２００５年６月２５日
南房総・布良港　松栄丸
イサキ釣行レポート

さあ6月！イサキの旬だ。ジャンボイサキを釣りまくるぞ！！

４時を過ぎて支度して港の船の前で集合する。船長がやってきた。今日は片舷９人の超満員。いくらイサキといってもこの混みようじゃちょっと釣り辛いぞ。 支度を終えて前金で料金を支払う。オキアミの付けエサを販売していたので購入できた。まあ食い渋ったときはじっくり置き竿でイサキを釣ろうと考えた。 しかし、２年前もそうだったが出船しない。出船できない。仁平丸も、良和丸もとよ丸出船したのに・・・。お客が来ていないらしい。携帯に連絡しても伝言サービス中らしい。女性４人のグループで何人かは貸し竿。席札は夕べのうちに取ってあるのにやってこない。そら船長も怒るけど、ちょっとイライラが伝わってくるので怖くなる。奥さんも「わたしが電話をとったお客さんじゃなくてよかった。私のお客さんだったらこっちに攻撃が回ってきたわ」と・・・。船長は怒りをぶつける対象がなくてちょっとイラツキが収まらない。 で、仕方なく定刻の５時２分前に出船した。 キャンセル、仕方ないけど必ず連絡！これは船宿への配慮だけでなくて乗り合い船の他のお客にまで迷惑を掛けることとなっています。 このために右舷の２名が左舷に移動し片舷７名に減ったのは良かったのだけど。。。 ポイントまで１５分ほど掛かった。布良港の先と思っていたけど、ちょっと白浜方向へ。前日の予報では波高１．５ｍで外海では実質ベタナギと考えていた。それがうねりもあって白波も立つ荒れ模様。しかも北よりの風のはずだったのになぜかポイントに付けば南の風だった。それでもここまで海を荒らすような風ではないはず。 １投目の先バリにはオキアミをつける。潮が早くてラインが後方に斜めに入る。オマツリも予想される。船のロウリングも激しくて体がゆれる。１投目不発。あれ？船中誰も釣れていない。まさかイサキで、しかも布良で１投目の船中全員不発なんてないでしょう？潮の流れが激しくてアミコマセもいっしょに流れてしまうのでわかるけど。 しかしこの状況は１投目だけではなかった。しばらくまったく船長の釣果はない。なぜだ？船長も潮の速さを嘆くが、釣り辛いのと釣れないのとは嘆きのわけが違う。 ようやく船中にアタリが出だしたがアジ。ＧＯＪＩＮもやっとの思いで釣れたのが６：４０ａｍでアジだった。潮の抵抗もあって重量感はあるがアジしか釣れない。続いてもアタリ。追い食いを待って力が強くなったけどアジのトリプル。続けてアジが釣れて８匹になったところでポイント移動。まあアジでも釣れたのでうれしいことはうれしいけどイサキは？船中いくらかは上がったかもしれないけど、活気付くようなものではなかった。 で、ポイント移動でアタリが遠のいたけど、確実にポツポツとだけど何かが釣れだした。しかしＧＯＪＩＮにはイサキは釣れない。 ７：０６ａｍにちょっとさっきまでの引きとはちがう引きがある。ちょっとタイっぽいけど三段引きではなくて引き込む。カタのよいイサキ？と思ったがハリスをたぐるとなんとイシダイだった。まあ小さいけどイシダイなんて予想もしなかったのでうれしい外道だ。 ＧＯＪＩＮに初めてイサキが釣れたのは８：１３ａｍ。まあ船中でも大差はついていないけど遅いほうの一匹だった。潮が早いので中型サイズでもうれしい重量感がある。しかも時化ているので追い食いを狙ったつもりでも追加のアタリとウネリがわからなくて一匹だった。でもこれでおしまい。また釣れなくなった。もちろんイサキ狙いなので千田の釣りのようにオキアミの間を取るほどの間を取らずにシャクル。タナもしっかり守る。もちろん若干の幅は探るけど。。。それでも食ってこない。食いのいい日のイサキなら仕掛け分落とした仕掛けをしゃくりあげる途中に食ってくるものだが、そうはいかない。 ２匹目を釣るまでにまたまた一時間以上かかって９：４８ａｍ。ちょっと予想と違う。もちろん潮が収まればもうちょっとペースが良くなって２０匹なんて釣れる可能性は十分だけど、仕掛けは大きく斜め後ろに入ったままだ。オマツリも頻発。こまったイサキ釣りになってしまった、 ここからちょっとペースは良くなったがそれでも遠い。１０：４０ａｍにやっとこさ一荷があって５匹となるがカタが小さい。 ミヨシの人はペースよく釣っている。その差がわからない。何でだろう？ コマセワークを考えて、アンドンビシをサニーカゴに変えたけど影響はなさそうだった。 １１時を回ってメジナが釣れる。でもイサキが釣りたいんだ！ まだ６匹しかイサキを釣っていない１１：１５ａｍころ突然「この流しで終了します」と宣言される。？？？みなと戻りが１２時じゃないの？まだまだつりたいよぉ。 で１９分にタナでジワジワと仕掛けを振ったらギュッンとアタリ。追い食いを狙って期待したけどこれまた単発。 すぐに入れなおしてまたまた同じ動きで８匹目となった。しかしこれも時間が掛かる。すぐに食ってくるものではない。まあなんとなく感じはつかめたかな？残りちょっとでツ抜けを期待して投入するが１１：２５ａｍに終了となった。 終了が早いよぉ！千田より遅く出船して早く終了。実質１時間は差がある。まあポイントまでの移動の時間か？でもここでも１５分掛かるから千田から３０分も実質一時間の差を埋めるほどのものではない。 うーんイサキ大苦戦！このままじゃ調子よくアカイカ狙いなんてできないよぉ。

イサキ 　 　　　８匹　（〜２６ｃｍ） アジ　　　　　　８匹　（〜２０ｃｍ） メジナ　 　　　 　１匹　（２７ｃｍ） イシダイ　　　　　１匹（２２ｃｍ） トップは３４匹で次頭が３１匹。これまではトップで７０匹を超えていたので厳しいのはわかってくれるだろう。ともに右舷のミヨシさんです。 スソは船酔いで０匹とあったので平均値がわかりづらいですが、ツ抜けはきわめて厳しかった状況です。我々４人でツ抜けひとりです。しかも３１匹の隣です。