは簡単になってしまうと思う。詳細な報告をするほど、詳細がない。たまには短い報告も目を疲れさせなくていいでしょ？ で、総勢８人ほどで４：４３ａｍに舫いは解かれた。すっかり明るく暑くなりそうだ。出船前に気づいたけど、今日は乙浜に入れない第三土曜日。千田でイサキをやってダメなら白浜か布良まで行くでしょう。とにかく最初はイサキを釣ろうと、２号ハリスでイサキを狙う。前日は底潮低下で食い渋ったようなので、今日もまあゆったりと釣りましょう。そのためにもバイパースティック�Uはコマセを出しすぎないし、いい感じだ。 でも船中でイサキが釣れたところを見る事が出来ないほど釣れない状況で、いきなりだが５：５３ａｍに大きな移動が告げられた。狙うは布良だった。４０分ほど走って布良に到着。恐らく協定で６時半にならないと布良以外の船は布良沖に入れないとかがありそうで、小倉丸もいっしょに移動した。 ここで船長は、「マダイをやる人は底から７ｍ。上から取る人は２２〜２４ｍでやって」との指示がでた。この後の潮周りでもタナ指示が消えた。もうみんなマダイを狙う前提になっていた。 布良のオキアミコマセの解禁は７月だ。かどや丸のようにオキアミコマセでイサキを釣る船は７月まで布良に入れない。で７月になっらた水温の上昇とともにマダイが始まる。去年は南房のマダイはよかった。 ＧＯＪＩＮも仕掛けを２．５号８ｍでマダイバリ８号の１本バリに変えた。マダイを狙ってもイサキは拾えると思っていた、 船中でイサキがタマポツで上がったりしているけどＧＯＪＩＮには一回ゴソゴソとしたアタリがあっただけでアタリすらない。 ところが、８時半過ぎ隣の人の硬調な竿がボンッと言う感じで入ったというか叩かれた。ちょっと力のある魚のアタリだ。すぐにやり取りが始まった、船長もアタリから見ていたようで、「でかいぞ、マダイだ、慎重に」と言って、周りの仕掛けを上げさせた。まあ竿が硬い短いイサキ用の竿なので気持のよい竿の曲がりがあるわけではないけど、ドラグからラインが出るし、リールを巻いても滑って巻けない。なかなかデカイのか？見ていてもそれほどとは思えないけど３ｋｇくらいにしたらなかなか弱らない元気なマダイだ。引き方からしてマダイであるとは思うけど。。。で、ビシが掴まれてハリスを手繰る。それでもなかなかサカナは見えない。で見えた！デカイ！マダイだ！とまた潜っていってしまう。無理をしたらラインが切れる。慎重に手繰ってオヤジ船長のタモに入った。でかい７・８ｋｇのマダイだ！食い気が上がったか？しかし続きは無かった。 ＧＯＪＩＮはやっと弱いアタリにサカナが掛かってイサキが釣れた。８：５５ａｍと、もう４時間も経っているのに・・・。 この後、マダイをちょっと諦めて３本バリにしたけどダメ。１０時前に一荷でイサキが釣れただけで、イサキも食ってこない。 １１時前に左舷で２０走られてハリスが切れたアタリがあったとのことで、２．５号の３本バリに変えたがダメ。船長は「上から２２ｍでやってみな、さっきはそれでハリス切られているから」と言うけど、当たらない。 １１時半前に左舷でまた大物が掛かった。ナンだろう？マダイじゃない。なんでもイサキを泳がせていたとのことで、大ヒラメかハタ？それでもすごく叩きながら突っ込む。青物でもないし、ナンなんだ？ヒラメのスレならありそうなアタリだ。しかし海面に見えて残念。サメだった。そこまで慎重に浮かせてきたけど、最後はドラグを締めて、思いっきり竿をあおってハリスを切った。 このちょっとしたドラマを見終えて船長は「仕舞いましょう。時間です上がります」と告げた。 この終了は今日の終了どころか、２００６年のＧＯＪＩＮのイサキ釣りの終了の合図でもあった。残念。

イサキ　３匹　 ＨＰには１−９匹と書いてあったけど、おそらくオデコもいたし、９匹は誰だろうと思う感じ。厳しかったことを表現した数字でしょう。