２０１９年３月９日
茨城・鹿島港　不動丸
ヤリイカ釣行レポート

ヤリイカ不釣。それでも安定しているのが鹿嶋沖と考えたが。。。

ヤリイカ　２０杯

何しようか？今年はここまでアカムツばっかり追いかけてきた。ヤリイカを狙おうとしても、アカムツで悔しい思いをすることが多くなったのでヤリイカに行けない。 去年は南房で連日束釣りだったが、今年はそれをすっ飛ばして外房や鹿島で爆釣が始まった。 会社の友達の娘ちゃんからバレンタインのチョコをいただいてお返しが大変？でも娘ちゃんはイカが大好物らしく、ヤリイカのリクエスト。アカムツじゃダメなようです。 やっぱり確実にお土産確保しておくのはこの日しかないでしょうと、２年ぶりに鹿島の不動丸に予約を入れた。 当日はやっぱり職場からの直行。７時過ぎに港に着く。船には２年前に立っていた予約棒がなくなっている。港はガラガラなんで先着順で席が取れるのだろうと期待したが、マグネットボードでの座席確保に変わっていた。港は他の車がほとんどないのになんと先客が非常に多くて満船状態。片舷２０人以上のマグネットが早くもほとんどなくなっている。しかも３隻とも。なんとも不思議な現象で、ちょっと釣りづらいが１０１号船の右の出っ張りに席を確保した。

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前日まではシケでお休み。さて釣果はどうなるか？４時前には港は車でいっぱいになった。 システムがわからないが、みんな自分でクーラーに氷を入れている。船で配られないようだ。適当に氷を入れて。支度を始めた。４時に受付が始まって支払いを済ませる。 船に乗り込むと出っ張りには片舷３人が乗り込む。それでも船全体を見渡すとマグネットの数よりは少ない片舷１５人ほどか？それでも超満船だ。 投入機を借りて持参したものと合わせて１２本対応を準備。しかし、過去の記憶では多点掛けは少ないし、ポイントが浅場なので反応層がそんなに広くないはず。ツノ数は８本を準備した。 出船は５：１６ａｍ。まだまだ暗いが遠くの空は明るくなりかけている。花粉を少しでも防ごうとサングラスをする。ポイントまでは１時間ほど。既に船団が出来ているが、イカがズラズラと連なって上がってくる様子は見えない。 水深は８０ｍ弱で開始。なんとラインがトップガイドを通っていない。 １投目は不発。船中何杯かは上がったが、反応が濃いのに乗りが悪いとのこと。不動丸の船長は、お客さんをその気にさせるのが上手い！逐一海の状態をアナウンスするだけでなく、そこで竿が曲がったとか、どこで何杯掛けがあったとかを言ってやる気にさせてくれる。 イカのやる気が弱いようだが、シケ後としてはしっかり反応が残っているので、後半にスイッチが入れば期待できると。 多点掛けはないがポツリポツリと大型のヤリイカが上がる。 今日はヤリイカ専用竿を使ったが、浅場でダイレクトに大型のヤリイカの引きが伝わってくる。以前船長から「硬めの竿より軟調竿の方がバラシが少なくてお勧めです」と言われた。これだけ乗りがダイレクトに伝わるなら確かに繊細な穂先のヤリイカ竿は必要ない。 ８時過ぎまでに最大３点掛けがあって１５杯。束釣りは無理としても４・５０杯は楽勝ペース。イカがデカいので十分な釣果だ。 しかし、船全体としては釣果が伸びていないようで、船団でのイカのスレも懸念されるので、船長は船団から離れて新しい反応を探すことを決断。北目のポイントへ新しい反応を探しながら移動した。 この間、ロッドを７対３調子の極鋭中深場Mに交換。 なかなかイカの反応が見当たらない。１時間ほどのクルージング状態。元のポイントにいたなら５杯は追加できたんじゃないの？ 船団に戻るが確かに乗りが悪くなっている。空振りが続くし、即回収移動の東京湾スタイルになった。 １０時頃にやる気のある反応にアタル。隣の方は５点掛け、４点掛け。しかしこっちには乗ってこない。潮が悪くなっていて、オマツリも増える。船長の言う水深より１０ｍほどラインは出ている。落としなおした方がよいと３０ｍ巻き上げて落としなおすが乗ってこない。 回収して、再投入。船長は右舷だけ１５０号オモリに変えるように指示が出た。 ようやくイカが乗ってくるが単発。隣の方の多点掛けでは、ズラズラと上がって来るイカの周りに、それを追いかけて上がってくるイカが見えるほど活性が上がっているのに。。。 この流しは流しっぱなしで反応が濃くなったり、薄くなってきてまた反応が出たりと。。。 しかし乗りが悪くなってまた反応探し。 １１：３０amころ「このまま乗りが消えるまで流して終わりになります」と最後流しであることが分かった。 しかし釣釣できず２０杯で１１：５８ａｍ終了。２０杯は船中ではマシなほうかも？イカがデカいのでお土産にはなったが、鹿島のデカヤリの最盛期にしてはちょっと不満の残る釣果だった。 出船が３０分早かったら、釣果が倍になっていてもおかしくなかったかも？ 帰宅後、生き生きパックのヤリイカを捌いて透き通ったヤリイカを食す。メチャ甘くて最高にうまい！ さて次回はアカムツか？ヤリイカか悩むところだ。