２００３年１１月８日
鹿島港　大久丸
ヒラメ釣行レポート

疲れたぁ！２週連荘だけど、釣れれば満足なのに、ソゲ１枚じゃまた行きたくなるじゃないの？！

潮時：＜満潮＞０４：３６　＜干潮＞１０：２８　中潮　（東京芝浦標準）
天候：曇りのち晴れ　＜最高気温＞２２．５度　＜最低気温＞１５．８度　 　（東京）
　　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　１９．４度　　 　　　　　　　１２．３度　　 （水戸）
　　　 北の風でベタ凪　　　
水温：１７．７℃　　潮速：潮流れず０．０ノットとか？　　潮色：澄み潮
料金：１１，０００円　

前回の結果にかかわらず今回の釣行はお誘いしていただいていたので行くことになっていた。まあ言えば前回の保険釣行。前回が天気の関係で出られなかったらちょうどいいし、悔しい結果しか出せなかったらリベンジのチャンスになるし・・・。それが前回は最後の最後に自己記録タイの３．６ｋｇを釣ったし長さは過去最大の６９ｃｍと満足してしまったのでちょっと今回はナニを目的にしたらいいのか分からなくなった。前回のヒラメも食べ切れていなくて、お味もそんなに美味しくなかった。どうしよう？まあ記録更新５ｋｇを目指しているし、先週のいい思いを再びって気持ちもある。神子元のワラサも復活基調にあるけど安定してないのでやっぱりイワシ泳がせのヒラメでしょ！
天気は良好。波高も１．５ｍで北東の風予報。これは最高のコンディションじゃないの？記録的な爆釣も期待したのだが・・・。
前回の釣行後に、他船でヒラメを狙っていらっしゃる方からメールを頂いた。「ご一緒しましょう。席は確保します」との内容だったが、今回はいつも早めに席を確保してくれるＹさんがいるので席はＹさんにお願い。四隅かそれに近いところなら満足ですってことで席取りは安心していたのだが・・・！
そんなわけで、今回は９：１５ｐｍころ松戸を出発。港に着いたのは１１：３０ｐｍころ。港の活気は開幕日とは打って変わって静かな状況。早くも人気ひと段落か？と思われたが、さすが人気の大久丸さん、席は左舷が全滅。右舷も前後２・３席は埋まっていて右舷の胴の間しか取れない有様だった。Ｙさんの席取りも結局ご本人がトモ３番目でＯさんが４番目（ただしＯさんはいつもの指定の席となっている）、ＧＯＪＩＮはミヨシ３番目となった。まあ不幸中の幸いってところで何とかなりそうな席だったけど・・・。

なかなか寝付けない。港で釣りをしている家族連れがひっきりなしに隣の車のドアを開ける事も一因だけど、暑い！もう１１月も中旬なのにエアコンを止めていても暑い。ちょっと今年の１１月は異常かな？
４：００ａｍころにトイレに起きるとさすがに駐車場にはそこそこの車は止まっていた。Ｏさんも着ていて、仮眠している。すると、先日メールくれた方もいらっしゃって早朝からもう起床モードで雑談が始まる。出船まで２時間も早くから起きてしまうことになったが、おそらくその話し声でおきてしまった仮眠中の方もいただろう。
住友金属の煙突をみると風は肌で感じるよりも強く吹いている。船も流れそうで期待できるぞ！
５：００ａｍころ船長もやってきて船の灯りがともった。さあ今日も頑張るぞ！

