2018年3月15日
内房・勝山港 萬栄丸
ヤリイカ釣行レポート

  

やっと萬栄丸に乗れたのに。。。束越えはどこへ行ってしまったのか?
潮時: <満潮> 04:34 <干潮> 10:13 中潮 (東京芝浦標準)
天候: 晴れ <最高気温> 22.1℃ <最低気温> 9.0℃ (東京)
釣座: 右舷ミヨシ 20.2 14.1℃ (館山)
南西の微風 ナギ 航程55分の洲ノ崎沖  200mほど
50分移動白浜沖  水深180mほどの底から20mほど
前回もヤリイカ釣り
水温: 15.0℃ 潮流:洲ノ崎沖は、ぶっ飛ぶ。 潮色: 澄み潮
料金: 9,000円。

本日の釣果
ヤリイカ 36杯
マアジ 1匹
20杯は大阪へ発送済
           

釣行前のお話

先週のアカムツはシケで早めにキャンセル。せっかくの両福神のそろい踏みだったのに残念。でもキャンセルは正解。無理して港へ集まった人はそこで解散だったらしい。お気の毒に。。。

そして今回はヤリイカ。平日なので予約は取れたが、萬栄丸は人気でいつも満船。今回も日曜日に予約を入れたので間に合ったが火曜日には既に満船だった。
しかし釣果が。。。まあ十分に釣れているんだが、束越が止まってしまった。南房の船も苦戦している。

お天気は良くて、暑いくらいの気温が予測されている。
そこで、思い切って半袖で釣行。もちろん上には長袖を着ているが暑くなれば脱げばいい。でも朝は寒そうでなかなか体温調整が難しい。

早目に出て港には10時半ころ到着。それでもトモは取れなかった。2番目の左舷のひとつが空いていたが、3号船の右のミヨシに席を取った。風は吹きそうで、12時前には強くなりそう。ウネリが大きくなればミヨシではバレがあるかも?投入も、ツノ数が多いと風に仕掛けが煽られて隣の人のロッドに絡んでしまうかも?うーんちょっと今回も束越は難しそうだ。

釣行レポート

5時前に支度を始める。萬栄丸の受付は長蛇の列。支払いを済ませてタックルをセットする。今回はシマノで臨む。リールはビーストマスターで、ロッドはバイオインパクトヤリイカ。これはトップを折ってしまって補修したもの。大型の乗りなら十分だ。繊細な穂先なんていらない。これ以外に同じロッドを2本持っている。もう一本はトップ2つ目まで折れた初代。今回使うのが2本目で、まだ使っていない新品が1本あるが、大事にしたいので怖くて使えない。

シーボーグIKATUNEは糸送り機構はあるが、落下は遅い。フォースマスターやビーストマスターにいつも遅れてしまう。そこで今回はビーストマスターにしたのだが、クラッチはやっぱり親指で操作できるシーボーグが使いやすい。

仕掛けは、ダイワMDスッテミラーを中心にした12本仕掛け。乗りがよくないので12本は不要かもしれないが、まずはこれでやってみる。

出船は6:05am。ポイントまでは40分ほどとのことだったが50分掛かった。風は思ったほどない。

洲ノ崎南沖は潮がぶっ飛ぶ。1投目は不発。2投目で着乗りした。追い乗りを待つが潮が速いので待ちすぎるとオマツリの心配もある。隣の方が巻き上げ途中に「オマツリです」と言うが、ロッドはイカの乗りを伝えている。隣の方はその隣の方とのオマツリで、2投目は2点掛けでなんとかヤリイカの顔を見た。サイズもまずまずで肉厚。今日はいいのかも思ったが。。。

洲ノ崎沖では5匹ほど釣ったが、周りはまだまだオデコの人が多い。潮も早くオマツリ続出。200mほどの水深がすぐに浅場に動いてしまう。

そこで少々早いが8時過ぎに白浜沖への移動が告げられた。ポイントまでも時間がかかって到着は9時頃。前回の大船団はなく、ポツポツと船が並んでいる。並んでいるので大流しかなと思ったが。。。

白浜沖でも反応を探しての単発釣りになる。しかし、そこでもひとり多点掛けで6点掛け、5点掛けで数が伸びる。船中でもオデコが少しずつ減っていくが大釣りにはならない。

オマツリしながらも最大9点掛けで20杯は超えた。でも束なんて夢の世界だ。

旋回時間も長く仕掛けをぶっ込めない。しかも11時頃からは風も強くなりだして、波が出始める。このままでは早上がりなのか?この状態が続いて時間までできるのか?

乗りも渋くなり、ぶっこんでも多点掛けが少なくなる。結構反応は浮いているようで落とし込みで乗せるが数が付かない。しかもバレてしまう。
ヤリイカ
11時半過ぎに、隣で釣っていた第一萬栄丸が「この流しで上がります」と言う。すると我々の第三萬栄丸も、魚探を上げて片づけに入った。
投入すると「この流しで上がります。湾内も17mの風が吹き始めています」と言うではないか?
最後に乗りがあった。上げるとお仕舞いなので多点掛けを目指す。重量感はあるが、潮の影響なのか?巻き上げていても波で船が持ち上がると緩めのドラグが滑る。
最後なのでビデオ撮影と思ってセットしたのが悪かった。ロッドを手にすると軽くなっているし、イカの抵抗がない。仕掛けを手繰ると1杯だけ。もっと掛かっていたと思うのだが。。。
12時前に終了。36杯で竿頭。レベルは低いが、僚船は20杯ほどでトップなので良い時の多点掛けが釣果を伸ばした感じだ。

萬栄丸でも竿頭シールが出来たと聞いていたがいただけない。聞くと「あります。あまり欲しがる人が居ないんで」と言いうが、言ってくれれば欲しい。そこで初めて萬栄丸の竿頭シールをいただいた。

一時の束越はちょっと厳しくなった感じだが、楽しめるという意味ではまだまだヤリイカは居る。乗り気になったら数も取れると思う。しかも浅場に移動したら手返しもよくなるので数も伸びやすい。
それから外房や鹿島沖へ移動するのでゴールデンウィークころまで楽しめそうだ。竿頭シールのコレクションを増やそう!

本日の仕掛け・タックル ヤリイカタックル

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