２０１８年１２月１５日
内房・勝山港　萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

ヤリイカ開幕。終盤の乗り乗りタイムで仕掛けをゴチャゴチャにして数が伸びなかった

	ヤリイカ　26杯

前回のアカムツは唯一のオデコ。顔おみたけど、カタが見れなかった。人魚に体を喰われてしまった頭だけのアカムツを釣ったのみ。 今週は南房は定休日。仁徳丸も出船予定なし。 幸丸は出船予定になっていたが、先週の釣果が芳しくなく悩む。 久しぶりにヤリイカの状況も確かめたいし、何にしようかと考えていて予約が遅れるが、外房はちょっとウネリがありそうなので内房のヤリイカに決定。木曜日に予約の電話を入れた。爆乗り時にはこんな直前じゃ予約は取れないけど、まだまだ走りのヤリイカ。お客さんは集まらないようだ。 ９時前に出発。２時間かからずに港に着く。ふたご座流星群でも眺めようかと思っていたが、空は曇り空。しかも滅茶苦茶冷えている。空気が冷たく、風も強い。 ヤリイカ船は４隅が埋まっていた。でも混めば２艘だしとか？ヤリイカの看板が掛かっていない１号船、右舷の大ドモのキャップが取られていたけど、ヤリイカ船で出るのだろうか？ とりあえず１８号船の右舷２番目をＧＥＴ。大ドモさんが後ろに投げてくれればこの釣座でも問題ない。 防寒対策はばっしり。発熱下着２枚に電熱ベスト。そして発熱トレーナーに、発熱ダウンでそれほどの寒さを感じず仮眠ができた。

---

５時頃に港が騒がしくなって支度を始める。受付を済ませると「１号船も出ますよ」とのことで、左舷の大ドモをいただいた。今日は風も強いので出船を少し遅らせるとのこと。しかしそのまま支度を始めて、キャビンに寝っ転がった。 出船は６：１９ａｍ。２０分ほど出船を遅らせたこととなる。右舷の大ドモさんは端物狙いもするらしい。タックルを持ちこもうかと思ったが、ヤリイカも数が期待できないので今回は端物は見送ってヤリイカに専念する。 ５０分ほど走ってポイント到着。周りを見たらなんと左舷は４人だけのゆったり釣行だ。 水深は１７０ｍとのことだが、潮が速くて底を取れない。一応ラインの出が緩くなるので底らしきはわかるが、トンした糸ふけが出ないし、底を取り直すとラインが出てしまう。 二流しほどして、イカも乗らないし２０分ほど移動した。 潮はさっきよりマシだが、反応も薄いようでイカが乗らない。投入しても乗ってこないので即移動。そして８時半ころ「時間になったので白浜沖に移動します」と本命場所の白浜沖への移動が告げられた。 そこではヤリイカの活性が高かった。 着底すると即乗り。竿先をクイクイさせる。これは期待できる。たまにサバが回って来て仕掛けを飲み込むが、サバはすぐに消える。サバを嫌って直結に変える人も居るが、直結に変えるほどのうるささでもないし、そのまま１２本バリで続ける。 ９時半までの３０分ほどで５点掛けもあって１２杯になった。 これだけ乗りがよくて体を動かすと極寒シーズンの服装が邪魔になる。暑くなってダウンを脱いだ。そう、お日様が差せば外気温が１０度ほどでも暖かい。 しかし体を動かすような乗りの良さや、多点掛けしたのは最初だけ、後はタマポツで乗っても追い乗りしてこなかった。 １１時になってもまだ１７杯で、目標の２０杯に届かない。ミヨシ寄りの直結名人は既に２０杯ちょっとを釣ったとか。。。 右舷の端物狙いの方も、１時間半ほどでエサを確保したので端物に切り替えていて、５ｋｇほどのマダイを釣り上げた。面白そうだった。その後は、エサは齧られても喰い込まず２匹目のマダイやブリは上がらなかったが、アタリが出るだけでも面白そうだった。 １２時頃、南房の船が帰って行って２００ｍほどの水深で乗り乗りタイムがやって来た。 しかしここでチョンボ。風に吹かれて投げた仕掛けが絡まってしまった。オマツリを解いていたが、投入した人は２回目の巻き上げを行っている。焦る。この流しはいい流しだ。焦ればオマツリは解けない。仕掛けを交換して何とか間に合ったが、１回でけで移動にここで数を伸ばせなかったのが響いた。 後半はヤリイカのカタも小さくなって寂しくなって来た。追い乗りを待っても乗ってこないし、小さのでその乗りもわからなくなる。 なんとかポツポツと数を増やしたが、焦った後半に仕掛けをまた２組もダメにして今回は３組も使ったこととなる。 １時前に「これが最後の流しです」と言われて２点掛け。再投入したが、仕掛けが落ちるまでに終了のブザーが鳴って２６杯で終了。トップ３５杯で、遠く及ば蚊なった。 それでもまだまだ小型中心だが数はまとまりそうなので今シーズンも爆乗り週間が長く続きそうな予感。 それまでに仕掛けを準備しておこう！

ヤリイカタックル