支度が整い、全員１９名が揃ったので出船は５：５０ａｍだった。ベタ凪の海上を全速力で走り６：１８ａｍにはエンジンがスローダウンしポイントに到着。ここから桶に水が張られて各自にイワシが配られ、釣りの開始の合図が出たのは６：３０ａｍだった。
ＧＯＪＩＮ、本日も船中１枚目を目指して即行でイワシを落とすが、このとき背掛けにした孫バリが外れた。まあ孫バリを遊ばせることもあるのでそのままとにかくエサの投入を急ぐ事を優先したのが失敗だった。
１投目から左舷のトモ付近で立て続けに２枚のヒラメが上がった。ミヨシよりでは音沙汰なし。しかしＧＯＪＩＮの竿先に結構明確にガツガツとアタリが現れた。アタっているアタっていると叫んでいるとちょっと竿先を引っ張ったがスッーっと抜けた感じ。イワシが付いていたらまだ食って来るけど外れていたらダメと再度ゆっくり誘ってみたがダメだった。すると左隣のミヨシ２番目の方が竿を立てると竿が曲がった。ＧＯＪＩＮの逃げられたヒラメがそっちにいったのか？！ＧＯＪＩＮも巻き上げてみるとイワシが抜けていた。エサを取られてしまうと回りに移る可能性は低いと言うけど、ああ悔しい！横着したからだ！しっかり孫バリを打ち直せば違った展開になったかも？まあこれが今日の気分が悪いスタートだった。
その後も左舷中心にポツリポツリ上げる。左舷トモ２番目の人はマトウダイも混じったいるけど３連荘で魚を上げた。右舷では舐められて感じのアタリはあるけど、ガツガツとは来ない。
ＧＯＪＩＮも８：３０ａｍころに連続でイワシを舐められた。歯形があったので分かったけど、アタリ的には「ゴツ」って一瞬だったので確かめようも攻めようもなく、すぐに離されたみたいでただイワシを上げるとイワシに薄い引っかきキズが残っている。潮が流れないので活性が低いようだ。
今日は書くことがあんまりない。それだけ盛り上がりがなかったワケだけど。
本日の唯一の一枚は１０：００ａｍだった。これもアタリは微かだった。船長がポイント移動で上げてと言うが、なんか違和感があってちょっとそのまま底を打つ。ラインが緩んだので竿先を先を下げてラインを巻き取りテンションを掛けたところでやっぱりちょっとコツコツ感じる。そこで竿を立てるとグイグイと竿を叩いて魚が乗った。小さいけどヒラメの感じ。でも安心できない他のしょうもない外道の可能性だってあるぞ？で海面でようやくヒラメを確認。恥ずかしいのでそのまま引き抜いた。ガッチリ孫バリを呑み込んでいてくれているけど、アタリは小さかった割には良く暴れるヤツだった。
続けて１０：２５ａｍにアタリ。本日最高のガツガツといいアタリが来た。その直前に大ドモさんがイナダを釣ったのでちょっとタナを高くしてムダだったので底を探っているときのアタリなのでイナダではなくてヒラメと思うけど、結構いいアタリをしてくれた。これも注目を浴びる中でのヒラメとの駆け引き。竿を絞ったところで竿を起こすと乗った！って思った瞬間に軽くなった。巻き上げてみるとイワシが抜けていた。ああこれは釣らないといけないアタリだったのに・・・。助手のかっちゃんに確認すると早くはないけどもう一度引き込みを待ってみるのも良かったかもとのこと。活性の低い時はヒラメの引き込みを十分に２度確認するくらいのタイミングがいいようだ、それにしてももったいない。
１０：５０ａｍにもガツガツと来てすぐにいなくなった。派手なアタリだったのにすぐに離された。なんでかな？尻尾の引っ張ったような噛みあとがあったけど、食わない。呑み込まない。
残念だけどＧＯＪＩＮの本日のアタリはこれで終了。
ここまで船中はキロにも満たないソゲの連発だった。カタが悪かった。しかし１１：００ａｍを過ぎたころに右舷の中央で１．５ｌｇほどが上がり、続いてその裏の左舷の女性が２ｋｇ強を上げる。サイズアップで期待したけど、アタリがなければ話しにならない。アタッてもこれだけバラしているようじゃ話にならない。
右隣の人が置き竿で竿が跳ねないようにと８０号のオモリを使っているのも原因なのかも知れないけど、本日はオマツリの連発。船長はオマツリを避けるために１５ｍほどの浅場のポイントを攻めたりしたけど、食いは良くならなかった。
後半、二人の先輩から「ＨＰに実名でオデコと書くな！」とお願いされたので、お二人の実名は控えましたが、今更はじまったワケでもない恥ずかしい釣果。隠しても仕方なにのに・・・。まあソゲだったけど、１枚釣るのと釣れないのとではこうまで気分が違うものなのでしょうか？ＧＯＪＩＮ本人は満足していませんが、こうもお二人が卑下なされているのを確認するとそのソゲ一枚の釣果がとっても貴重に感じてきます。
船長はちょっと長めに粘ってくれて、最後の流しで隣の方にしっかりしたアタリがありましたが、乗って来ませんでした。トリプルフック周辺の身がざっくり齧られていました。Ｙさんいもアタリがあったようで、大逆転でドキドキしたようですがすぐに吐き出され、１：１６ｐｍに終了となりました。
今季はトリプルフックを使わないようにしていますが、今日は使ったほうが良かったかも。少なくとも混雑している時は使わないほうがいいですが、今日みたいにＧＯＪＩＮ以外のほとんどが使用しているときはオマツリしてもそれだけが原因でもないので迷惑にはならないでしょう。
それと今日はオマツリがひどく、フィッシュシンカーだと余計に潮の影響を受けるので途中でやめたのも貧果の原因かな？って思います。
釣れたら釣れたで再び興奮を求めたくなるし、釣れなかったときはリベンジしたくなるし、ああ来週どうしよう？

ヒラメ　１枚　（３５ｃｍ）

ヒラメというにはおこがましいがとりあえず「ヒラメ」表現させていただきます。特別これが小さかったわけではなくて、このサイズが多かったです。最大は女性の方が２ｋｇ強を釣りましたが、大判ヒラメは出なかったです。
船中１９人で０−４枚の合計２２枚ほどでしたが、この成績は本日の鹿島の船の中では優秀な成績であったようです。
釣れ具合は左舷がちょっと不正確ですが、
右舷ミヨシから　１−２−１（ＧＯＪＩＮ）−１−２−１−０（Ｏさん）−０（Ｙさん）−２−１
左舷ミヨシから　０−１−０−２−１−０−２−４−１ってな感じでした。

竿　　 ：ダイワ　手持ちヒラメＶ　２９５
リール：ダイワ　ミリオネア　ＣＶ−Ｚ　２５０Ｊ
仕掛け：ハリス６号９０ｃｍ、幹糸８号７０ｃｍ、捨て糸４号３０ｃｍ
ハリ：親バリ・ヒラメ７号、孫バリ・チヌ６号
オモリ：６０号（カリスマシンカーホワイト）

うちのカミサンから見た釣行顛末記