２０１5年１月２４日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

ヤリイカ爆乗り。乗り乗り。連日トップ束越え。

ヤリイカ　６４杯 スルメイカ　３杯 ＨＰではトップ１０５杯で束越え。休日の満船でオマツリ多く実釣時間が短いはずなのに束越え。確かに多点掛けで数を伸ばしていた。

先週はせっかく港まで出かけたのに、仮眠している間に車が揺れるほどの大風で出船中止。潮も満ちてきて、波しぶきが防波堤にもザブンザブン。金曜のうちに船宿に確認したら「無理なくてもいいよ」と言ってくれたかもしれない。でもオニカサゴが釣りたかったしリレーのヤリイカも魅力的で決断しづらかったに違いない。 で、今週もそのオニカサゴのリレーを狙ったけどなんか波が残りそうでなかなか予約ができなかった。そして波が収まりそうな予報を確認し、木曜日の朝に電話したが満船で乗れなかった。ヤリイカなら大丈夫とのことで、予約を入れる。フクちゃんはイカは来ないので、Ｆさん分との２名。予約をしてからフクちゃんから「今週はパス」との連絡があったので、オニカサゴの予約が取れていたら、１名キャンセルだった。まあキャンセルは自分でしてもらうけど。 ヤリイカの釣況が抜群なので気分も上がり、７本と５本の仕掛けをつなげて１２本仕様のヤリイカ仕掛けを３組作った。釣座がよければこれを使って多点掛けを狙う。 さて、金曜の出発前にも釣果を確認するとトップが束越えどころか、９人中３人が即越えとか？確かにお客さんも少ないのでチャンスロスもないのだろうけどヤリイカの釣況は安定している。 せっかく早めに帰宅したのになかなか出かけられない。サッカーのアジアカップの日本代表戦に見入ってしまった。そんなわけで出発は９時過ぎ。港へ着くとダッシュで釣座表へ向かうが、既にヤリイカ船は２隻とも四隅は埋まっていた。トモは２番目も埋まっている。そこで、第一萬栄丸のミヨシの２･３番目を確保した。 風は残っているけど、明日には止む予報。湾内の波も穏やかだった。

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５時前に目覚めて、５時過ぎに支度を始める。空気が冷たい。しっかりと厚着をするとそんなに寒くはないけど、まだまだ１月で一番寒い時期だ。 出船は６：０６ａｍ。片舷１０名でオマツリは避けられないだろう。 まずはスルメイカから狙うとのことで、１８ｃｍ・１２本の直結を用意。タックルは「シマノ　ビーストマスター３０００」と「ダイワ　リーディングイカ直結」。ビーストマスターならスルメの多点掛けも楽々だろう。 ポイントまでは４０分ほど。キャビンで休む。その間に外も明るくなっていた。ポイントでは僚船はすでに操業中。まずはスルメを開いて船上干し。肝はヤリイカで塩辛。そんな期待の１投目だったが、空振り。掛けた人もいるけど多点掛けは少ない。 ２投目でイカが掛かったけど大した数は乗っていない。結果はたったの１杯。サバが少ないのでブランコの人もいたようで、そちらは確実にスルメを掛けていた。 今日は、スルメの活性が高くない。２００ｍほどの水深で反応の幅は底から２・３０ｍほどで狭い。だからか数を取る人がいない。船長も早めに見切りをつけて８時前にヤリイカに変更の決断をした。 ヤリイカもポイントは近くて、ゆっくり１５分ほど走っただけ。 ヤリイカの出だしはバラバラ。多点掛けを成功させた人もいれば、こっちは追い乗りを狙ったのに２杯だけ。しかししばらくして、追い乗りの爆釣モードに入る。 ひと流し何回も投入ができる状況で、着底すると最初の誘いで竿先がグイグイとやってくる。そこでしばらくウネリに任せて追い乗りを待つと重みが増す。乗ってくるヤリイカがチビが多いときは多点掛けも面白くないが、ちょっとカタがよくなるとグイグイと気持ちい。 釣ったヤリイカの数もわからない状態で、７点掛けが２連続。最高９点掛けがあった。隣のミヨシの方は軟調ロッドで多点掛けを連発させて１２時半ころに束越えを達成させた。 １時前の最後の投入は、１回だけで上げた人は片付ける指示があったので、底付近で上げ下げして多点掛けを狙ったが、あまり数が増えないうちに周りの片付け状況を気にして巻き上げ開始。ちょっと早めのスピードで巻き上げていると残り９０ｍほどでイカが身切れした感覚。結局１杯だけだった。 オマツリが多くて手間取ったことも数を伸ばせない原因。多点掛けも１２本ヅノの割には付いている数が少なかった。でも、釣果は６７杯で大満足。しばらくイカは不要なくらいのストックができた。 萬栄丸では、ひとり２パックまで生きイカパックを作ってくれる。１パック１００円だが、イカを生きたまま持ち帰れるのでありがたいサービスだ。 さて、昨年は不振だったヤリイカは今季は良さそう。春になればパラソル級も増えて期待できるだろう。でもなぜかこの時期としてはイカが薄く感じた。今後もヤリイカの様子に目が離せない。

ヤリイカタックル