2000年9月16日 城ヶ島
一休丸・ワラサ＆カツオ釣行記
 順調にスタートした2000年のワラサ。でもここんところ食い渋っている？またダメだった！ |
潮時：＜満潮＞６：０５ ＜干潮＞１２：２４ 中潮 （東京芝浦標準）
天候：晴れ後曇り一時雨 ＜最高気温＞２９．１度 ＜最低気温＞２６．１度 （東京） 南東の風、凪
料金：８０００円 （仕立の一人あたり料金）
今年は早くから始まったワラサ。前回8月29日のピジョン釣りクラブでの釣行は3時間のワラサ狙いで不発。それでも船団の他船で3本撮りこむシーンが見られた。今回はちょっと食いが渋って来たようだが、城ヶ島の一休丸からワラサを朝のうち狙って、その後カツオ＆メジを狙う釣行となった。企画は「関東沖釣り情報掲示板」で知り合ったミサキ社のＮＯＢＵさん。事前の情報では、４〜５ｋｇのカツオが食い出したとか・・・。ワラサにカツオのたたき、メジマグロの刺身と夕飯のおかずは完璧だ！と期待が持てる。
さて今回からは長らくお世話になった「アスコット」から新しいお供「アコードワゴン」がＧＯＪＩＮの釣りの強力な味方になってくれる。後方座席を倒せば足を伸ばしてゆっくり寝れるスペースが確保できる。おまけに加速も最高で走りが良い。今回は１０：００ＰＭ前に松戸を出発。途中横浜ベイブリッジを過ぎたあたりで横横道方面へ行く道を間違え、高速を降りてしまうという失態を犯しながらも、港南台で再び横横道に上がれて何とか１２：００ＰＭ前には目的地に着いた。城ヶ島へは有料橋を渡る必要があるが、夜遅くだったためかフリーパス。150円助かった。そして一休釣具店前の県営駐車場で仮眠。４：００ＡＭまでぐっすり眠れた。
当日、４：１５ＡＭ頃に単車に大きなクラーボックスを載せて、竿ケースを担ぐ独特のスタイルではとやのオヤジさんが現れる。その姿を見間違えるはずもなく、さて集合の始まり。その後ＮＯＢＵさん他メンバーの方も集まって、港前に集まった。
予定では５：００ＡＭ過ぎに港を出向し、剣崎沖で待機。５：３０ＡＭの協定時間と同時にビシを投入し、朝一番のワラサを頂こうという計画だったが、出船が遅れて５：２５ＡＭとなって、1投目には間に合わない。何でも別船の方たちが「ワラサにすべきか、イナダにすべきか」迷っていたので出船が遅れたようだ。意思決定は早くして欲しいものだ。我々が剣崎沖に着いたのは５：４０ＡＭ頃。その頃には大きなワラサ船団が既に形成されていた。
船団に割りこんで第1投の始まり。しかし潮がカッ飛ぶ。水深より８ｍも多く糸が出されて着底。底立ちを取り直しながら、ハリス+クッション+２ｍの９ｍを上げた棚でアタリを待つが・・・。大船団も静まり返っている。最近の釣況では朝一番にワラサが食ってその後食い渋るパターンが続いているのでちょっとおかしい？船長曰く「この潮じゃ食わないなぁ？ちょっと潮が緩まないと・・・」。ＧＯＪＩＮもカミサンが用意してくれたイカタンのオキアミサンドやオキアミの抱き合わせなどで投入を頻繁に繰り返すが、オキアミだけだとエサ取りが多くてエサ持ちが悪い。そうこうしているうちに向かいの船でタモが出されてやり取りが始まった。ワラサが食い出したか？と思ったが上がったのはイナダ。その時６：００ＡＭだった。でもこれでワラサやイナダでも食い出すか？と思ったがダメ。食いは上向かない。そんな中、ＧＯＪＩＮにワラサとは全然違う弱いアタリが竿先に出た。軽く合わせてリールを巻出すと確かに魚の引きがある。小型のタイ？その割には引きが単調だ。サバ？ここに居るの？と上がってきたのはなんとただのサバフグ。お呼びじゃない！おまけにチモトのハリスが切られかけで、ハリを結びなおす。
