２０１７年４月２９日
南房・江見吉浦港 渡辺丸
アカムツ釣行レポート
| 潮時： | ＜満潮＞ | 06:04 | ＜干潮＞ | 12:55 | 大潮 | （東京芝浦標準） |
| 天候： | 晴れ | ＜最高気温＞ | ２３．４℃ | ＜最低気温＞ | １０．２℃ | （東京） |
| 釣座： | 右舷大ドモ | ２０．１℃ | ９．３℃ | （勝浦） | ||
| 南南西の風 ベタナギ 和田浦沖 午前：２５０〜２７０ｍ→３３０ｍ | 前回もアカムツ釣り | |||||
| 水温： | −℃ | 潮速：流れない | 潮色： | 濁り潮 | ||
| 料金： | １０，０００円 | |||||
 |
 アカムツ 1匹 船中７人で、唯一のアカムツをＧＥＴ。 |
 それにしてもアカムツが釣れない。１３日の平日釣行も５人でカタ見ず。２２日の午前も５人でカタ見ず。午後の偵察便乗も５人でカタ見す。それどころか出船しているはずなのにＨＰの更新がない。近隣の僚船もＨＰを更新していない。アカムツはどうなってしまったのか？ でも今回の予約は早くから済ませていた。おまけに午後からは初めてのベニアコウ狙いの予約も入れてたが、こっちは船長のダブルブッキングでお流れとなってしまった。 お天気もよさそう。でも乗り気がしない。釣れていないから。でも爆釣開始がいつかがわからないから行ってみる。 釣れないだけでなく、ギンメやユメカサゴは結構喰って来るのでハリスがヨレて仕掛けのロスも多い。仕掛けは４組ほど追加しておいたが、それ以前に作った仕掛けもたんまりあるので心配はない。 ９時過ぎに出発し２時間で港に到着。星はきれいで流れ星が１つ見えた。風もないが、湾口の波の音が大きい。 車中仮眠も寒くはない。うとうとと眠るに落ちた。 |
 ４時過ぎに支度を始める。すると船長も到着。やっぱり状況はよくないようだ。釣れていないようで、船長も「いやぁ参った。こんなこと今までないよ。どこに行ってしまったのか？深いところに落ちてしまったかも知れないけど、ちょっと潮が流れるとオマツリでどうしようも無くなるし。上潮は上がって来たけど、底潮は冷たいままだよ」と自信なさげだった。  右舷に４人、左舷に３人の７人で、５：０５ａｍに出船。４０分ほどでポイントに着く。 朝のうちは浅場でも釣れるだろうと２４０ｍほどで開始するが、釣れない。サバもない。潮も流れていない。海面が湖のような感じだ。 ポイントを２５０ｍほどに移動するがダメ。ギンメダイとユメカサゴがプルプルと当たってくる。仕掛けはハリ数３本。しばらく待ってみても大きなプルプルは来ても力強いアタリはない。 おまけに隣の人とのオマツリを頻発。仕掛け同士が絡むのではなく、ＰＥに仕掛けを絡めてしまう。  力強いアタリがあってもそれはサメ。サメも暴れるとオモリの捨て糸を切ってしまう。厄介だ。 時間は過ぎる。遠くの僚船も活気はない。２７０ｍほどのポイントで３隻が固まったのでチャンスポイントなのかと思ったが喰ってこない。 ９時半過ぎに「ここじゃアカムツは居ないみたいです。ちょっと深場を狙ってみましょう」と３３０ｍほどの水深のポイントに移動した。 残り１時間ちょっと。時間は無くなっている。 着底するまでの時間もかかる。着底してまたプルプルとアタリがあった。ちょっと待つと今までにないいい感じのアタリがあった。これは期待できる。しかし、追い喰いを待っていてもアタリが出なくなる。重量は残っているので掛かっているが、喰った後におとなしくなってしまったようだ。 巻上開始。でも暴れない。暴れても重量感がない。黙れた！またオキギス。こいつの底でのアタリは紛らわしい。他のお客さんも手持ちで巻き上げて本命を期待するが、やっぱりオキギス。うーんアカムツが釣れない。 サバが掛かってまたオマツリで仕掛けをカット。残り時間も少ないし、中古の仕掛けを使って釣りを続ける。こっちは２本バリ。チモトの工夫はあるが、フラッシャ巻きではない。 底で何かが当たったようで重くなった。ハリ数が少ないので回収。高速で巻き上げた。高速で巻き上げても３００ｍを超えると３分は掛かる。時間がないので持ったない。  するとどうだろう、残り１８０ｍほどでガツンと竿先が曲がった。おや？ユメカサゴの強さじゃない。何だ？いやデカイユメカサゴか？ちょっとスピードを落としたが。。。するとまた残り１２０ｍでガツン！これはもしかしたら。。。いやそんなにうまくはいかないよ。そう思いつつもさらに巻き上げスピードを落とす。 ６０ｍでも暴れたがガタガタとした暴れ方ではない。３０ｍで暴れない。やっぱりダメか？ここで叩いてくれたらアカムツかも思いながらも２０ｍでも叩かなかった。でも１５ｍを切って力強くはないがガタガタと竿先が揺れる。海面にタコベイトが見えて仕掛けを手繰る。ふむ？おお？えー？やったか？うぉう！本命・本命アカムツだ！ すぐに隣方がタモをアシストしてくれた。やったぁ！残り１時間を切って本命をＧＥＴした。４月初めてのアカムツだ。しかもハリは口の外に掛かっている。スレのようなまぐれの１匹だった。 同じころ、フクマルさんもいい感じだと言う。本命が釣れたので期待できる。しかし、隣の人とオマツリしたその仕掛けにはデカいユメカサゴが付いているだけだった。 船長はさっきの本命ＧＥＴを知らなかったようで、釣れたことに驚く。そして残り２０分、もう一度さっきのラインを流しなおすという。 チャンスは１・２投だ。 最後は外道に終わって、仕掛けを付け替えていると１１時のタイムアップ。しかしフクマルさんが「いい感じ」と言う。不安なさそうに本命を期待しているので本命の可能性も高い。片づけを簡単に済ませ、タモのアシストに駆け付ける。船長も期待しながらフクマルさんのロッドに注目。でもアタリはブルブルになってしまった。違うか？と思ったときにガタガタと暴れた。うむ？本命か？しかし手繰ったハリスの先にはオキギスとギンメダイが掛かっていただけだ。残念。
下船後、船長はアカムツが居る水深が分かっただけでも収穫と言っていた。ただ、潮が流れると２５０号でもオマツリ必至なので、探りづらいとのこと。 ゴールデンウィーク中は１０号船はお休みらしく、その後に期待だ！ |
 |
 |