７：００ＡＭ頃、潮の流れがよどみ出した。この一時間がチャンスだし、この一時間が今日の結果を左右させるとのこと。必死にコマセを巻いて誘いを入れるが・・・。でも、７：３０ＡＭ、いきなり船長が食った！と叫ぶ。「どこの船？どこ、どこ」と探すと隣の右舷大艫ではとやのオヤジがファイティングポーズを取っている。ＧＯＪＩＮもコマセを詰めて投入するが・・・、「すんません！根がかりでした。お騒がせしました」との一言で緊張感がプッツン。周りの船でも３人がかりでアシスタントしてワラサと格闘しているようなシーンもあったがこちらも根がかり。他船では「お客さん、それ根がかりですよ」とのアナウンスも聞こえてくる。ざわついたのは全部根掛りでワラサはいない？その後８：４０ＡＭ頃まで粘るが、船中８人ノーヒットで、カツオのポイントへと移動を決定した。
移動すること１時間４０分。城ヶ島沖からぐるーっと江ノ島沖までナブラを探して大移動。時間は１０：２０ＡＭほどになってしまっている。この間タックルを交換。昨年の春に買った初めてのワンピースロッド「ペン スーパーボートロッド12ｌｂ/20ｌｂ」を使うこととするする仕掛けは１２号ハリス３ｍに交換。ＮＯＢＵさんは１０ｋｇのキハダを狙って２４号ハリスにしたとか・・・。その大移動の時間に、艫から飛行機をつけてカツオとシイラを狙う人がいたが、船の速度が速かったため一度のアタリをバしてしまう。きっとシイラだろうとのこと。そしてようやく江ノ島沖に船団を発見。船首から散水しながらカツオを一本釣りで釣っている。舳先にはプロが３人ほど乗りこみイワシを撒きながら２〜３ｋｇのカツオを引き抜いている。でも胴の間は左右ともサッパリでカウオが釣れていない。イワシに狂う船首プロのみにカツオが釣れ続いている。ＧＯＪＩＮたちもその船の真横に船をつけて海面から１５ｍをゆっくり誘うが・・・。さっぱりアタリなし。誰にも釣れない。イワシに浮いているカツオにはコマセは効かない。それでもそんなイワシ撒きのカツオ船でもシイラしか上がらなくなったけど、こっちに回ってくることもない。１０分ほどここでカツオを狙ったが音無し。
それから城ヶ島へ戻るカタチで４０分船を走らせた。その間も艫でひっぱり釣りをしていたら、今度は小型のシイラが３匹釣れた。でも誰も持ちかえる人はなくリリース。カツオでも釣れれば別だが、小シイラじゃ・・・。残念。それから長井沖ででもカツオを狙うがサッパリ。向かいの僚船もサッパリ。朝からカツオを狙っているとのことだが船中１匹だけの貧果とか・・・。ＧＯＪＩＮたちは帰りの時間を気にしてこれでおしまいかと思ったが船長は必死に反応を求めて船を回してくれる。それでも反応なし。
結局帰りに、城ヶ島の出口でイナダとタイを狙ってくれたが、３０分ほどで釣れたのはサバばかり。ウリンボや小アジも釣った人もいたようだが結局持ちかえるほどの価値ある魚は釣れなくて、船中８人、大型クーラーを空っぽのまま1：１０ＰＭ納竿となった。
ＧＯＪＩＮは未だ海攻ワラサリミテッドでワラサを釣ることもなく、大型トランク大将に見合った魚を収めることなくさびしい一日だった。
まあ今回はアコードワゴンの慣らし運転釣行とあきらめよう！次週は初島沖へ３度目のワラサ狙い！これで最後にするか、それと今年はしつこくワラサを追いつづけるか？始まったヤリイカに変えちゃうか？迷う３６歳である。
でも来週はワラサ３本釣ってはとやのオヤジクール宅急便の約束しちゃった？
最後のなりますが、今回の釣行を企画してくださり仕掛けなどいろいろ用意してくださったＮＯＢＵさんありがとうございました。またリベンジの機会もお願いします。
本日の釣果
本命不発！アタリなし（船中０回）
サバ ６匹（３０ｃｍほど）
本日の釣果は、大船団で二本という情報がある。
仕掛け・タックル
＜ワラサ狙い＞
竿：シマノ 海攻ワラサリミテッド８０−３００
リール：シマノ 電動丸３０００ＸＨ
仕掛け：ハリス８号６ｍ、ヒラマサハリ１２号
クッションゴム：３ｍｍ×１ｍ
＜カツオ狙い＞
竿：ＰＥＮＮ ボートロッド１２ｌｂ／２０ｌｂ
リール：シマノ 電動丸３０００ＸＨ
仕掛け：ハリス１２号、ヒラマサハリ12号
クッションゴム：３．５ｍｍ×５０ｃｍ
